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●金魚用ワンウェイバルブでエア抜き

 一人で整備をする機会が増えてくると、「あぁ、あと一人いてくれたらどれだけ助かるだろう…」っと感じる機会も比例して増えてきます。その最たる例が、私の場合はブレーキのエア抜き作業でした。

 私のGSX-Rのフロントブレーキはダブルディスクなのですが、右側のキャリパーは比較的楽にエア抜き出来ますが、左側のキャリパーの場合は、右手でメガネレンチを操作しながら思いっきり伸ばした左手でブレーキレバーをニギニギ。また、リアキャリパーも、手前側のピストンは比較的楽ですが、裏側(スポーク側)のブリーダボルトは元々非常に操作しにくい位置(ホイールのスポークが邪魔になる)に付いていますので、左手がつりそうになりながらメガネレンチを操作し、右手でブレーキペダルを押し込みながらの作業となります。

 シャンプーポンプを利用したワンマンブリーダも結構有名ですが、ブリーダの根元からエアが混入する事が多く、私の作業環境では上手く使いこなせませんでした。で、なんとか他の楽にエア抜きが出来る方法を模索していたのですが、昨年の夏頃、ホームセンターで金魚配管用のワンウェイバルブを300円程度で入手し、ホースに繋げて使っています。

 すでに何度も使っているのでなんかバルブが白く変色してますね(汗)

 フルードはマジックで書いた矢印方向に流れますが、逆方向からは空気が進入しない構造になっています。

 元々はエアの配管用なので、水やブレーキオイルなどの液体を流す際の性能は保証されないと思いますが、ま、販売価格が300円程度ですので、ダメになればまた買い直せば済みます。

 使い方は至って単純で、ブリーダボルトにワンウェイバルブを繋ぎ、もう片方をペットボトルの空き瓶などに突っ込みます。ブリーダボルトを1/4回転程緩め、ブレーキレバーをグイグイ何度も握ります。ワンウィエバルブを使わない場合は、レバーを離す際に毎回ブリーダを締め直さなければなりませんが、このバルブを使えば緩めっぱなしでもエアが逆流してくる事はありません。特に、リアキャリパーの裏側のピストンのエア抜きはこれで格段に楽になります。エア抜きだけでなく、フルードの入れ替えの際も、リザーバタンクの残量に気をつけてブレーキ操作を繰り返すだけです。で、エア抜きが終わったら、ブリーダを締めてからホースを外します。

 接続の際のコツは、ブリーダボルトよりも上側にワンウェイバルブが来るようにホースを取り回す事ぐらいですかね。

 ブレーキフルードは思いの外劣化が激しい(特にキャリパー内のフルード)ので、定期的な入れ替えはとても効果的ですし、単価も500ccで1000円前後と比較的安価ですので、マメなメンテナンスをお勧めします。


【03.06.06】補足

 メガネレンチが使える場合、他の工具は使わないのが整備の原則なのですが、このワンウェイバルブを使ったエア抜きの場合、メガネレンチをブリーダボルトに掛けたままで作業すると工具の自重でボルトが開き過ぎたり絞まってしまったりしますので、作業時の車両姿勢やブリーダボルトの位置によってはメガネレンチではなく、スパナを使って緩め、エア抜き作業時はブリーダのボルトから工具を完全にフリーにした方が作業がやりやすいと思います。また、ブリーダボルトの根元に薄くグリスなどを盛り、エアを吸い込む事を防ぐなどの工夫も有功です。その場合、作業終了時には必ずブレーキクリーナやパーツクリーナで清掃/脱脂を行って下さい。


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