先日の情けない転倒に懲りたって訳ではないのですが、急速に春めいてきた事に加え、都合のイイ事にジャパンタイヤセンターから春のバーゲンのお知らせが届いたので、シーズンインに向けてタイヤを前後新品に交換しました。
過去の整備記録を掘り返すと最後に前後新品タイヤに交換したのは車検前だった気がするので約1年9ヶ月振りになるみたいです。(汗)ま、バイク関係のコネクションが広がってそれだけ程度のイイ中古タイヤが手に入るよいうになったって事の裏返しでもあるのですが...。
交換はいつもどおりジャパンタイヤセンター箕面店にお任せ!なのですが、今回担当になったメカニックさんの作業がなんだか頼り無くてちょいとヤキモキしてしまった。ま、最終的に作業チェックで不安要素は全てクリアになったんですけど、交換/バランス全て終わって最後のチェーン調整/アクスル本締に30分もかかると「え〜〜〜い!俺がやる!!」って言葉が喉まで出かかります。(笑) お客さんの目の前で作業するってのも痛し痒しですな。
交換後はまだ本格的に走っていないのでインプレはいつもどおり、後日にこちらに書くようにします。が、サクッと皮剥きをした感じでは、D208GPに比べて倒し込みがダルって印象が強いです。デジカメ紛失事件により、同アングルでのプロファイルの違いを比較できないのですが、フロントタイヤのプロファイルが単純なシングルラジアスなので余計にそう感じるのでしょうね。
参考までに、今回のタイヤ交換の費用です。
合計:¥39,407-でございます。はぁぁ....。やっぱ新品は高いな。(泣)
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D208GPと比較すると穏やかなプロファイル(断面形状)ですね。パターンはGPとほぼ共通ですが、溝の幅がGPよりも広くなっています。 |
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こっちはリアタイヤ。今回も標準サイズの170/60-17をチョイスしました。D207と同じく、エッジまでは使いにくいサイズなのかもしれないなぁ....。 リアはGPと比較すると溝の数自体が多いです。 |
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D208(FRONT) | |||||
タイヤサイズ |
タイプ |
適応リム幅(inch) |
タイヤ寸法(mm) | ||
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標準 |
許容 |
幅 |
外径 | ||
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D208(REAR) | |||||
タイヤサイズ |
タイプ |
適応リム幅(inch) |
タイヤ寸法(mm) | ||
標準 |
許容 |
幅 |
外径 | ||
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World Cupが始まってすっかり更新頻度が落ちてしまったので(笑)、お茶を濁すように追記します。
この上の交換レポートでも少し触れていますが、以前にD207を履いていた頃、リアに170/60サイズをチョイスするとエッジが若干余ってしまう現象が多々ありました。 で、今回D208への交換に際し、170/60サイズを選ぶ事で同様の現象が出るかも....っと危惧していたのですが、先日のスポーツ走行後のトレッド表面を見ると綺麗に全面接地しているようで一安心。
で、改めてこの原因を考えて見たのですが、上記適合サイズ表をよく見ると、170/60ZR17の標準リム幅がいつの間にか5.00inchに変わってたんですね。同サイズのD207の標準リム幅は5.50inchでしたので、このタイヤを5.50inchのリムに組むと若干ですがエッジが広がるプロファイルになるんでしょうね。(ちなみにブリジストンのタイヤもいつの間にか170/60サイズの標準リム幅が5.00inchに変わってました)
D207(REAR) | |||||
タイヤサイズ |
タイプ |
適応リム幅(inch) |
タイヤ寸法(mm) | ||
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標準 |
許容 |
幅 |
外径 | ||
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しかし、リム幅5.00inchのホイールを採用している代表車種って何なんだろう? ちと思い浮かびません。 ま、一応許容リム幅に収まってますのでこのまま使用しても何の問題もないのですが、せっかくなら標準リム幅で設計されたタイヤを履きたいもの。そのほうがタイヤメーカーが狙ったプロファイルで組めるんですからね。となると現状のラインナップだと180/55サイズを選ぶべきなんでしょうが、実はクリアランスがギリギリだったりします。(困)
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見にくいですがこっちがチェーン側。こちら側はまだ比較的余裕があります。 |
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さらに見にくいですがこっちがリアブレーキのトルクロッド側。どちらかといえばこっちのクリアランスが苦しいので、一番タイトな部分をハンマー等で凹ます必要が出てくるかも。 |
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ついでにこちらがフロント。エッジが結構余ってるといえば余ってるかも。 |
ま、リアのライフは結構長そうなので、次回交換時にでも再度悩む事にします。(フロントはかなり減りが早そうです)
このところ走行距離があまり伸びていないのでレポートするのも気が引けますが、整備/洗車中に気付いたD208系のフロントタイヤの減り方の特徴を記しておきます。(D207も同種の傾向がありましたが、センター部分を一周するグルーブが無くなったD208に顕著な特徴です)
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全体的には平均して消耗するフロントタイヤなのですが、この部分のスリップサインが比較的早く出てきます。溝そのものは十分に残っているのですが。 で、さらに細かく観察するとある種の消耗傾向が見えてきます。 |
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矢印の部分に注目すると一部が凹んだようになっているのが分かりますか? |
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タイヤを少し上向きに回転させると比較的綺麗な円弧が蘇るのが分かります。 |
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黄色くなっている部分に指をあててタイヤを空転させると全周に渡って周期的に波型に減っているのが実感できます。 |
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こうした原因はD208系で採用されている独特の波型パターンにあると踏んでいます。左図の黄色い線で印した中間バンク域で顕著なのですが、そのパターン故、横方向へのブロック剛性が赤い部分と黄色い部分で違ってしまうんですね。(赤部分は比較的均一に減るが黄色い部分はすぐ横に溝がある為にかなり変型して路面に押し付けられる) |
ま、だからといってグリップ状態が激しく変化したりはしないんですが、一部分だけ消耗が激しいのはあまりいい気分では無いです。D207と比べて若干空気圧を上げた方がフィーリングがイイのも同じ原因のような気がします。
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