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●ステムベアリング交換3

ステムベアリングアウターレースの写真
こうやって写真にすると交換するまでもなかった気がするなぁ…

 2月のTIでのみっともない転倒後の出来事。現地で応急処置をして帰路についたのですが、道中なんとも気持ちが悪い症状が出始めました。上手く書けないんですが、ユラユラと落ち着きがない感じ。それなりに速度を出すと症状はおさまるのですが、時速60〜80kmぐらいの一番使う領域でステダンを締め込んだ時のような不安定さが出ます。

 現地でやった作業はあくまで自走で帰る為の応急処置だったので、ハンドルのゆがみやステップ位置の不揃い、フォークの整列などに不安を抱えていましたので、「ま、整備すりゃ直るか」程度に考えていたのですが、本格的に復旧作業を行なってもあまり代わり映えがしません。で、改めて整備記録を読み直すと最後にステムベアリングを交換したのが2000年の12月。それ以降何度かステムベアリングのグリスアップは行っていましたが、交換後かれこれ16000kmも走ってます。←走り過ぎ。転倒時のハンドルの破損状況等も考えるとかなりベアリングに負荷が掛かった事が想像出来、シーズン前に交換した方が気分もよさそうなので、いつものごとくSBSに作業を依頼しました。

 丁度タイヤ交換と同時実施になってしまったのでどちらの作業が一番効果があったのかははっきりとしませんが、作業から上がってきたRはまさに「素直」な操縦性になってます。去年はウィリーやジャックナイフ等、ベアリングに負担がかかる遊びも沢山したからなぁ…(汗)

 アウターレースを子細に眺めると毎度の事ながらこの部分に掛かる負荷の大きさに思いを馳せずには居られません。←大袈裟かもしれませんが、ジャックナイフ状態の時、ステムの下側のベアリングにはフロント周りを除くバイクの全重量+ライダーの重量+減速Gがかかります。僅か20個ほどの鉄の球や円錐でこれらの重量を支える訳ですから、1年毎の交換は大袈裟にしても(走る距離もまちまちでしょうし)、車検毎のグリスアップ&車検2回で全交換ぐらいのサイクルは予定していた方が精神的にも宜しいのではと思います。








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