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●8の字の練習方法 その1

1.まずは0の字(ゼロの字、オーバル)を回ってみる

 初めに:オートバイは低速になればなるほど不安定になる乗り物です。Uターンしないといけない状況はライダーを憂鬱にさせます。低速が苦手→転ぶかもしれない→バイクに傷が付く→だからスクールには行かないって発想をする方も沢山居ます。残念だとは思いますが、価値観は人それぞれですから私は何も強制しません。

 が、こうしてこのコンテンツまで目を通してくださっているあなた! 少なくともあなたはなんらかの興味があってここを読んで下さっているのだと思います。そんなあなたに、練習の際の「ちょっとしたコツ」を初めにお伝えしておきます。

  •  クラッチは完全に繋ぐ:意外に思うかもしれませんが、半クラッチ操作はほとんどのバイクで必要ありません。2stでも250ccもあればクラッチは完全に繋いで下さい。エンスト転けが心配な方は下記のコツを実施して下さい。それでも俺はエンスト転けが心配だ!って方はすぐにクラッチが切れるよう、指1〜2本をレバーにかけるぐらいはOKです。けどきっと、クラッチ切っちゃうと駆動力も切れて結局転びますよ。(笑)
  •  アイドリングを上げる:もし簡単にオートバイのアイドリング回転数を調整できるのであれば、2000〜3000回転(バイクの種類にも拠りますが、250マルチなら3000回転ぐらいが適当だと思います)までアイドリングを上げて下さい。これは前述のエンスト転けを予防するだけで無く、8の字が出来ない段階ではスロットル操作など「神経質にならざるを得ない要素」を極力排除したいがためです。もちろん町中ではアイドリングを上げて走ることはマレですが、回る事自体に慣れてくれば技量に余裕が出来ますので、最終的にはアイドリングを上げなくても回れるようになります。
  •  フロントブレーキは使わない:これも上と同様、余計な操作を極力排除する為です。いずれペースが上がれば必然的にフロントも使う必要が出てきますが、最初の段階ではブレーキレバーから完全に指を放して下さい
  • ギアは1速で走る:ギクシャクして…っとおっしゃる方がほとんどですが、アイドリングを上げて、スロットル操作をしなければギクシャクすることはアリマセン。言い換えれば、ギクシャクするのはあなたのスロットル操作が下手な証拠です。とはいっても低速/低いギアでのスロットル操作はいわゆるベテランにとっても難しいものです。ですのでくり返しますが、慣れるまではアイドリングを上げ、スロットル全閉でもトコトコとバイクが進む状態で練習して下さい
  • 速度コントロールはリアブレーキで:スピードが出過ぎかな?っと不安に思った時はリアブレーキをそっと踏んで下さい。アイドリングさえ上げておけばバンク中に踏んでも転ける事はまずありませんし、かえって安定感が生まれます。

教習所の8の字

 8の字が苦手、あるいは出来ないとおっしゃるかたはスクールでもよくお会いします。で、その苦手/出来ないの内容をよくよく吟味してみると、

  1. 物理的に回る事が出来ない
  2. 回る技術は潜在的に持っているのに使い方が分からない

の2つに大別されます。で、いまここで教習所でのカリキュラムを思い出してみて下さい。(私は二輪免許は全て飛び込みなのでイメージ出来ませんが)

図1

 地面に描かれたこのような線の上、あるいはこういった形の道の上を走りませんでしたか? いくら規制緩和が進んだとはいえ、これに不合格で免許を手にする事が出来るとはとても思えません。

 つまり...

 殆ど全てのライダーさんは潜在的に8の字を回る技術を持っているのに、その使い方が分からないだけなのです。

図2

 上の図とこの図の違いは真ん中にパイロンがあるかどうかの違いだけ…と思いますか?

 ところがそうではないのです。

図3

 実際の路面には教習所のように「ここを走りなさい」なんてラインは描かれておらず、単純に2つパイロンが置かれているだけ、さらにいえば、現実の路上にはパイロンすら置かれていません。

 つまり、「どう走るかを自分で決めなければいけない」んですね。前述の教習所の8の字を走れない人はまず居ません。なぜなら走るべきラインがあらかじめ決められており、そのラインをなぞるだけで済むからです。ですが、このポツンと置かれた2つのパイロンからそのラインを見つける事が出来ない人は…残念ながら、沢山居ます。

 峠道やクローズドサーキットでもそれは同じですね。道路をなぞる事はほとんどの方が出来ますが、レコードラインを見つけられないのです。(ここでいうレコードラインは技量によって当然変わってきます)

 8の字は適当な広さの空き地さえあれば練習できますが、初めのうちはパイロンや空き缶など、何らかの形で「目標物」を設定して練習するのが一番楽でしょう。工事現場の大きなパイロンは持ち運びに不便ですから(笑)、トイザラスなどのおもちゃ屋で売っているローラースケート、ローラーブレード用のミニパイロン(6個で700円)がお勧めです。
 

 0の字(ゼロの字/オーバル)を回ってみる

 まずは8の字ではなく、0の字を回ってみましょう。

 このようにパイロンを2本置きます。パイロン間の距離は何メートルでも構いませんが、10m級のメジャーなんて普通の人は持ってませんから(笑)、自分の足で10歩とか12歩とか、そんな感覚(間隔)で構いません。

 今後もその場所で何度も練習するなら歩数をきめるか、こっそりと路面にマーキングしておくとなにかと便利ですね。

 では実際に0の字を回ってみます。左回り、右回り、どちらから始めても構いませんが、ほとんどの方が左回りの方が得意だと思います。(これには理由がありますがここでは割愛します)

 左図にはおおまかな軌跡が書いてありますが、このとおりに走れる人は殆ど居ません。どちらかというと、進入でパイロンに寄ってしまって出口で膨らんでしまう方がほとんどです。

 教習所の8の字のところで書きましたが、パイロンという目標物から実際のラインを思い描くのは、慣れるまでかなり難しく、どうしても「パイロンに向かっていってしまう」からです。

 また、青い丸は自分自身が描ける最小の円です。

 ラインを組み立てる

 たかが0の字でもライン取りは重要です。

 回る事自体に慣れてきたら、「大きく入って小さく出る」事を意識し、進入を大きく、出口を小さく絞ることを意識してみて下さい。

 左図はその具体例です。上の図とパイロンの距離もだ円の大きさも同じですが、少し傾いていますね。

 ほんの少し大きく入るだけでパイロンの見え方が変わってきますし、向きを変えるのが楽になる事に気付くと思います。

 余裕のある方はスロットルを開ける事が出来るかもしれませんね。

 右回りも同様です。

 慣れてくればこのラインのまま逆回りにもチャレンジしてみて下さい。進入で小さくアプローチすると心理的な圧迫感が生じる事に気付かれると思います。

 目標物に対して大きく入る事はライン取りの一番の基本です。大きく入る事で視線をより遠くに導く事が出来き(先を見通せる)、結果的に安全マージンは大きくなります。

 

 0の字のラインがある程度出来上がってくるといよいよ8の字へと移ります。

 今まで練習してきた右/左回りの0の字を重ね合わせてみると左図のような形になります。

 なんとなく8の字の姿が見えてきませんか?

 

 

 …見えないか。(笑)


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