【09.04.25】
ってな訳で、雨の土曜日の暇つぶしに、油冷機関連のストックパーツをゴソゴソとしていたところ、エンジン側のギアシフトリンクを発見。
実は余りに地味すぎて更新すらしてなかったみたいなんですが、いつだったか、R750Lのシフトリンクを後期ハヤブサ用のそれと交換したことを思い出しました。…なんかそんな話しをあげはからパーツをはぎ取ってる最中にK君をかわしたような気もするな。
件のハヤブサ用のシフトリンクは、あげはに付いたままドナドナされちゃったので、今から考えればそれも回収しておけば良かったなぁ…っと少し後悔してしまいますが、ま、済んでしまったことはどうしようもないので、手元に残ってるR750Lの純正シフトリンクで遊んでみることにしました。あげはの遺品ですしね。
エンジンに直接チェンジペダルがマウントされているバイクもかなりの数がありますが、歴代のGSX-R750は、リンクの形式に若干の違いはありますが、全車リンク式のチェンジペダルが採用されており、特に油冷後期以降は、左側ステップ基部をピボットとした、同軸構造のチェンジペダルが採用されています。
この同軸構造のチェンジペダルは、ペダルのストローク量に関わらずステップとペダル先端との距離が一定となるので、比較的リニアな操作感が得られるといわれています。ま、稼働部が増えるので、グリス切れなどが原因のフリクションや、ガタなども当然出てきますので、定期的なメンテナンスとのトレードオフではあるんですが。
で、この方式はペダル基部とエンジン側をテンションロッドで結んでチェンジ動作を行うのが一般的なんですが、このリンクアームの長さを変更することで、チェンジ操作に必要となる実ストロークを増減する事が出来ます。(ロッドの長さを変えるとペダルの高さを調節出来ます)
左がR750K4、右が今回発掘されたR750Lのギアシフトリンク。 リンクが長いとシフトストロークも長くなり、短いとストロークも短くなります。 |
社外のバックステップキットなどでは、エンジン側でなく、チェンジペダル側に穴が2つあって、どちらにロッドを繋ぐかを選択(ストロークを選ぶ)出来る製品もあるようです。この場合は今回のエンジン側のリンクと反対で、軸から遠くセットする程、シフトのストロークは短くなります。
今ではもうすっかり慣れてしまっているんですが、納車時のインプレッションを読み返すと、
ミッションのタッチがいまいち好きになれない(ストロークが長い気がする)
なぁんてことを気にしていたようですので、サクっと交換してみました。10mmのスパナ一本で作業出来ますので、雨上がりの夕方に行う軽整備には最適でしたし(笑
…これが交換後なんですが、写真じゃ違いなんてさっぱり分からないですね(汗 |
明日は久々にツーリングに出掛けますので、インプレッションはその後にでも追記することにします。
参考リンク:
油冷機のリンクを交換するきっかけになったサイトが何処かにあった筈だと再検索したら、まだ運営なさって下さってました。情報のご提供を感謝します。
…2500円もしたのかぁ やっぱ回収しておけば良かったなぁ…orz
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