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●ステムベアリングのチェックとフロントブレーキパッドの交換

【06.10.02】


何度作業してもこの状態は怖い…

 先に行なわれたGS50のレースに出場し、久しぶりに自分のGSX-Rとは違う車輛をかなり真剣に乗ったのですが、その後に乗り換えたGSX-Rのハンドリングはなんだかフロント周りの挙動に違和感を覚えます。この印象はこの車輛に乗り換えてからずっと覚えている類いの物で、5分も乗れば「こんなもんか」で済んでしまう話でもあるんですけど、GS50に限らず、他の殆どの車輛からの乗り換え時には必ず同じような違和感を感じ続けていますし、フォークを交換したりしても劇的に改善する気配がありませんので、この時期の倒立フォークの作動性や、重量的なバランスがこのフレームに上手くマッチしてないんでしょうね、きっと。

 けどまぁ、乗りにくいよりは乗りやすい方が運転するのも楽ですので、本来であれば車検の前にやっておく作業のような気もするのですが(汗、久しぶりにステムベアリングの状態チェック&給脂を行ない、ついでに磨耗限度が近づいたフロントのブレーキパッドを交換しました。

 作用内容は前回と殆ど同じですので、手順については大幅に割愛です。
 外して洗浄が済んだ上下ベアリング。

 最後の交換からかなり経過しているので、本当であれば交換したいってのが本音ですが、駐車禁止なんて喰らってしまうと一気に先延ばしです(泣

 来るべき交換に備えて、アウターレースの叩き代を調べてみた所、矢印の部分にあらかじめ凹みが成形されている事が分かりました。

 真っすぐな状態の貫通ドライバーだとちょっとアクセスが難しそうですが、先端が45°程度曲がったタガネなどを使えば比較的容易に叩き出せそうです。

 けど、ジャッキで上げた状態ではあんまり叩きたくないなぁ…

 こっちが上側かな。下側とは違って、叩き出す為の凹みは成形されていませんが、アウターレースが全周に渡ってはみ出していますので、貫通ドライバーで叩く事は容易っぽい雰囲気です。
 給脂後の下側ベアリング。

 単体に出来ないので、コロの間にグリスを押し込むのが結構大変です。

 給脂後は、周囲にはみ出したグリスを出来るだけ奇麗にぬぐい取っておきます。

 こっちは仮組みした上側。

 上側のベアリングは単体に出来ますので、下側よりはグリスを詰めるのも楽です。

 この上側からダストシールが被さります。

 あとは逆手順で組み込み、さっさと前輪を付けて不安定なジャッキをおろします。今回もステムのナットは手締めで一杯一杯+1/16回転程で組みました。

 続いて、残量が寂しくなったメタリカさんのパッドを、買い置きのVesrahさんのパッドに入れ替えです。
 使用済みのメタリカパッド。まだまだ残量があるようにも見えますが、新品時の写真と見比べるとそれなりに磨耗している事が分かります。

 性能は文句無しなのですが、街乗りにも併用して使うにはかなり贅沢なパッドですね…

 買い置きのベスラさんのシンタード(黄)パッド。

 過去に使った中では、私的評価がナンバーワンなパッドですが、サンスターさんのローターと組み合わせて使うのは初めてなので、フィーリングの変化が少し心配ではあります。

 新品のバックプレートを貼り合わせた図。

 コストパフォーマンスがかなり高いベスラさんのシンタードパッドですが、スポーツ走行を繰り返すとバックプレートが反ってくるという欠点があります。

 端が既に反っているように見えるのはプレート成型時のプレスカットの影響でしょうが、こうした仕上げがメタリカさんと比べるとイマイチなのはしょうがないか。

 使用後の状況はまた追ってレポート予定です。

 っつ〜ことで、作業は比較的順調に進みましたが、生憎の空模様という事もあって試走は延期。少しでもマシになってくれれば良いんですけどねぇ>ハンドリング

 どなたか、88〜89の正立フロント周りと一式交換してくれませんかね?(笑)








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