〜'04.03.31までのSilly Talk |
Macintosh
F1は既に2戦が終了し、例年ならそろそろWGPも鈴鹿で開幕…って時期ですが、今年は残念ながらカレンダーから外れてしまい、合同テストもスペインのカタルーニャで行われています。ネットがなかった時代にはリアルタイムで現地の状況なんて感じる事が出来ませんでしたが、MotoGPの公式サイトが充実した事により、「世界は小さくなったなぁ…」なんて実感したものです。…去年までは。(泣 シーズンオフも明け、久しぶりにMotoGP公式サイトをブックマークからクリックすると…
ライブタイミングに至ってはログイン画面すら出ないし。(号泣) 確かにこのRIde on GSX-R! に於ける Windows と Macintoshのユーザー比率は13:1程度なので、切り捨てられても仕方がないんだけど、それでもLinux系と比べると15倍程度のシェアはあるんだけどなぁ…
嘆き:
お願いですからMacでも動作確認をして下さい>各種公式サイトのWebMaster各位
追記:
Netscape7.02で閲覧する事が出来ました。同じようにお困りのMacユーザーさんはご参考にどうぞ。
個人情報
Yahoo! BBから大量(450万人分!)の顧客データが流出したのに引き続き、今度はアッカ・ネットワークスさんからも顧客情報が流出したそうです。
このホームページは独自ドメインで運営していますので、その気になれば私の個人情報なんて簡単に調べられてしまうのですが、それは私自身が「この程度の個人情報公開なら是」っと判断した結果ですので、このところ続いている「流出」とはかなり趣が異なります。っというか、どうして流出された人たちがもっと怒らないのか不思議でなりません。
実は先日のDM作業の時に、猪名川サーキットライディングスクールの申し込み書の取り扱い(個人情報の保護についての一文を入れるべきか否か)についてNイントラと少し話したのですが、実は現状でもこの程度(?)のデータでさえ、私が扱えるのは当日の自分の班に割り当てられた人数分だけですし、スクール当日が終われば一切アクセス出来る状況にはありません。「あぁ、今日のあの娘は可愛かったなぁ…」なぁんて部屋に戻ってから思い返しても携帯のメールアドレスすら後からノーチェックで調べるのはほぼ不可能なんですね。(笑) こういった企業や団体の管理するデータだけでなく、友達から「あいつの携帯番号教えてぇや」っと持ちかけられるだけでも本人に許諾を求めてから教えるぐらいの慎重さが必要な時代ですから…
アッカさんの今後の対応は良く分かりませんが、相変わらず街ではモデムを配り、TVでもラジオでもCMをガンガン打つ今回のYahoo! BBの対応は、なんともYahoo!らしいというか、「安かろう、悪かろう」を地で行くような、そんな感じがします。オークションさえなければさっさと縁を切りたいのですけどね。
登場時こそブロードバンドの先駆者だったYahoo! BBですが、価格差もほぼ無くなりましたし、他に選択肢がないのならともかく、こういう会社にははっきりと「NO」の意志を示すべきなんじゃないかと思ったりしています。いやほんと、シェアが尋常じゃないんですよ。
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今月のRide on GSX-Rへのアクセスに於けるプロバイダの割合。アッカさんやイー・アクセスさんは各プロバイダさんに分散されていますので詳細は不明です。 約18%ですので、かなりのシェアですね。…頑張れ!ASAHI-NET(笑) |
結論:
交通事故でもなんでもそうですが、不祥事の時の対応をみれば、その人なり会社なりの本質がはっきり分かりますね。
豚丼
猪名川サーキットライディングスクールのパンフレットがようやく出来上がり、恒例のDM袋詰め作業の為、夜の8時過ぎにNイントラの事務所に。よく考えれば年末の忘年会以来の再会なのでかれこれ3ヶ月近く会っていなかった事になるんだけど、会う頻度と信頼関係ってのはそれほど関係ないなぁ… などと変な事を実感した次第。今年度もお世話になります。
丁度夕食時って事で、一緒に作業したFイントラが吉野家の「豚丼」ってのを買ってきてくれたので初めて食しましたが、なんというか、微妙な味ですね。(笑) 牛丼の代替商品ってことである意味仕方がないんでしょうが、素材を活かす方法は他にもありそうな気がしました。とはいえ、狂牛病に引き続き鳥インフルエンザっと、食肉業界はなにかと大変そうです。
結論:
O-157の時もそうでしたが、過剰反応ってのも難儀なものですね。
任意保険
タイミングが良いのか悪いのか、ある人のホームページを久しぶりに覗いたらどうも交通事故に巻き込まれたらしい… こんな場末からではありますが、お見舞い申し上げます。
最後に起こした交通事故からいつの間にか2年と半年程が経過しましたが、あの時は借り物のバイクを運転中に乗用車と接触転倒。幸い大きな怪我はなかったのですが、相手が任意保険未加入だったことで物損の示談に随分と難儀しました。まぁ、最終的に評価額を大幅に上回る金額で示談締結/完済させましたが、借りていたバイクが完全に元の状態に戻ったわけでもなく、いくら金銭的に多少ゲインになった(私がではなく、バイクの持ち主が)とはいえ、事故は割にあわないというのが私の実感です。
折しも先日、任意保険の継続案内が保険会社さんからありまして、今年の保険金額は年間13840円(対人対物無制限、搭傷200万円)だそうです。16等級の58%割引ってこともあるのですが、自賠責同様、随分と安くなりました。過去何度か保険の事はこのスペースに書いてきましたが、説教臭くなる事を承知で改めて一部を再掲します。ほんと、マフラー変えて無保険ってのは最悪だと思いますよ。
改めて「何の為に任意保険に入っているのか」を考えた時に、「万が一の時に自分の負担を軽くする為」ってのは本末転倒で、「万が一の時に相手に十分な補償をする為」であるって原則に気付く訳です。任意保険への加入はその名の通り「任意」、すなわち私の自由です。けど、損害賠償は加害者の「義務」です。つまり事故の加害者になった場合、ポケットマネーで賠償金が払えない貧乏人の私には任意保険に加入せずにバイクに乗る権利はないのです。義務を果たせないんですから。「自由」とそれに伴う「義務」 …語り尽くされた話題ですが、そこんところをお間違えのないように。
結論:
マジで、保険には入って下さい。
買ってはいけない
スピードメーターのデジタル化も一段落し、このところのインターネットライフ(笑)はバイク系に限ってはお気に入りサイトの定期巡回程度に戻りつつある。久しぶりの更新作業だったのでそれなりに楽しかった事は事実なのだが、暖かくなってきたせいか、バイクに関してはMacの前にいるよりも外に出たい!って気持ちが強くなってきたんだろうな。ほんの2ヶ月前には文学的な表現での胸が痛い日々を送っていたというのに… 季節(時間)の力は偉大だと思うし、結局私にとってはその程度の存在だったってだけの話しなのかも知れない。哀しいけどね。
で、ふらふらとバイク系以外のネットを彷徨っていると、数年前に爆発的に売れた、「買ってはいけない」なんて本が巻き起こした騒動(ムーブメント?)の顛末や、援護派、反対派の実に様々なサイトに迷い込んだ。私はこの本は未読なのだが、要するに、消費者は商品について十分な情報を与えられているのかいないのか?って話に帰結するようだ。
本の内容の是非はともかく、問題提議としては至極まともな事だと思うし、情報開示がこれからの世の中の流れになる事は間違いないだろう。ただ、その開示された情報をどのように判断すべきなのかは大変難しい問題だと思う。要するに、開示された情報をどう判断して良いのか、専門家ではない我々一消費者は戸惑う訳だ。そこに「買ってはいけない」のような、分かりやすい、だけど極端に誇張された本が登場すると、自分で考える事を忘れ、簡単に信じてしまうんだろう。昨年、「市販の歯磨き粉には硫酸が入っている。歯磨きの後に食べ物の味が変わるのは舌が硫酸で火傷をするからだ」なんて事を真顔で話す人に会ったが、ミカンやハッカ入りのキャンディーを食べた後にも食べ物や飲み物の味が変わる事からも分かるように、歯磨き粉に含まれている香料や甘味料の影響であることはちょっと考えれば分かる。これだけネットが発達した現在、どんな事象についても反対/賛成/援護/解説などなど、色んな意見が見つかると思うのだが、「信じる」ことを理由に、自分の意見に都合の悪い情報をシャットアウトしてしまうってのもおかしな話だ。
街の畳屋でさえホームページを持つ時代だというのに、宣伝コストを押さえる目的であえて特殊な販売方法を取る日用品会社が、自社製品の解説のホームページを開設しない…とかね。まぁ、ホームページを持っていれば信用出来るのかと問われれば、京都のダイヤモンド指輪販売会社の例もあるので何ともいえないけど、少なくとも一つの判断材料にはなる。ホームページの運営コストなど、それこそCMなんかに比べれば無料みたいなものだろうに…
結論:
信じることは、考えるよりも簡単で、しかも間違っている事が多い。
診察結果
朝もはよから大阪梅田の済生会病院に行ってきました。初診の為か、午前中一杯かかって問診→体温測定→血圧測定→胸部レントゲン→触診(呼吸器内科)っと廻りましたが、診察結果は…
とりあえず、癌でも心臓疾患でもなさそうです。ほっと一息。まぁ、血液検査やCTを撮った訳ではないので、今年は人間ドッグにでも入るべきか?
今朝は起きた時から結構調子が良かった&天候も良かったので、喉元過ぎれば〜ではないですが、病院への足取りもそれほど重くはなかったのですが、昨夜は結構思い詰めていたりしましたので、正直、かなり安堵しています。久しぶりに見た自分の肺のレントゲン写真は、医師のコメントを待つまでもなく、影もなく綺麗なものでした。一部、肺炎が治癒した跡らしき物があったのですが、そういや2年程前に激しい咳が長い間続いた事があったので、その跡なのかも知れません。胸には今も若干違和感が残っているのですが、これで安心して煙草が吸えるかと思うともう嬉しくて嬉しくて←馬鹿
先日叔父が亡くなった時にも死については色々と考えたのですが、親族とはいえ、他人の死から受ける緊迫感と、自分の身体から来る緊迫感は随分違ったってのが実感です。実際、溜まりに溜まった.mpgを本気で整理しようと思いましたし。(笑) いや、冗談はともかく、子供もいない私が今日明日にでも死んだとして、世の中に残したものがどれだけあるのか…なんて考えちゃうとちょっと寂しくなりますね。こんなホームページだけが生きていた証なんてのも哀しい話ですし。…まぁ、なにも無いよりはマシなのでしょうけれど。
なにはともあれ、ご心配をおかけしました。今年も桜の季節を迎える事が出来そうです。
教訓:
健康診断はきちんと受けよう。 っつか、胸の痛みの原因は結局不明だそうです(困)なんだかなぁ…
胸が痛い…
生まれてこの方、これといった大病もなく、持病と言えそうなのは時々顔を出す腰痛と、10年程前に折った際、中途半端な稼働範囲になってしまった左鎖骨程度だったのですが、実はこの4〜5日、原因不明の胸痛(文学的な表現ではなく、文字通り、胸が痛い)に悩まされています。この症状、ここ2〜3年の間に3回程発生した事があったのですが、そのどれも30分ぐらい安静にしてれば痛みは引いていたのでそれ程心配していなかったのですが、今回は激痛が治まったあともずっと違和感というか、胸の中に金平糖のような凸凹したものがつっかえているような感じが続いています。
私も今年で39歳。あまりこういったネガな事は考えたくないのですが、16歳の頃から30本/日ペースで煙草を吸い続けてきてますので、「肺癌」なんて文字が頭の中を飛び回ります。インターネットで調べると、肺癌は初期の自覚症状が殆どなく、自覚症状が現れた時は手遅れであることが多いとか… 悪い方にばかり考えがいくと気分が暗くなってしまうので、「5日前に食べた魚の煮付けの小骨が食道に刺さったまま」なんてオチを期待しているのですが、胸痛とともに、筋肉痛や肩こりとは違った痛みを背中に感じるようになりました(これも肺癌の自覚症状だそうです)ので、さすがに怖くなって明日は朝から総合病院に行ってくるつもりです。まぁ、その日のうちに診断結果なんて出ないのでしょうけどね…
弱音:
「俺はバイクでは死なない」なんて宣言した事がありましたが、どういう形であれ、死に対する覚悟なんてなかなか出来るものではないですね。今回も単なる杞憂であればイイのですが、今年に入ってやたらと過去を振り返っていたのがなんだか気になって。リビングウィルかぁ…
ライブハウス
大学時代の友人が立ち上げた音楽関係会社のイベントライブに行ってきました。アマチュアバンドばかりを6組程集めたオムニバスライブ?っぽい感じで、ジャンルもバラバラだったのですが、自分で演奏する時を除いて生音で音楽を聞いたのは結構久しぶりだったのでそれなりに楽しめました。一時期と比べると楽器を持ち歩いている人を街で見かける機会も減ってきたので、バンドなんて衰退の一途なんだろうと思っていただけに、立ち見まで出る客の入りにも少々驚きました。
とはいっても、バイクと同じく、アマチュアバンドも高年齢化が進んでいるのか、若い人は出演者/お客さん含めて皆無な状態。とはいえ、こんな機会でもないと21歳の女の子となんて話す機会もありませんしね。(笑) Journeyの"Open Arms"を演奏していたバンドがあったんですが、「この歌、知ってます! 誰かがカバーしているのを聞きました!」なんて言われると、今更ながらに世代ギャップを感じます。(泣 ←Sony Music TV世代
結論:
なんだかんだいって、やっぱ、音楽はイイものです。今年は久々にドラムにも力を入れてみようかな。
裏コンテンツ
このサイトは(というか、私が作るサイトはどれも)サイト内で複雑にリンクが入り乱れていて、昔流行ったゲームブックのような様相になりがちですが、メインであるGSX-R系についてはある程度項目立ててIndexしていますので、それ系(?)が目的の方には結構使いやすいのかも知れません。まぁ、情報系サイトならそういったスタンスに徹するのが正解だと思いますが、ここは個人運営のサイトですので、定期巡回の王道(笑)である、Top→What's New→更新箇所→Silly Talk→BBSだと見つからない、隠しページとまではいかない裏コンテンツが実は結構あります。が、ロボット系検索エンジンってのは侮れないもので、そんなメインではないひっそりとしたコンテンツにまで結構な数のアクセスがあるようで実はかなりびっくりしています。例えばこんなの。(笑)すまん>CB400SSオーナーさん達。バイクには罪はないので愉しんで乗って下さいな。
で、実は先の更新再開時にひっそりとあるコンテンツを追加していたのですが、ある特定キーワードでの検索結果の上位にそのページが来てしまってちょっとビビっています。まぁ、後悔するなら初めからWebに上げるな!って事は十分承知しているのですが、今さらRobot除けのTAGを追記してもキャッシュまでは消えませんし…(悩)
一時的な現象であればイイのですけどね。
結論:
ついこないだまでは週に2人ペースだったのになぁ… 侮れんな>検索エンジン!
マインドコントロール
オウム真理教の教祖、麻原彰晃の一審判決が昨日やっと出た。ドキュメントやらニュースやらでこのところ随分とオウム関連事件がクローズアップされていた気がするけど、正直、やっと一審かよ…ってな気分は拭えない。一傍観者としてでさえそのような感想を抱くのだから、各事件の被害者の方々のお気持ちは察するに余りある。ほんと、どうにかならないものかね>裁判制度
未だにオウム信者が居る事にも驚くが、ある種の人たちにとって、宗教ってのは拠り所になってしまうんだろうなぁ… が、相当数の脱会信者が言うように、それがマインドコントロールの結果なのであれば少し寒気がする。まぁ、新聞社によってニュースのトーンが違う事からも良く分かるが、日常的に接する様々な情報もその発信者にとって都合の良いようにバイアスがかかっている事は否めないし、最終的には「主観的な取捨選択」をせざるを得ないんだけど、「自分の責任で選んだ」つもりでも、実は巧妙に誘導された結果であるかもしれない。北朝鮮ではないが、同じような価値観の集団の一員となってしまうと「朱に交われば赤くなる」を地でいく結果になってしまいがちなのだろうね。 …環境保護を訴えながら2ストに乗ったり、合成洗剤の恐怖に怯えながらエンジンオイルの添加剤には無頓着なのはやっぱりどこかが歪んでいるように私には映る。
視野を広く持つ事と、自分自身の価値観をしっかり持つ事。両者のバランスはかなり難しいのだけれど、そういう人に私はなりたい。
結論:
雨ニモ負ケズ〜って宮沢賢治でしたっけ?(笑)
タバコ銭
今年はオリンピックイヤー=閏年ですね。いつのまにか今月も終わりが近づきました。
広告表示を開始してからかれこれ20日程が経過しましたが、お陰様でといいますか、当初の予想を大幅に上回る結果になっております。…とはいっても日割りにすればタバコ銭にも満たないのですが、それにしたってありがたい話ではあります。こりゃ、年末には何らかの形で還元企画を考えないと… 守秘義務の絡みであまり具体的な事は書けませんが、人体模型や畳表の張り替え広告などなど。サイトチェックする度に違った広告が表示されるので、私自身が結構楽しんでたりしてます。(笑) フォークのオイル漏れのページに臭い消し剤の広告を配信する辺り、Googleって検索エンジンがどういう文字列をキーワードとして検索結果を導き出しているのかのロジックがおぼろげに見えたりして。←ダメじゃん!(笑) 昔に比べて進化したとはいえ、やっぱ、ロボットによる自動巡回→分類にもまだまだ検討の余地ありって感じなのかも知れませんね。奥が深い世界ではあります。
結論:
1日1箱280円(SevenStars)として、年間10万円以上も燃やしてるのねぇ…(驚) タバコ、やめよっかなぁ…←コイツには絶対無理!
ネタぎれ…?
更新再開を宣言してからかなり経ちますが、これといってコンテンツが充実する気配無し。(泣 広告なんて物を導入してしまった手前、余計に更新プレシャーが… 困った困った。
ってことで久々にバイク関連サイトを巡回して、整備改造が進む色んなバイクを眺め、「このままじゃぁイカン!!」っと一念発起、今シーズンが本格的に始まるまでに、長年の懸案事項であった、スピードメーターのデジタル化に着手する事を決意しました。(大袈裟(笑)) とはいえ、予算も限られますので、理想型であるStackのメーター採用は見送り、DIYによる自転車用デジタルメーターのオートバイ転用で計画中でございます。検索結果のレポートを信じる限り、この手の情報を探している方は結構沢山いらっしゃるようなので、久々に同時進行形レポートして取り組むつもりです。 …っつても、まだ全く何もしてない状態なんですけどね。(笑)
はてはて、いったいどんな顛末になることやら… 乞う、ご期待。
写真
What's Newでもお知らせしましたが、日本におけるオートバイチューナーの雄、故:吉村秀雄さんがNHKのProject Xで遂に取り上げられる事になったそうです。ある筋からご連絡を頂き、番組に登場するオートバイの製作風景(大変だったみたいですね>よ氏)と、先日行われた某所での撮影風景を納めた写真を拝見させて頂きました。この番組が人気が出るようになって随分経ちますが、やっぱ、ドキュメンタリーを作らせるとNHKには勝てないなぁ…なんて見る度に素直に思います。いやぁ、ほんと、今から放送が楽しみで仕方がありません。
過去にも何度か同じような事を書いているのですが、写真や動画など、いわゆる映像の持つ力や、音楽の持つ力ってのは、時と場合によって、文字なんか比べ物にならないぐらい大きな物があるなぁ…なんて思いにも駆られてみたりもします。私は絵心を丸っきり持ち合わせていませんので、どうしてもやたらと長ったらしい文章(くどい文章)をこねくり回してこのサイトを作るしかないのですが、たった1枚の写真の持つ情報量や説得力ってのは侮れない物がありますね。だけどまぁ、自分が持っていない物をねだっても仕方がありませんし、Photographいう外来語から「写真」という本質を突いた単語を作り出せる可能性にこそ、私なんかはやはり惹かれてしまう訳ですが。この先どれだけネットが発達しても、このサイトのスタンスは多分変わらないんでしょうね。(笑)
とはいえ、自分のサイトを離れると、.jpgであったり.mpgであったりと、実にさまざまな(笑)映像がHDDの中にも溜まってくる訳で、19GBもあった容量も、いつの間にやら残り4GBを切りそうな勢いです。殆どが二度と見もしない写真や映像ばかりのような気もするのですが、先のBookmarkと同様、捨てるに捨てられない物も多かったりします。MacのInternet ExplorerにはWebArchive(Scrapbook)って機能があって、お気に入りのホームページを自分のパソコンの中に簡単に取り込めたり出来るのですが、ゴソゴソとHDD整理をしていたら過去に取り込んでいた色んなホームページが出てきてかなり懐かしい気分になったりしました。
Googleのキャッシュ機能もそうですが、これもまた、現代風の「写真」なのかもしれませんね。
結論:
なんか最近、振り返る事が多いなぁ… 死期が近いのか?
Bookmark
なんかセンチメンタルな更新が続きますが、まぁ、ひとつよしなに。
先の更新で、サイト内のメインコンテンツのリンク切れ、いわゆるデッドリンクを大幅に整理させて頂きましたが、定例作業であるとはいえ、毎回、少なからず寂しい思いをします。同様に、ブラウザを乗り換える度に引き継いできたブックマークも年に何度か整理するのですが、「もうそのURLにサイトはない」ってことが分かってても消せないブックマークって幾つもあるんですよね。あの人は今、どうしてるのかなぁ… なんてね。
そうそう、大学時代の友人が新しく音楽関係の事務所を開いたので遊びに行ってきたのですが、「歳喰うと涙もろくなっちゃってイカンなぁ…」って話で妙に盛り上がってしまいました。(笑) 昔はさだまさしなんて鼻も引っかけなかったんですけどねぇ…(困)←なぜ困る!(笑)
私信:
ビデオ、いつか返してね。
懐かしい声
最後に言葉を交わしてから一体何年経ったのか分からない(丸8年?)、とある人と久しぶりに電話で話した。
>>生きることを実感できるのは、死を自分の中に持つことができた人なのではないでしょうか?
今から5年程前、そんなナイフのようなメールをもらった事で絶縁が解けて以降も、年に数回、近況報告の短いメールのやり取りをする程度だったその人の声は、なんというか、懐メロ同様、親しくしていた当時の景色や季節や匂いまで蘇ってくるような、そんな不思議な感じがした。様々な想いをぶつけ合い、いがみ合い、傷つけ合った相手であったが、時がそれを洗い流すのか、お互いの口からは、「あの時はごめんな…」なんて言葉が出た。もう二度と会う事はないし、言葉も交わす事もない。そんな風に意地を張っていた自分が馬鹿馬鹿しく感じるぐらい、会話は自然と続いた。
本当に伝えたい想いなんて、幾つになっても言葉や文字では完全には表現出来やしないんだけど、あの当時、俺にはどうしても分からなかった「大切に想う」って言葉に込められたニュアンスが、今の俺なら何となく分かる。 …けどほんま、お互い、歳喰ってしまったね。(笑) 電話、ありがと。
…今夜は久しぶりに Swallowtailを見たい気分なのだが、そのビデオがこの部屋には無い事にいま気づく。とほほ(泣
追憶:
I know that the spade are swords of a soldier. 世の中では権力やお金が力を持っていることは知っているけど、 The Shape of My Heart from "TEN SUMMER'S TALES / STING" |
更新再開
昨年末の更新停止宣言以降、かつてない程の頻度でサイトのメンテナンス(っつ〜か、更新作業と何が違うのか自分でも良く分かりませんが)を繰り返してきましたが、広告の件もある程度目処が立ちましたし、愛しのあげはも戻ってきました。書こうかどうしようか迷っていた事柄もほぼ書き尽くした感がありますので、ぼちぼちと正式に更新の再開をする事に致しました。
Advertisementの一文は、長年親しんできた私自身のある種の価値観からの決別でもあるので、最後の最後まで決断は迷っていたんですがね。
この更新停止期間中、普段訪れないような様々なサイトを巡っていたんですが、「印税的収入」「不労所得」ってのは一部の方々の間では"チーズは何処へ消えた" がベストセラーになったあたりからのキーワードであるらしく、「金持ち父さん、貧乏父さん」シリーズに感化された「目指せ!金持ち」サイトが山のように見つかってなんだか笑っちゃいました。「成功者に倣え!」ってな、お決まりのキーワード宜しく、殆どのサイトが同じような作りで、同じような内容で、同じようなバナーが貼ってあって、同じようなプログラムに参加して、同じような理論を振りかざして… おいおい、そんなんでほんまに金持ちになんて成れるのかよ?(笑) けどまぁ、今回のAdSense本格導入の決定もそういった趣旨である事もまた事実ですので、そう決断した私が何を言っても目糞鼻糞である事は厳然たる事実なんですが… でもほんと、皆さん直球勝負なんだなぁ〜 なんてね。
そうそう、数ある「ネットでお小遣いを稼ごう!」情報(笑)の中で、今のところ一番効率がいいのは、
Macromill( http://monitor.macromill.com/) ←紹介制度はありませんので、ご安心してクリックして下さい。(笑)
だと思われます。元リクルート社の人が興したマーケティングリサーチ会社らしいのですが、懸賞系に見られるような、山のように来る広告メールを受信してポイントを貯めて…ってな鬱陶しいシステムとは異なり、Yahoo!リサーチと同様、メールでアンケート依頼が舞い込み、それにWeb上で答える方式です。この1ヶ月弱で既に500円ほど溜まりましたので、実はAdSenseなんかに参加しなくてもこれだけで年間のサーバー維持費程度は賄えそうな勢いです。(汗 e-bank対応、500円から現金化可能、ポイントの有効期限無しと、かなり太っ腹なシステムですので、ご興味が湧いた方は是非。(これはこのサイトへの広告表示導入に対する皆さまへのお詫びの気持ちです。年間で考えればブレーキパット代ぐらいには溜まると思われます。)
結論:
予想していたことではありますが、やっぱり広告には気を遣います。(溜息)
昔のホームページ
実はこのところ、自分が昔運営していたホームページを改めて読み返したりしています。「あの頃は良かったなぁ…」なんて感情なんて全然湧いてこないような、なんというかある意味、非常に辛く、だけど、真剣に自分の内面と向き合っている様子がありありと蘇ってきたりして、かなり新鮮な気分になります。…まぁ、今読み返すととっても「痛い」んだけどさ。(笑)
1日のうちで、「きつねうどん」っとしか人と話す事がないような毎日が何年も続いたというか、そういう環境に意識的に身を置いていた時代の記録なのですけど、意識的であるって事は、裏を返せば多くの人に支えられ見守られている恵まれた贅沢な環境に生まれ育ったとも言える訳で、逆に、どれだけ望んでも、そういったある種孤独な環境から脱却出来ない人が居る…って事に気づいていなかった未熟な自分を今改めて発見したりして、気持ちは少し複雑だったりします。
あまりこういう手法(昔のコンテンツの使い回し)はとりたくないのですが、せっかくなので、昔のホームページのある日の日記から。
【98.12.03】 最近読んで記憶に残った一文。(「火車」 宮部みゆき著 より引用) -------------------- 「いつか、亭主が言ってたことがあった。うまいこというなぁと思ったわ。あのね、蛇が脱皮するの、どうしてだか知っていますか?」 「脱皮っていうのは−−」 「皮を脱いでいくでしょ?あれ、命がけなんですってね。すごいエネルギーが要るんでしょう。それでも、そんなことやってる。どうしてだかわかります?」 本間より先に、保が答えた。 「成長する為じゃないですか」 富美恵は笑った。「いいえ、一所懸命、何度も何度も脱皮しているうちに、いつかは足が生えてくるって信じているからなんですってさ。今度こそ、今度こそってね」 べつにいいじゃないのね、足なんか生えてこなくても。蛇なんだから。立派に蛇なんだから。富美恵は呟いた。 「だけど蛇は思っているの。足があるほうがいい。そこまでがあたしの亭主のご高説。で、そこから先はあたしの説なんだけど、この世の中には足は欲しいけど、脱皮に疲れてしまったり、怠け者だったり、脱皮の仕方を知らない蛇は、いっぱいいるわけよ。そういう蛇に、足があるように映る鏡を売りつける賢い蛇もいるというわけ。そして、借金してもその鏡がほしいと思う蛇もいるんですよ」 -------------------- 自分が蛇である事を知らずに、何故、自分に足がないのか、不満で仕方がない人は...多いです。 |
感想:
"世界で一つだけの花"の話といい、なんかずっと同じ事ばっかり書いてるな(汗
動画
Macintoshなんてパソコンをメインで使い続けていると時々困った事が起きます。
インターネット回線のブロードバンド化が進み、個人のホームページでも動画コンテンツを配信しているところも増えてきました。昨年の8耐でもレース映像のストリーミング配信が行われましたが、その映像形式はWMV9だったので私の環境では残念ながら見る事が出来ませんでした。(まぁ、結局生で見たのですけれどね) ソフトウェア技術の進歩とインフラなどを含めたハードウェアの進歩は常にリンクしますので、ある意味仕方が無いと言えなくも無いのですが、この「パソコンで見る動画」ってのも調べてみれば実に様々な規格があって困惑してしまいます。(困)
実は先週、デンマークに住むJorgen君とGSX-R絡みのメールのやりとりをしていました。「俺のGSX-Rはどうやら日本仕様っぽいんだけど鑑定してくれないか?」って事で画像なんかを送ってもらってたんですが、これがまごう事なく国内限定真っ黒モデルのR750Jでして、随分びっくりしました。以前も露西亜に日本仕様のDR750があるなんて情報を貰った事もあるのですが、日本人が持っていったのか、それとも日本に住んでいた外国人が帰国の際に持って帰ったのか、興味は尽きない話ではあります。で、無事鑑定は終わったのですが、そのお礼(?)として、Jorgen君が今夢中になっているらしいPoliniってミニバイクの動画を送ってもらったのですが、これがさっぱり見れなくてこのところずっと困ってます。(泣
その動画、拡張子は.mpgだけどフォーマットはMPEG1 MUXEDなので、いわゆるVCD規格っぽいのですが、VCDの.DAT拡張子の映像なら私のマックでも普通に見れるのに、このファイルは映像どころか音すら出ない始末。送ってもらう際に、「私のPCはマックなので.wmvファイルは上手く再生出来ない事が多いから.mpgファイルで貰えるとうれしいなぁ〜」なんて言ってしまった手前、恥ずかしいったらありゃしない。(汗)
いわゆる「最新技術」ってのはどんどん出てきますけど、こういった互換性の無さとかにも泣かされますし、なんというか、もはや拡張子の意味すら薄らいでるなぁ…なんて事を感じました。っつ〜か、ほんと、どうすりゃ見れるのか、ご存じの方は教えて下さい。(泣
結論:
誤解が解けたようなので復活。(04.02.10.)
You are always welcome! Jorgen.
世界で一つだけの花
もともと私は邦楽をあまり聴かないので、表題のSMAPの曲も実はあんまり知らなかった。サイトの運営を含め、このところずっと引きずっている「モヤモヤ」の正体を、どうしても上手く言葉に出来なかったんだけど、この曲の最後のサビで唄われている、Number one ではなく、Only oneであればイイっというニュアンスの事を言葉にしたかったんだろうと、先ほどラジオから聞こえてきたこの曲を聴いて気づいた。
その昔、" I wanna be your number one. " なんてサビの洋楽( The Tide Is High by Blondie )が流行った時代もあったんだけど、私はいつの頃からか、Number oneを目指す事を諦めたとでもいうか、目指す事に意味を見いだせなくなっているのだと思う。Number oneという発想は他者との比較を基本とした発想だと思うのだけど、その言葉自体からも明らかなように、Number oneが居るという事は必然的にNumber two, three…っと順位付けが可能だし、それは言い換えれば「代替可能」にも通じる発想だと思うんだよね。あの人と別れたんだから次はこの人とか、あの店がダメならこの店とか、あのバイクがダメならこのバイク…とかさ。
GSX-R関係や外国からの漢字関係のメールを頂く度に、ほぼ間違いなく、私は「あなたも是非ホームページを創ってくれ!」っと返事をするんだけど、そのリクエストに対する返事が返ってくる事は希だし、その僅かな返事の多くは「私には無理です」といった類であるのがいつも少し残念に思っている。勿論、ホームページの運営なんかに裂ける時間や手間などは人それぞれだと思うので、私は無理強いをするつもりもないし、そんな権利もないんだけど、極々希に、「あなたのようなページはとても作れないし、恥ずかしい思いをするので嫌だ」っといったニュアンスの返事を頂く事がある。リンク依頼への返事にも「有名サイトからのリンクなんて気が引ける」といったニュアンスが書かれる事も増えた。
私は別にこのサイトを大きく、あるいは有名にするつもりなんて無かったし、META TAG等への記述もアクセスアップ目的では無く、検索した時に辿り着き易いだろうとの思いから内容を選んで来たつもりだ。私自身、GSX-Rに限らず、事故の示談やMLMなど、その時に必要とする情報を本気で探している時は、たとえ検索エンジンの検索結果が20ページ以上であろうが、リストされたサイトは全て訪れる。検索結果の上位に表示されたサイトに求める情報が無い事も相変わらず多いけど、そんな事を嘆くのは私の勝手な都合であって、そのサイトの運営者に(特に個人サイトの場合は)責任があるとはこれっぽっちも思ったりしない。このところの怒濤のリンク依頼も、ブックマークをブラウザに増やすよりはサイトにまとめた方が私にとって便利ってのがベースにあるだけの話だし、それが結果的に誰かの役に立つならばそれもまた善しってのが相も変わらぬ基本的なスタンスだ。(勿論、ご快諾には非常に感謝しています)
なんだかやっぱり上手く書けないけど(汗)、収入の多寡やらアクセス数やらサーキットでのタイムやらテストの点数やら… そういった、数値化や順位付けが可能な尺度で人間としての自分(全人格)を他者と比較し、社会の中やネットの中での自分の位置を確認して、不安になったり優越感に浸るような生き方が出来ないとでもいうか、したくないとでもいうか、「人と自分を比べたって意味無いじゃん」とでもいうか…
幸か不幸か私にはまだ子供はいないけれど、甥っ子なんかは無条件に可愛いと思うし、それは決してよその子供と比較してnumber one だからなのではなく、私にとって彼が only oneだからなのだと思う。友達でも誰でもそうだけど、突き詰めれば人は誰でもonly oneな存在な訳だし、私の、あなたの代わりなんて誰にも出来ない訳で、このサイトは私にしか作れない(というか、私にはこのスタイルのサイトしか作れない)のと同様に、あなたのサイトはあなたにしか作れないんだから… 作る事を迷っているのなら、是非に。
結論:
私の愛車の90年式GSX-R750は、客観的に見ればOne of themなんだけど、主観的にはOnly oneであり、代わりのバイクなんて無い…って話しなのか?
たれ込み
お心遣いはありがたいんだけど… 知らない方が幸せな事ってのは多いよね。
.org(ドットオルグ)のジレンマ(その2)
今回も少し長いです。先の更新では、
>>この自ら課している約束事が、実は色んな可能性をスポイルしているのかも知れない…なんて改めて思い始めちゃったんですね。
なぁんてなんだか良く分からない言葉を選んで書いてましたが、ぶっちゃけ、このホームページに広告を載せる事で収入を得る、いわゆるアフィリエイトプラグラムに参加するか否かを迷っていたってのが真相です。ホームページの維持で暮らして行こうとは思いませんので(笑)、このサイトの維持費程度を捻出できれば万々歳ってな軽い気持ちなのですが、その一歩をいざ踏み出そうとすると結構重い決断だったんですよね… 私にとって、問題は金銭の多寡ではなかったのです。ただまぁ、サイトをご覧頂いている皆さまから直接金銭を頂く会員制を導入する訳ではありませんし、サイトに関係ない広告をトップページに載せるような形では無く、そのページ、各コンテンツに見合った内容の広告を自然な位置に掲載出来るのならば、それもイイかも…なんて考え始めたのです。
私にとってはWebに対する根本的な部分の考え方の方向転換ですので、気持ちがそう変化したのにはそれなりのきっかけがありました。それが検索エンジンのGoogleによる"AdSenseプログラム"開始のニュースでした。Googleなる検索エンジンについてこのサイトで初めて取り上げたのが2000年11月29日のWhat's Newですから、世に出てまだ3年と少しの比較的若い検索エンジンです。が、その検索結果の正確さと処理速度の速さから、それまでのロボット型検索エンジンをすっかり駆逐してしまいました。登場当初は純粋な検索機能のみで、広告などが一切なかったので、一体どうやって儲けているのだろう?なんて疑問に思っていましたが、1年後には検索結果の表示画面右側にAdWords なる広告が表示されるようになり疑問が氷解しました。
開設以来、お陰様で Ride on GSX-R!の掲示板はこれといって荒れる事なく運営を続けて来ていますが、前後の話題に関係ない広告の書き込みは、例えそれがオートバイ関係のものであっても多少の違和感を覚えます。開始当初のAdWords広告も同様で、なんだかあまり検索結果に関連しそうも無い広告が表示されたりしてうんざりしたものですが(笑)、次第に表示される広告も適切なものが多くなるようになってきました。もっとも私自身は広告をクリックする事は… かなりマレなのですけどね。(笑)で、そのGoogleが今度はホームページの内容に応じた広告表示が出来るプログラムを開始する事になったってのが先のAdSenseプログラムの内容です。合衆国では2003年の春頃から先行して実施されていたようですが、日本向けのプログラムが昨年末に発表されたんですね。
過去、いわゆる無料ホームページスペースを利用してこのサイトを運営していた時に、フレームの入れ子構造を駆使してわざわざ広告表示を回避していた(マジか!)のは、「広告を選ぶ事が出来ない」のが一番の理由でした。このサイトは、開始以来GSX-Rシリーズを中心に運営してきていますので、バイク関連の広告ならともかく、サラ金やカードローンの広告はどうしても載せたくなかったのです。無料ホームページで運営している、自分以外の方のサイトにお邪魔した時には、それがどんな広告でも不思議と全然気にならないのですが… やはり我が子は可愛いというか、愛着があるサイト故、無粋な広告表示は、なんというか、土足で部屋に上がられたような気分になるのでしょうね。(笑)
話は戻りますが、検索結果やAdWords広告の表示内容に概ね好印象を抱いているGoogleが提供するホームページ運営者向けのアフィリエイトプログラムの登場ですので、心はかなり揺らぎました。謳い文句通りの広告表示が出来るなら、このサイトに導入してもサラ金や銀行などの広告は表示されない筈です。もっともこれは「自分の意志で広告を選ぶ」という私の責任放棄でもあるのですが… まぁ、あれこれ悩んでも仕方がないので、先のSilly Talk更新時に、プログラムに申し込みました。実はこのプログラム、審査がかなり厳しいようで、個人運営のサイトの審査通過率はそれほど高くないなんて話も耳にしていました。で、申し込み後、Googleから届いた返信はこのようなものでした。
サトウ様
Google AdSenseに興味をお持ちいただきありがとうございます。弊社プログラムのスペ
シャリストがお客様のお申し込み内容を確認させていただいたところ、お客様のアカウント
に現在設定されているウェブサイトが、弊社のポリシーに従っていないことがわかりまし
た。このため、残念ながら現時点ではお客様に Google AdSenseをご利用いただくこと
はできません。お申し込みが承認されなかった理由は次のとおりです。問題を修正していただける場合は、
変更後に再度検討いたしますので、この電子メールにご返信ください。問題点:
- ページのタイプ
---------------------
内容:
ページのタイプ: 現在、お客様のウェブサイトのタイプは、弊社のプログラムでは許可さ
れておりません。許可されていないウェブ サイトには、チャットサイト、個人ページ、検
索エンジン、著作物を主として含むサイト、ドメイン不法占拠によってトラフィックを操作
するサイトなどがあります。---------------------
あはは(笑) このホームページに対する世間の評価はこんなものなのかも知れませんね。 一旦は脳内で膨らんだ可能性がしぼんでしまうのは残念ですが、このプログラムに参加する為に一からサイトを作り直す気も全くありませんし、私にはこういったスタイルのサイトしか作れない事は自分が一番良く分かっていますので、「縁がなかった」っとスッパリあきらめる事にしました。
で、あけて翌朝。いつも通りにメールをチェックするとまたGoogleからメールが届いていました。
サトウ様、
Google AdSenseに興味をお持ちいただきありがとうございます。
先日、お客様の Google AdSenseへのお申し込みの審査結果についてご連絡させていただきましたが、誤りがあったようですのでお詫びいたします。
お申し込みを再度確認し、お客様のウェブサイトがGoogleのポリシーに従っていることを確認いたしました。現在、お客様のお申し込みは承認されております。お申し込みの承認をお知らせする電子メールをお客様のアドレスに別途お送りしますのでご確認ください。この電子メールには、新しいアカウントへのアクセス方法とプログラムの開始方法も記載されています。
ご不明な点などありましたらお気軽にご連絡ください。
今後とも Google AdSense をどうぞよろしくお願いいたします。
…なんじゃ、そりゃ?(笑) 宛名がカタカナ書きなのもあまりいい気はしませんが、どうやら審査には通ってたって事のようです。とはいえ、更新停止中に突然ペタペタと広告を貼るのもなんだか変な話ですので、承認されたはいいけどどうしよう? …なぁんて悩んでみても、貼ってみないことにはどんな広告が表示されるのかすら分からないのがGoogle AdSenseの特徴ですので、サイトの中で比較的目立たず、また、それなりのアクセスがあるRide on GSX-R!の英語版(そんなものがあったのか!)でテスト運用を開始する事にしました。表示されている広告を見る限り、メインのコンテンツにも導入するかは微妙…って感じですね。(汗)
>>最初の一歩をどのような形で、どちらの方向に踏み出すべきなのか
AdSenseの審査に落ちていればまた違った方向へ踏み出したのかも知れませんが、概ね予想通りの方向に実際に小さく踏み出した事は、肩の荷が下りたとでもいうか、予想以上の安堵感を私にもたらしてくれました。悩みなんて何でもそうですが、どうするべきか、どうしたいのかの答えは最初からある程度分かってるんですよね、きっと。(汗) 一旦踏み出すと気持ちも楽になりますので、前から作りたかった、"独自ドメインでのホームページ運営" についてのサブコンテンツもある程度作り上げる事が出来ました。
あらかじめお断りしておきますが、このサブコンテンツは Ride on GSX-R!からは独立したホームページとして私の中で位置づけていますので、ある特定の企業をよいしょした、ある意味宣伝サイトとなっています。ただ、こういった話を知りたい個人ホームページ運営者は少なからずいらっしゃると思いますし、サブコンテンツ内のリンクや広告をクリックしただけでは、今のところ私には一銭も入ってきませんので、独自ドメインに興味のある方はとりあえず読み物としてお楽しみ頂ければと思います。リンク先の企業のホームページでも公表されている通り、サブコンテンツ内のリンクを辿ってドメインを取得された方が出た時点で、紹介料として私に100円/件が入る仕組み(但し、現金ではない)です。どのようなルートでアクセスしようが、この業者さんからのドメイン購入単価は変わりませんので、私に100円を払うのが馬鹿らしいとお思いであれば、普通にURLを手打ちしてアクセスした後にご購入下さい。また、他のドメイン業者さんを探すのを止める権利も私にはありません。
随分長くなりましたが、公式には現在も継続中の「更新停止」を解く際には、Ride on GSX-R!のメインコンテンツには、何らかの形で広告が表示される事になります。その際には正式にトップページからご案内する予定です。
感想:
.org(ドットオルグ)のジレンマ
ちょっと長いです。
スズキのGSX-R、それも油冷の750に特化しただけの、単なる「俺のバイクは最高だ!」サイト(笑)として、このRide on GSX-R!を公開しはじめてから昨年末で丸4年が経過しました。過去にも何度もこのスペースに書いた事がありますが、これといった宣伝もしていないのに、私にとってはかなりプレシャーを感じる桁の方々が、毎日覗きに来て下さっているようです。(ちなみに、更新停止中にもかかわらず、昨日は 344人もの方々が1,231ページも見て下さいました。本当にありがとうございます。)
私がいわゆるネットというものに本格的に漕ぎ出してから、いつの間にか8年程が経過しています。その頃のネットといえば今のようなインターネットでは無く、Niftyserveを筆頭としたパソコン通信の時代でして、秒単位の課金を気にしながら、「ピィ〜〜〜〜〜ヒョロロロ、ガァ〜〜〜〜」なんて音を聞きながら、ComNifty+魔法のナイフ+茄子Rなんて一連のMacユーザーの三種の神器を駆使し、自動巡回をしていた時代でした。少しでも通信時間を短くする為、ComNiftyのターミナルウィンドウは当然一番小さく折り畳まれ(パソコンのスペックもそんなに上等じゃ無いので、画面描画が通信時間にも影響した)、モデムのRDランプが点滅を止めようものなら心の底からNiftyserveを恨んだものです。(笑) モデムを33.6kbpsに買い換えた時は、ターミナルを流れる文字の速さに感激したものです、ハイ。
読むだけのROMから始まり、いつのまにかいわゆるアクティブユーザーへ。掛かるコストは決して安くはありませんでしたが、マスコミが当時掲げていた、「マルチメディア」とか、「C&C」なんて空気を肌で感じていたようにも思います。Windows95の発売が起爆剤となり、時代は一気にインターネットへと加速します。とはいえ、その黎明期は今のように個人のホームページなど国内には皆無で、喜び勇んでアクセスしたホームページは当然企業さんの広告ばかり。わざわざ電話代を払ってCMなんて見る気にもなりませんので、ついつい足が遠のきました。ですが、一旦加速しはじめた流れは誰にも止める事が出来無いようで、Yahoo! Japanが繁盛しはじめ、いつの間にかNiftyserveも会員に2MB(退会時には5MBに増えてた)ものスペースを無料で提供してくれるようになりました。そして、ネット上での色んな方々との出逢いもあり、1998年の6月、遂に初めての自分のホームページを作りました。('98年当時のNiftyserveの接続料金は15時間/月で2000円、'00年には150時間で3000円まで値下げ。どちらも基本時間を越えると超過料金あり。勿論電話代は別です)
そのホームページは20世紀の終わりを持って役目を終えたと個人的に判断し閉鎖したのですが、改めて読み返すと、取り上げているジャンルこそ違えど、今のこのRide on GSX-R!と全体を流れるトーンというか、構成からなにから殆ど同じでなんだか笑っちゃいました。(笑) で、その初めてのホームページを作るにあたり、私は自分自身に2つの約束事を課しました。1つは、嘘をつかない事。まぁ、人間ですので、勘違いや間違いなどが無かったとはいいませんし、全てをありのままに書いてきたとも言えない側面もあるのですが、意図的に「嘘の情報」を流す事だけは決してするまいと決めていました。そしてもう1つが、自分のホームぺージに商売を持ち込まない事でした。パソコン通信時代の秒課金時代を知っている私には、ネットでのいわゆる商行為は邪魔者以外の何者でもなかったというのが一番大きな理由ではあるのですが、PDS/FreewareとSharewareの違いや、GNUの精神などなど。当時の私の目に映った「先駆者」からの無言のメッセージが強く心に響いたのですね。
で、2000年問題を乗り越えて(笑)このRide on GSX-R!を立ち上げる訳ですが、サイトは違えど、先の2つの約束事は極自然なものとして継承しておりました。独自ドメインへの移行時、.comと.org、どちらを選ぶかを悩み、最終的に.orgをチョイスした理由もそこにあります。が、注意深くこのサイトの変遷を追っている方(いらっしゃるのか存じませんが)はお気づきかもしれませんが、ライディングスクールのスポンサーであったり、懸賞の当選であったりと、「商行為」とはいえないまでも、2つ目の約束事の境目が、徐々にぐらついて来ているのです。まぁ、金銭のやりとりはありませんのでそんなに悩む事ではない事は確かではあるのですが… 昨年末も、とあるゲームメーカーさんから相互リンクのお誘い(バイク系のサイトには殆ど案内があったのではないでしょうか?)がありました。まぁ、バイクのレースゲームの特設サイトっぽいので、いつもどおり、「ご案内頂きました相互リンクの件でございますが、当サイトでは商用サイト様へのリンクは開設以来全てお断りさせて頂いております。ご希望にお応えすることができず誠に心苦しく存じますが、あしからずご了承のほどお願い申し上げます。」なんて文面でお断りしたのですが、この自ら課している約束事が、実は色んな可能性をスポイルしているのかも知れない…なんて改めて思い始めちゃったんですね。
12.8kbpsのモデムから始まり、33.6kbps、56kbps、ISDNはじめちゃん(←何処へ行ったんだ?)にADSL、CATVにFTTH… 多少の紆余曲折はありましたが、私がネットに漕ぎ出した頃に示されていたロードマップはほぼ到達の域にあるようにも思えます。常時接続が当たり前になった事、また、高性能のPCや大容量のメモリ、記録媒体が安価に提供されるようになった事。今のこの時代を「スタンダード」と考えた場合、どういうポジションに立つのが自分の理(利でもあるのは否めません)に適うのか。日平均で400ユニークアクセス。多いのか少ないのか判断にも困りますが、私が作るサイトがおおよそ似通った人数の方々にご支持頂ける理由は何なのか。文体なのか、切り口なのか、視点なのか、それともこういった基本的なスタンスなのか。
.orgを名乗る以上、そのドメインに込められた想いを私はやはり無視は出来ません。が、昨年1年間の更新頻度を振り返るとよく分かるのですが、「このまま現状維持」を望んでいないのは自明ですので、そのあたりの整合性をどのように取るのか。やりたいこととやれないこと。最後はなんだか禅問答みたいになっちゃいましたが(笑)、産みの苦しみというか、最初の一歩をどのような形で、どちらの方向に踏み出すべきなのかを、このところずっと悩んでる…って感じです。
まぁ、どうって事ない悩みといえばそれまでなのですが、更新一時停止の2番目に大きな理由(2番目かい!!(笑))はこの事だったりします。
ピカール
年末は何やらバタバタしてしまい、あげはの大掃除が殆ど出来なかったので、昨年1年間の労をねぎらう意味で久々に少し気合いを入れてメンテ&洗車。思い切り久しぶりにタンクを外し、買い置きしていたプラグ(今回もCR9EK)&エアクリーナの交換を済ます。ティッシュを巻いた割り箸をプラグホールに突っ込んで(この時古いプラグを付けて作業しないとシリンダにゴミが落ちる可能性があります)掃除をしたり、セカンドエアクリーナのフィルターを取り替えたり、ヘッドカバーからわずかに滲んだオイルをふき取ったり。機関は思った程ヤレてはいないのですが、さすがに実走行が66,185kmともなると外装には細かい傷が沢山ついてますね。(泣)
そこで取り出したのがピカールってところがいかにも私らしい選択(笑)ですが、いやほんと、カウルなどのプラスチック部分にはともかく、ホイールやマフラー、フロントフォークなどの金属部分の細かい傷の研摩には無くてはならない一品(逸品)ですね。
当たり前のように使い続けているこのピカールですが、こいつの広告なんてテレビでも雑誌でも見た事が無い。なのにいつの間にか「磨きといえばピカール」ってな地位を確立しているように思います。価格の安さもさることながら、やはりその品質が支持されている一番の理由なんでしょうね。ちょっと匂いがキツイけどね。(笑)
CRC5-56とかにも言えますが、口コミってのは、本来こういう事を言うんじゃないのかなぁ… なぁんて事を考えた一日でした。
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。お陰様でこのサイト、Ride On GSX-R!も開設以来丸4年が経過致しました。これもひとえに、ご訪問頂いている皆さまのお陰です。本当にありがとうございます。
さすがに4年も経過すると更新内容にも困るようになり、また、当初の予想以上にサイトが巨大化し、だんだん管理自体を重荷に感じる事も増えて… なぁんて事は実はあまり思ってないんですけど(笑)、少なくとも「今は」このサイトに対するモチベーションの維持が少し難しい状況ですので、申し訳ありませんが、暫くの間更新をお休みさせて頂きたいと思います。なお、公開しております全コンテンツは今までと変わりなく閲覧頂けますし、閉鎖の予定もございませんので、その点はご安心下さい。
…っと昨年末の更新停止発表からわずか数日で沢山のメールを頂いております。ありがたさを感じるとともに、本来であればその全てにお返事を差し上げるのが筋なのですが、この件につきましては更新を再開する事でお返事に代えさせて頂きたく思いますので、個別の返信が出来無い非礼と我が儘を、どうかお許し下さい。
今年1年が皆さまにとって良い年になりますように。
お知らせ:(再掲)
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