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●'89 GSX-R750RKエキパイへの交換


ピンボケだぁ〜(泣

 1989年に限定発売されたGSX-R750R、通称RKの国内仕様エキゾーストを譲っていただくことが出来ました。え?そんなものを何に使うのだ??(笑)

 いや、本当はエキゾーストそのものを社外品に交換するのが軽量化に一番効果的なのは分かっているんですが、関西の講習会事情は排気系の「改造」(含むJMCAや車検規制値内の音量)に異常なほど五月蝿く、換装しただけでNGになってしまうことが多いのです。つまり、「ノーマルで参加出来ない講習会は無いが、改造すると参加出来ない講習会は沢山ある」ってのが関西の実状です。時代にそぐわない気もしますが、1台ならまだしも4〜50台、多い時は100台強のバイクが町中で一斉に走る(場所は殆ど教習所利用>講習会)ことを思えば仕方ないのかも知れませんね。

 で、Lのエキゾーストは一応エキパイ+マフラーのスリップオン構造で、スリップオンマフラーならノーマルに戻すのも簡単なのですが、いかんせんエキパイが黒塗りのド鉄(笑)なのです。そんなに錆も出てないし、カウルを外さなければそれほど気にならなかったのですが、アンダーカウルを外した時にどうも見た目のグレードが下がってしまいますね。そこで目を付けたのがRKのノーマルエキパイだったのです。

 90年型R750Lはエンジンのベースを前年のRKとしており、オイルパンの形状などはほぼ一緒。パーツリストやサービスマニュアルを読む限り、限り無くボルトオンに近い印象を持ちました。しかもステン。メーカー純正品なのでレギュレーションも「多分」問題ない気がします(黙ってればね(笑))。そんな事情でずっと探していたのです。が、RKだってスリップオン構造ですので、マフラーならまだしも、フルエキに換装する機会がないとエキパイは手放さないんでしょう。巡り会うには結構な時間がかかりました。新品とるのも阿呆らしい話だし。感謝してます>しのプさん


ちょっとピンボケですな。

 これがRKのエキパイ。一生懸命磨きました(笑)Lと同じく、1243のサイクロン集合ですね。妙にエロチックです。

 左がRK(内径30mm)、右がLのエキパイ(内径27mm)。重さはどちらも4Kg。輸出Lより国内RKの内径の方が広いのはさすが!って感じです。

 これまでも何度かエキパイ自体は着脱したことがあったので作業は比較的簡単に進んだのですが、今回は新品のガスケットを用意していたので、フランジにつける2分割の部品が上手く刺さらず、少しだけ苦労しました。慣れてなければ一人での作業は結構辛いかも。

 で、一番心配していたRKエキパイ+Lマフラーの接合部分がこちら。どちらも仕切板が入っており、4-2-1構造です。(マフラー側にも仕切があります)

 こちらがRK。内径はLと同じですが、集合部の出口の向きが若干Lとは違うのです(RKのは捻ってある)。かちあがってますもんね>RKのマフラー。

 こちらがL。ガスケットを外しているので若干広く見えますが内径は同じ60mm(ガスケット除く)。仕切板の形状が違うので干渉が心配。

 エキパイを仮留めし、付いてくれよと祈りながら、おそるおそるLのノーマルマフラーを差し込みます。

グ、グググッ........スコッ!!


接合部のUP。ちょっと嵌合長が少ないかも。排気モレは無し。

 っと、あっけなく付いてしまいました。ほっ。

 集合部付近を固定するステーがフレーム側で長穴のフレキシブル構造になっているのがポイントで、一旦ここを緩めて穴位置をあわせれば全く問題がありませんでした。ノーマルの公差が大きいのか、はたまたはじめから換装を考慮しているのかは不明。なんにしても大助かりな設計です。力技はあまり好きじゃ無いので(笑)。


L字型の金具が長穴になってるのが分かりますか?

 で、本格的に各ボルトを締めこみ、エキパイを脱脂し、エンジンをかけて排気洩れを確認。これで作業は終了です。初回走行後に増し締するのはお約束ですね。


いい感じ。やっぱステンは格好イイなぁ。

 重量的には全く軽量化になりませんでしたが、エキパイ内径が3mm広がったことと、なにより格好良くなったこと(かなり主観)で満足満足です。なんたってあのRKのパーツなんですからそれだけで気分はイイです。←かなり憧れてます>RK

 あまりにジャストフィットで誰も換装に気付かないと思うけど。(笑)


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