諸々の事情があって、まだ使えるだけの溝を残しながらの前後タイヤ交換となってしまいました。はぁ〜〜〜。
まぁ、前回のタイヤが貰い物で「無料!!」だった事を考えるといずれ出てゆくお金なので仕方がないと思えなくもないのですが、少し哀しい気分....というか、勿体無いオバケが出そうな感じですね。(笑)
で、交換するタイヤについては非常に悩みました。というのも、購入後ずっと履き続けていたD207というタイヤの印象が非常に良かったからです。グリップも、流れた際の挙動も安心感がありましたし、なにより、「手持ちのセッティングデータは全てD207でのもの」ってのが一番大きかったのです。銘柄変えちゃうとまた1から空気圧だのなんだのを探らないといけないので。ちょっと脱線しますが、ダンロップタイヤへの好印象は体験的なものが大きいのですが、ほんの少しだけ、「震災被災企業への応援」ってことも考えてます。
ですので、当初は同じD207への履き替えを考えていたのですが、それだと今出ている「ハンドルの振れ」が収まる保証がない。(泣)勿論、別名柄に変えて収まる保証も同じく「無い」のですが......。で、いつものジャパンタイヤセンター箕面店にて相談。結局ブリヂストンさんのタイヤを試してみる事にしました。実は私はブリヂストンの二輪タイヤにあまりいい印象をもってなくて(昔、BT37ってバイアスタイヤでえらい目にあったことがあるので)随分と悩んだのですが.....。なにしろWGPなんかでは全然実績が無いメーカーだし、製品のサイクルがかなり短く、頻繁にモデルチェンジをするメーカーなのでデータが活かせないんですよね。けど、ミシュランの今のスポーツタイヤのグルーブはあまりにも好みからかけはなれているので、どことなくD207を思わせるパターンを持つBT-010ってタイヤに決定です。
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交換前のフロントタイヤ。まだ3走行ぐらいはできそうな感じ。これで交換後3900Km走行です。個人的には一番格好イイパターンだと思うのですがいかがでしょうか? センターに刻まれた1本の全周に渡るグルーブが雨天走行での「安心感」をもたらします。(実際の効果は不明) |
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同じく交換前のリアタイヤ。こっちはあと1走行でお終い程度に減っています。一部スリップが出てるし。こちらも同じく交換後3900Km走行です。 |
交換作業は相変わらず迅速かつ丁寧で見ていてもとても安心出来ます。やっぱ「客の目の前」での作業は「うかつな事は出来ない」ってプレッシャーにもなるんでしょうね。
交換後の状況はこちら。
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センターに溝が無いのがどことなく雨の走行を憂鬱にさせそうなフロントタイヤ。けどまぁ、実際は走ってみないとなんとも言えないですね。 やっぱ、パターンはこういった「回転方向に向かった矢印」っぽいのが格好イイと個人的には思います。 |
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でこちらがリアタイヤ。D207よりも幅は実寸で8mm程度細い感じ。フルバンク付近のランド比がかなり上がっていて、いかにも「グリップ重視」って感じがしますが、これまた実際に走ってみないとなんとも言えませんです、ハイ。 |
懸案だったハンドルの振れは「ピタリ」と納まり、溝も復活したので車検面でもまずは一安心です。でもこの感じだとD207への履き替えでも納まったような気はします。(要は今までのがハズレタイヤだったって事になるのですが、このBT010も減ってからどんな挙動が出るのかは不明です)
気になる費用ですが、ちょうど夏のセール期間中で普段より少し安かったようです。
の合計:¥42、987-也。はぁぁぁ。(タメ息&涙)作業内容もあるので単純に値段だけの比較は出来ないとはいえ、やっぱ、関東が羨ましいねぇ.........。←ご参考にどうぞ。関東時代の経験だけでいえば、作業内容(タンクに傷防止のブランケットをかけたり、各部締め付けチェック、ボルト類の清掃などの意味です)は値段相応というか、それなりです。が、タイヤという商品自体はどこで買っても「同じ」ですからねぇ。
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