【05.01.30】
実はこないだの年末年始休暇時にフロントのブレーキパッドの交換&前後フルードの入れ替えを計画していたのですが、寒かった&エア抜き用に愛用していた金魚配管用ワンウェイバルブが手入れ不良で使用不可となってしまった関係で頓挫していたのですが、冬眠前って事で、キャリパーの揉みだしなどと同時に一気にメンテナンスを実行しました。予報では雨だったんですが、晴れて良かった、良かった。
パッド交換の手順や諸注意、また、キャリパの丸洗いや揉みだしについては各種雑誌や他人様のサイトに詳しく(いかにも自分が発見したかのように)書かれていますので、そちらをご参照下さい。(笑) 油冷後期特有のTipsなどもありませんしね。
で、今回使用するパッドはSBSさんのRQってグレードのパッドで、既にこのグレードは現在のラインナップからは外れています。今ほどシンタード系パッドが一般的になる前のレーシンググレードですので、温度依存性や雨天時の効き等に若干の不安が残りますが… はてさて、どうなることやら。(汗)
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上が今まで使っていたベスラさんのシンタード(黄色)、下が今回交換したSBSさんのRQパッドです。前回交換時が2002年の2月10日、交換時の距離が51584km、今回の交換時の距離は75615kmですので、約丸3年、距離にして実に24000km以上使い続けた事に成る上、急いで交換するほど減っていないという事実には本当に驚かされます。 この間、街乗りは勿論、ツーリングにサーキットにスクールにと酷使していたんですけどねぇ… シンタードパッドは単価が結構しますが、持ちや効きなんかを総合的に考えるととてもコストパフォーマンスに優れている気がします。 残量がかなりあるので廃棄はせず、このまま部品箱に入れて保管予定です(汗) |
キャリパーを洗ってピストンを揉んで、シリコングリスを塗ってまた揉んで…なんて作業を繰り返し、ヤスリを持って降りるのを忘れたので地面で軽く面取りした(汗)パッドを組んでフォークにキャリパを仮組。フロントを浮かせて前輪を回転させ、レバーを握って「ガツン」っと止まった状態を維持しつつキャリパを本締してパッド交換作業は終了。
年末に手配したホンダさんのDOT4フルードをオイル差しに移し、昨日SBSさんまでの道中、ホームセンターで手配した新たな金魚配管用ワンウェイバルブ&シリコンホースでフルード入れ替えを実施しました。
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以前は透明なプラスチックだったのに、今回のバルブは何故か黒いプラスチック製に変わっていました。確か450円位かな。ちなみにホースも金魚配管用のシリコンホースで207円/5mでした。 フロントはそれほどでも無かったんですが、酷使傾向で熱的に苦しいのか、リアのフルードはかなり汚れていました。(汗) 使用後はオイル差しに水/お湯を入れ、エア抜きホースに突っ込んでバルブを洗浄してから保管しないと、バルブ内でフルードが結晶化してしまい、再利用が出来なくなりますのでご注意を。 っつか、フルードを受ける容器をタンクに置くなよ…(汗) |
これから暫く冬眠させるという事もあり、交換後のパッドのインプレはまた後日になりますが、なんとなく速攻でシンタードパッドを手配し直す予感がします(笑)
ざっと検索した所、Webikeさんで商品検索がヒット! 当時のSBSパープルラベルシリーズで、カーボン系のパッドだそうです。まだ売ってるんですね… だけどこれ、どうみてもシンタード系じゃないだろ…(汗)
交換後、夕方に所用でざっと乗りましたが、アタリが出始めてからはそれなりにコントロールし易い感じがします。揉みだしやフルード入れ替えも同時にしているので、単純にパッドだけの比較では無いですが、タッチが軟らかい…って言えばイイのかな。制動力云々についてはまた後日に追記予定です。まぁ、送料込みで1390円(左右)で手に入れたので文句は言うまい(笑)
【05.04.18】追記
かなり温度依存性が高いようで、冷えている時&雨の時は全然効きません。また、タッチはレジン系特有の物で、シンタード系のカッチリしたタッチに慣れていると結構違和感を感じます。暖まりさえすればかなり効くのですが… 早々にお蔵入りする予感があります。(汗)
スクールを含めて使った感触が余り好きに成れなかったので結局元の使い古し(残量はまだある)ベスラさんのシンタードに戻しました。絶対的な制動力はかなりありそうなのですが、温度依存性が強いとやっぱ使いにくいです。パッド選びは難しい…
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