0の字から8の字へ
今まで練習してきた左右の0の字を混ぜ合わせると8の字が出来上がります。
|
緑色の点をバイクだと思って下さい。ほ〜ら、8の字になってるでしょ? イメージとしては、パイロンに最も近付いた場所で、向きがかわるまでず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと我慢するって感じです。 お気付きだと思いますが、8の字を小さく回ろうとすると、青色の円、すなわち、自分が一番回れる円の大きさをどんどん小さくする必要が出てきます。 ですが、まずは0の字のラインと8の字のラインは基本的に同じだという事を理解し、実際にそのラインをなぞれるようになればOKです。 円を小さくする練習は次のステップで取り上げます。 |
|
こちらは上図から軌跡だけを抽出した図です。 前述した、教習所で習った8の字の軌跡と違い、パイロンに対して進入方向に大きく膨らんだ、少し歪んだラインになってます。 これが「大きく入って小さく出る」基本のライン取りです。 最終的に、2本だけ立ったパイロンからこのラインを自分で見つけられるようになれば、市街地での走行や峠道でもバイクの楽しみの幅は大きく広がると思います。 |
公道や駐輪場でUターンをする時などにもこの8の字練習で培った技術は効果的なのですが、パイロンを使った練習にある程度慣れてくると今度は「パイロンが無いがために、ラインを見つけられない」という深刻なジレンマに陥ります。←これを「パイロン症候群」と称します。(笑)そりゃそうですよね。公道でパイロンがあるところといえば工事現場ぐらいですから。そんな時は路面のシミや、白線の継ぎ目など、比較的目標にし易い位置に「パイロンがある」と想像してラインを組み立てればば楽ちんですよ。峠やサーキットなどでも、こういった「仮想パイロンをたてる」という技は結構有効です。
定常円の半径を小さくするへ進む
8の字のイメージ&練習方法Indexへ戻る
Copyright © 1999-2009 Tatsuwo. All rights reserved.