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●アクスルナットの交換

【08.06.12】


36mmサイズのナット&ソケット… 既に特殊工具の領域ですね(汗

 ってなわけで、購入当初から「こりゃ不便だろうなぁ…」っと思っていた、コッタピン仕様のリアアクスルナットを、なじみのあるセルフロックタイプのナットに交換しました。…こんなことまで更新ネタにしちゃうのかって感じですが(汗

 おそらく仕向地(カナダ)の法規で決まってるのでしょうが、私のK4のリアアクスルナットはいわゆるキャッスル(クラウン)ナット仕様でして、アクスルを緩めるたびに新しいコッタピン(割りピン)を用意する必要があります。

 実は今までこのタイプのアクスルナットを使った車両を所有した経験がないので、割ピンをストックしておくという習慣が私にはありません(汗

 整備の度に、舌打ちしながら部屋まで割ピンをとりに戻る羽目になる予感がヒシヒシとありますので、さっさと交換する事にしました。

 確か、国内仕様のGSX-R750T用として手配したセルフロックタイプのアクスルナット(09159-25001)とワッシャ(09160-25070)。

 現車をちゃんと見てたら、同じタイプのナットはR750K4のスイングアームピボットに使われてました(汗

 …それと、このナットは単価が1600円!程度します(泣 なんでも大阪のネジ工場がスズキに納めてるらしいです。

 こちらが外したオリジナルのキャッスルナット&コッタピン。この程度の歪みなら、コッタピンは何度か使い回せそうですが、何度も使うと強度が落ちるのと、微妙に曲がって上手く抜き差しが出来なくなってイライラするんだよなぁ…

 交換作業自体は緩めて付け替えるだけですが、ピンの穴位置を合わせるため、オーバートルクでナットが締め付けられている事が殆どですので、しっかりとした工具で作業するのがコツといえばコツです。今回も初回のひと緩めがかなり大変でした…←レーシングスタンドから一瞬リアが浮いて焦った(汗

 で、これが交換後。気まぐれでβピンを刺してみましたが、手持ちのφ20mm用なのでちょっとタイトですし、結構サイズが大きいので見た目もイマイチかもなぁ…(悩

 ってな感じで、チェーンの遊びを調整するでもなく、単なるナット交換ですのであっさりと作業は終了しましたとさ。

 っしかしまぁ、性能の為とはいえ、ここまでアクスルが太い=ナットサイズも大きいと、気軽に整備をしようって気持ちになかなかなりませんね(笑)


【08.11.25】追記

 ってなわけで、その後ずっとβピン仕様で乗ってる訳ですが、万が一のピン脱落を考え、リアインナーフェンダー装着直後にワイヤーロックを施してみました。ちょっとだけレーシー仕様って感じです。

 オイルフィラーのワイヤーロック同様、アルミ板でステーを切り出し、フェンダーのネジに共締めの後、ステンワイヤーを捻ってβピンと繋いであります。

 弛み止めとは違い、ピン脱着の為にワイヤーにはテンションが掛かってませんので、ブラブラ揺れて周辺パーツに傷が入るのを防ぐ為、手持ちのシリコンチューブに通してます。黒いチューブが欲しいな。

 時間があればkusi750さんみたいに、φ1mm程度の既成ワイヤー&圧着スリーブで作り直したいなぁ…

【08.12.07】追記

 ってな訳で、ホームセンターに出かけたついでにワイヤーとスリーブをゲット。ついでに内径1mmのゴムホースを熱帯魚コーナーで確保し、ざくっと加工してみました。

 やっぱ、こういったちょっとした部分に気を使うようになると、ほんの少し愛着が…湧いてくるといいなぁ(汗)

 で、こちらが現在の実車の様子。

 ワイヤーロック云々をいうより、チェーンプレートの錆を何とかしないとイカンな(汗)







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