Top About New GSX-R R750L R750K4 Life ETC Silly Link BBS
●GSX-Rのジムカーナでの問題点
ってなタイトルですが、シビアに競技として取り組まないのならどんなバイクでも問題点なんてありません。
が、ある程度(ほんと、程度問題なんですが)本気でジムカーナに取り組もうとすると、GSX-R750Lというバイクは問題が山積みです。(笑)というか、バイク本来のもつ特性にそぐわない使い方をしている気がします。(いや、実際にそうだ)
でもまぁ、転ばない程度に楽しもうとした場合、解決したい問題点は以下の通り。順次潰していく覚悟でおります。というのも、このジムカーナという競技、絶対スピードは低いのですが、ここで感じた不具合は街中でもサーキットでも本質的に抱えている問題点である事が多く、これらを解決するだけで、長所を活かしたまま、かなり乗りやすいバイクへと生まれ変わるケースが非常に多い為です。
1)低速トルクの無さ
泣きたくなるぐらい低速がありません>私のR。これに関してやった対処は
- フロントスプロケの1Tダウン 結果はかなり良好ですが、まだ満足いくものではありません。が、これ以上のローギヤード化はあまりしたくない(ジムにしか使えなくなる)ので今の所、現状維持です。
- キャブレターの負圧同調 暖まっても1100〜1300rpm程度の幅でアイドリングする私のRです。同調を取るだけでかなり低速は改善するのでは無いかと甘い期待を抱いているのですが.....。どうなる事やら。この冬に実行予定です。
2)ハンドル位置及び切れ角の無さ
これまた泣きたくなる程.....っていっても仕方ないか。こういうバイクなんだし。まぁ、切れ角そのもの(左右30°)は増やすつもりが無いのですが、右タイトターンではタンクが邪魔、左タイトターンでは右ハンドルが遠い(いずれもストッパーまで当たるフルロックでの話)ってのがシビアなスロットル操作をしづらくしています。これに関しては
- ハンドル固定用ボルト穴の長穴処理 いわゆる回り止めのボルトを抜いてハンドルを広げるのが一般的なんですが、転倒を考えると回り止めは欲しいので、ハンドル側のボルト穴を若干長穴にしました。バーエンドで5mmは広がったかな。多少マシですが、もうあきらめました。(笑)
- ブレーキレバーの加工 要するにタイトコーナリングでの ブレーキリリース→スロットル操作 への移行がスムーズに行かないのが問題なのでレバーを一番近くまで調整しましたが、まだ遠いんです。そんなに手は小さく無いんだけど。で、レバー位置をきめるダイヤルのポッチを削ってさらに近くなるように加工しました。結果は....あまり近くにはなりませんでしたとさ。レバーの加工は折れた時が面倒(同じのを作らないといけない)ので当面はこれで我慢です。
- ブレーキレバーの加工(2) フロントのマスターシリンダを直接押す部分を若干削りました。これでさらにレバーが近くなったんですが、あまり削り過ぎるとブレーキランプ点灯用のスイッチが戻らなくなり、常時点灯になってしまいますので注意が必要です。(結構ヤバかった。加工の際は、少し削っては装着してチェックという手順を踏んで下さいね)
3)切り返しの重さ
デビューの華々しい軽量さ(乾燥179kg。ちなみに再びこの数字にR750が戻るのに10年もかかりました)とは裏腹に、私のRに至っては乾燥198Kg(国内カタログ値)。実に20Kg近い重量増です。これがまた重いんだ。今のバイクとは違って重心位置も高い(主にタンクの形状が原因。満タン/リザーブでは動きが全く違う。最近のスーパースポーツはエアボックス形状の関係で実質的なタンクは車体中央に位置し、電磁ポンプで燃料を圧送します。90Lは勿論重力落下式です。)ので切り返しがほんと辛いです。高速での切り返しはスロットルワークとパワーでなんとかなるんですが、極低速での切り返し(BOX千鳥や3m以下のパイスラなど)は低速のパワーの無さとも相まって哀しくなりますね。これに関しては
- サスセッテイングの見直し でかなり改善されました。が、リアがほんと、ガチガチ。設定荷重が私の体重や乗り方に全くあっていません。結局リプレイスを選びました。
- 軽量化 これが一番なのは分かっているのですが、一番手っ取り早いマフラーのリプレイスは私がメインで参加している団体のレギュレーションに引っ掛かるので.........。ホイールも高いしねぇ。遅々とした歩みではありますが、要らないものは取る、換装する場合はノーマルより重い部品は使わないを心がけております。現在の実測重量(ガソリン満タン)は約230Kg(フロント111.5Kg、リア119Kg)です。これをなんとか210を切るぐらいにまで落としたいのですが.....。20kgの減量はマフラー換えないときっと無理だな。(笑)
GSX-R750Lで楽しむジムカーナに戻る
about my motorcycle lifeに戻る
Top About New GSX-R R750L R750K4 Life ETC Silly Link BBS
Copyright © 1999-2009 Tatsuwo. All rights reserved.