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●スピードメーターのデジタル化2(その4)

【06.03.02】


長さを切り詰めたメーター用ワイヤーハーネス


 >>あとはハーネスのコネクタを製作すれば、動作の確認は出来るのですが、どうなることやら… 

 ってことで、レポートがかなり後追になってしまっておりますが、備忘録を兼ねて。

 実はメーター付属の取扱説明書を紛失してしまい、正直かなり困っているのですが、メーター側からは3本のワイヤーが出ており、それはそれぞれ、

にコネクタで大別されています。私のRはすでに車体側ハーネスの取り出しが9Pコネクタに改造されていますので、それにあわせてデジタルモニターのワイヤーハーネスを9Pコネクタにまとめれば、車体側への加工は一切不用だったはずなんですが、時計の駆動用に常時12Vを新たに給電する必要が出たため、その部分だけは要加工(結局、ヘッドライトリレー用の平型端子に割り込ませた)となりました。(泣 …時計なんて電池で動かせよ!ってのが本音だったりしますが、この辺りの細かい使用感はまた別途まとめて記載します。

 メーター自体は汎用品ですので、ハーネスの組み替えは使うバイクによって異なると思いますが、

あたりがGSX-Rへの使用の特記事項でした。特に、イグニション用のピンには、メーターの電源、ニュートラルランプへの電源、オイル警告灯への電源の計3本をまとめて配線することになりますので、カシメるのが大変でした。今から思えば途中で分岐させてLEDについてはギボシにした方が取り扱いやすかったような…(そうすればLEDをパネルから単体で簡単に取り外せるので)

 加工後のメーターハーネス。

 丸めてある黄色の電線は常時12Vの入り側です。

 実際にはパネル製作完了後、オイル警告灯用のLEDをパネルに通してから9Pコネクタに結線しますので、ヤラセ写真ですね(汗


 続いて、メーターパネルの製作の続きです。
 プラリペアにはそれほど強度が無い事が判明したので、仮止めをプラリペアでスポット的に行ない、その後、ガラスクロスを積層する事で取り付け部分を作りました。

 さすがに手慣れた作業になりつつありますが、相変わらず強烈な臭いにはクラクラしてしまいます。

 とにかく加工中は手が汚れるので写真が撮れませんが、積層が終わり、ペーパーでの修正→プラサフ処理→荒研ぎ→パテ打ち→仕上げ研ぎ→缶スプレーの黒吹きまで済んで、部屋のなかで乾かしているところです。

 後にはPSE法で売る事が出来なくなってしまうRolandのギターアンプが見えてますね。

 一応、完成後の正面図はこんな感じです。

 ちなみに、この状態で260gあります。

 裏から見るとこんな感じになります。

 メーター自身はパネルにマジックテープで止まってますので、裏側のコネクタを3本抜けば取り外す事が可能です。

 このメーターは電源が無いと設定が何も出来ませんので、取りあえずこのまま車体に組んでみます。
 これといった干渉も無く、無事に収まり、各種インジケータも正常動作する事を確認。
 ちとピンボケですが、センサーの位置合わせは、説明書通り、LEDの点灯を目安に行なえますので、いちいち前輪を上げてタイヤを回す必要はありません。

 けど、前に使っていたサイクルメーター駆動用の磁石をディスクから外す為、一度ホイールを脱着したんですけどね(汗


digi_moni1.mov 13sec 180KB
 デジタルモニターのオープニングデモ。

 結構長いんだよなぁ…

 いつものごとく、音は出ません。

 当初はキリのイイ100000kmを超えてから本格的に換装だぁ!なぁんて思っていたのですが、作業時の距離計が90128kmと、比較的キリのイイ数字に近かった(…そうか?)ので、面倒臭さもあって、このまま正式に換装する事に急遽決定。(笑) 説明書を無くしてしまったので、以前に読んだ時の記憶と、アクティブさんに送ってもらった、文字が潰れて読めないFAXを頼りに、

っと、無事に完了した模様です。

まだざっと試走しただけなのですが、サイクルメータと比較すると

●良い点

  1. 多機能。ツイントリップは便利そう。
  2. 反応速度もまずまず
●悪い点
  1. 電源を繋がないと何も出来ない
  2. 結構でかい
  3. 液晶の視野角が非常に狭い
  4. 警告灯LEDが結構まぶしい
  5. メーター誤差が結構ありそう(表示がかなり甘い
って辺りが上げられます。特に3.の視野角の問題は深刻で、昼間はまだマシなのですが、夜間になると今回製作したメーターパネルの角度だとバックライトの青色以外は何も見えず、数字を読む為には頭を下げてメーターの真正面に目線を持ってこなくてはNGです。パネルをFRPで作ってますので、力業で角度を合わせる事も出来ませんので、もう一度アルミ材で作り直す必要がありそうですけど、アルミはΦ80mmの穴を明ける作業がなぁ…(悩

 パネルの作り直しと、もう少し詳細な使用レポはまた後日に追記予定です。

 前へ 続く…








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