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〜'07.03.31までのSilly Talk

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【07.03.21】大ピンチ(汗

 夕方から予定が一件入っていたんですが、午前中にキャンセルの連絡があったので、たまにはちゃんとあげはのメンテをして更新ネタを作ろうと、手配済みだったハブダンパとクラッチケーブルの交換をしたんだよね。

 で、一通り作業が終わり、車体周りをざっと掃除をしてたらセルモータの辺りにオイルが滲んでるあとが… 子細に観察するとどうやらオルタネータの接合部から滲んでるっぽい。この冬にセルモーターとオルタネータを交換してるので、「あ〜、ちゃんとボルトを締めなかったのかなぁ?」などとお気軽に考えて部屋までTレンチ+12mmのボックスを取りに戻り、グィっと締めること1/2回転。随分と緩いなぁ…なぁんて思いながらも更に1/4回転ほど締め込んだら…

 


 あぅぅ…(号泣 ここまで派手な整備ミスはあげはに乗り始めてから初めてだなぁ(汗 こんな予期せぬ更新ネタになってしまうとは…

 折ってしまった(ねじ切った)ものは取り返しがつかないんですけど、問題はコイツが非常に掘り出し難い位置にあるボルトであることでして、あれこれ悩んでみたものの、結局日没サスペンデッドとなり、対処することを延期。座面とほぼツライチなのでバイスプライヤでも掴めないし、逆タップ立てるにしてもこの位置に垂直にドリルを当てるには長さ30cmクラスのビットが必要と、事態はかなり深刻な気がしてます… シーズンがそろそろ始まっちゃうので、なんとかしないといけないんですが、ほんと、どうしようかなぁ… 

 結論:

こんなことをやちゃうと整備の自信がなくなっちゃうよなぁ…(恥

そうそう、オイル滲みの原因は、オルタネータを組み付けるときにオイルシールが噛み込んでたみたいで、シールが見事にちぎれてました(汗 そりゃ滲むって。

【07.03.18】母校

 てなわけで、受験料に8400円もの私費を投じたからには棄権する訳にもいかないので(笑)、約20年ぶりに母校の天六学舎(こっちは二部学舎なので在学中はほとんどいった事がなかったのだ)に某民間資格の受験の為に行ってきました。一時はこのまま春が来るのかと思うような暖かい毎日が続いていましたが、この日は3°C近くまで大阪も気温が下がり、自転車を漕ぐ手が冷たくてキツかったなぁ。

 1週間前にようやく公式テストを買って勉強開始、今回は設問数や試験時間すらろくに調べずに本番に挑んだんですが、午前と午後の長丁場の試験と思ってたら午前中の2時間で終わりと知ってかなりびっくりしたりして。←舐め過ぎ(笑) まぁ、当然の報いなのか、自己採点(国家試験じゃないので回答速報が出ない)では結構ボーダー(2分野から出題で、それぞれ80%以上で合格)ぎりぎりの様子…(汗) 4月11日には合格発表があるらしいので、受かってるといいんだけどなぁ。次回から受験料が10500円に上がるらしいので、もう受けたくないってのが本音だったりします。

 で、久々に訪れた我が母校なのですが、吹田にある一部学舎の近代的な設備と比べるとあちこち老朽化が進んでおり、空調は効かないわ、トイレのドアはちゃんと閉まらないわ、壁のペンキはあちこち崩れ落ちてるわ、机は狭いわで、なんというか、受験会場には非常に不向きな作りでかなり閉口しました。私の席は一番後ろの壁側だったんですが、ちょうどデッドスペースになっていて、新幹線の窓側席同様、一旦座ると通路に出るのに隣の人に席を譲ってもらわないといけない訳で、腹具合が悪かった私は試験開始前の30分に3回も席を譲ってもらう始末… 2年ほど前に某資格を受けた近大のような、学舎内にエスカレーターがあるってのも過剰設備なような気がしますが(汗、試験会場選びはもう少し考えて欲しいなぁ… きっと借り上げ費用が安いんだろうけど。

 結論:

 けど、受験目的でさえなければ、中庭はいい感じだし、校舎の外観も半地下があったり、地下に降りる階段に鉄格子(笑)があったりと、映画なんかを撮るには非常に味のある建物でした。私が現役の頃もすでに老朽化してましたけど、この20年で更に味が出た感じ。なんとなく「羊達の沈黙」あたりの映像の雰囲気がある学舎で、センスさえあれば、自分のバンドのビデオクリップなんかを撮ってみたいなぁ…なぁんて思いながら会場を後にしたのでありました。←コイツにはセンスが無いので、どのみち無謀な夢なんですけどね(汗)

【07.03.12】シーズンイン

 っつ〜ことで、マジでこのサイトの事をほったらかしにしている気がする今日この頃(汗

 本編の更新が長期に渡り停止する状況は過去にも何度もありましたが、その大きな理由は「更新ネタの枯渇」であったり、「モチベーションの低下」であったりしたのですが、今回は「多忙」の一言に尽きる訳で、こんな事を言い訳にしてしまう自分がなんだかとても情けない(Rockっぽくないと同義)なぁ…っと自分でも思うのですが、これを書いているのが早起きした月曜の早朝5時半ではなく、日曜深夜の29時半である現実には、正直目眩がしてしまいます(泣 ま、ありがたい話ではあるのですが…

 MotoGPが開幕したと思ったら、3月頭に募集を開始しました猪名川サーキットライディングスクールも第1回目の開催が既に定員となってしまい、今年もパンフレットが間に合わなかった無念さや、皆様のご期待の重さなどが複雑に胸の中を渦巻いているのですが、今年もいいスクールを開催出来るよう、スタッフ一同努力致しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

 しっかし、なんでこんなに忙しいのかといろいろ分析してみたんですけど、やっぱ私は時間の使い方が下手なんだろうなぁ… っつか、第1回スクールで流すBGMを選んでたらあっという間に時間が過ぎた=忙しいってのはどうかと思うな、流石に(汗)

 お詫び:

 掲示板の返事もなかなか出来ませんが、どうかご容赦ください。

【07.02.25】Planet Tokyo

 ってなわけで、先週京都で式を挙げた大学時代の友人S君の結婚披露パーティーに出席する為、日本の首都東京にかなり久しぶりに行ってきました。多分7〜8年ぶりなんじゃないかなぁ? Puffy AmiYumiが "Planet Tokyo! It's a place not very far"っと唄ってる通り、午前9時半の新幹線に乗って12時前にはもう品川駅に到着。品川って駅は個人的に思い出が多い駅なのですが、新幹線のホームが出来てからは初めて降りたので、やっぱ結構久しぶりだなぁ。

 12時半に渋谷のモアイ像前で待ち合わせだったので、そそくさと山手線のホームに移動したんですけど、新幹線のホームと山手線のホームは駅の両端にある上、列車の一番端に隔離されている喫煙車(16号車)の下車位置からかなり歩きました。っつか、これだけのホームがあって、しかもそれが通勤時間帯には全てすし詰めになるってんだから、やっぱ東京って街は特別な街だなぁ…っと実感。

 無事に山手線に乗り込むとそこは関西弁が浮く空間ですので、周りを観察しながら渋谷に向かいます。大崎駅から乗り込んだカップル(新婚なのか婚約なのかは不明)が「ご両親に会うのは緊張するよねぇ〜」っとか会話をしながらなぜか別々の単行本を読んでます(笑) 女の子が読んでるページには「バスルームを奇麗にすれば幸運が舞い込む」ってな見出しが(汗)

 JRも民営化からかなり経ち、商魂が逞しくなったのか、恵比寿駅の発車音楽がヱビスビールのCM音楽なことにびっくりしつつ無事に渋谷駅に到着。みどりの窓口で帰りの新幹線の予約をすませたついでに「モアイ像」の場所を確認。大学の後輩と無事に落ち合い、歩道橋と坂を上り下りしながら、青山学園大学近くのスタジオに向かいます。パーティーの余興で1曲だけドラムを叩く事になってるのですが、未だにシリコンプレーヤーを持ってない私はとてもミュージシャンが書いたとは思えない譜面だけが頼りなんですけど、まぁ、リズムさえ乱れなければ目立たないパートなので(笑)お気楽なものです。

 スタジオではメインで演奏するバンドさん達とご挨拶をすませ、課題曲を2回リハーサルして私は本番までお役御免。先週もお会いしたS君のお嫁さんとVoの大学後輩の3人でスタジオの控え室でウダウダと過ごします。

 バンドさんのリハーサルも済み、スタジオからパーティー会場である青山まで徒歩で移動。が、時間が少し余ったのでスターバックス上のイタリア料理屋さんで軽く腹ごしらえ。シーザーサラダが結構美味でした。っつか、東京の人たちってのは昼間っから差し向かいでワインなんて飲みながらデートしてたりするのね(汗) 危うく指差して笑いそうになりました(笑)

 無事会場に入り、PAさんとの音合わせも済ませ、いよいよパーティーも本番。ここでは大学時代の友人3人と再会する事が出来ました。心配だったドラムスも大きなミスなく、多少走った程度で無事終了。っつか、Voさんが歌詞とんだ時はちょっと焦りましたけど(笑)譜面台に歌詞カードまで乗せて何やっとるねん!って感じですが(笑)、人前で唄うのは緊張するもんなぁ。

 で、普段はこんな、時系列を追ういかにもな日記は書かないんですけど、今回わざわざ書いてるのはそれなりの意味があって、鉄壁を誇ったチョンガ−3の一角が崩れてしまった寂しさ(笑)と、短い時間でしたけど久々の東京訪問がやっぱりインパクトがあったのかな。相変わらず人は多いし、大阪の寒々とした雰囲気とはかなり違ってやっぱ、驚きました。バイクも多いし、なにより、渋谷駅で配ってたフリーペーパーの「ホットペッパー」の分厚さには久しぶりに経済格差って言葉を物で実感した次第。景気が低迷してるとよく言われますけど、地方の格差ってのはほんと、結構あるんだなぁ…っと思いましたとさ。

 おまけ:

 任天堂のゲーム機Wiiが一等のじゃんけん大会が余興として催されたんですけど、久々に勝ち残ってしまいました(汗)こんな事で運を使わなくてもイイのに… ←コイツの部屋には映るテレビが無いのだorz

 結婚披露パーティーで頂いた縁起物をオークションで売りさばくのも気が引けますので(汗)、小さなお子さんが居る大学時代の後輩Vo.にその場でプレゼント。喜んでもらえたようで何よりです。

 ま、つ〜ことで、ほんま、お幸せにねぇ♪

【07.02.20】てんてこまい


これを新郎新婦に振りかけるのが流行らしい(笑

 ってなかんじで、すっかり死語となったようなタイトル通りの毎日が続いており、ほんと、自分のサイトを気にかける余裕すら無くなりつつある今日この頃(泣 

 先の土曜日は大学時代からの友人の結婚式&披露宴&二次会に出席だったため、朝早くから夜遅くまで出歩きっぱなし。久々に出席した教会式だったんですけど、怪しかった天候もフラワーシャワー(昔はライスシャワーじゃなかったっけ?)の終了までは降り出さずになによりでした。いやほんと、おめでとさん♪ けどなんだか寂しくなるねぇ…

 ぼちぼちとお手伝いさせていただいている新しい仕事の関係で、自分のMacMiniも殆どフル稼働な訳なんですけど、私物を利用して仕事をするとなると、いろんな意味でリスクも高くなりますので、思い切って専用のMacを…買えるだけの甲斐性何ぞは持ち合わせておりませんので(笑、明けた日曜日はMacMiniに新たなユーザーアカウントを追加し、そっちの環境を一生懸命整えたり。

 で、こんな時間(夜中の2時過ぎです)もまだ働いてるんだな、これが(泣

 結論:

 意外と賛美歌は忘れないもんですね(笑 

【07.02.11】油冷エンジン最速!

 なんといいますか、私にしては珍しく公私にわたってバタバタとした毎日が続いておりまして、このサイトもかなり放置気味なんですけど、先の金曜日に雨の中を走ったメンテナンスを、本日夕方に行ないました。

 …なぁんていうと大げさで、霧吹きでお湯を吹いて、雑巾で拭きあげて、チェーンに油を注しただけなんですけどね(汗

 流石にこの程度の事をコンテンツとして書く気には成らないんですけど(笑)、珍しくメーター周りなんかも掃除したついでに、最高速メモリのリセットをしようと思い立ち、普段は押さないボタン(上の矢印を一回)を押したところ…


こんなん出てますけど…(汗

 いやぁ… あげはって速いんだなぁ…

 っつか、メーターのスペックでは400km/hがMAXらしいので明らかに電磁波等による誤動作なんですけど、困った事に2つある最高速メモリのうち、写真のメモリーB側はリセットが効かないんですよ(泣 先ほどアクティブさんにメールで問い合わせをしたんですけど、保証期間も終わってるし、きっとこのまま使い続けないといけないんだろうなぁ…(泣 交換とかになっても、またオドメーターの数字が引き継げないし。

 結論:

 アクティブさんから回答が来たら正式にコンテンツとして追記しますが、不揮発性メモリを使ったメーターには、こういったトラブルの可能性もあるんだなぁ… 

【07.02.01】パブリックコメント

 っつ〜ことで、友人の結婚式が迫って来た=ギターの拙さに焦って来た今日この頃ですが、今年の冬はほんと、暖冬と言いますか、バイクを乗る身には大変助かっております。けどやっぱ、東京までは自走で行く気にはならんな(汗

 で、提出するか否かをかなり迷っていた騒音規制のパブリックコメントを、締め切りギリギリに提出しました。以下、控え。

国土交通省自動車交通局技術安全部環境課 自動車騒音パブリックコメント係 御中

自動車騒音パブリックコメントに対する意見

氏名 佐藤達夫
所属 *********
住所 ********************
電話番号 ************
電子メールアドレス ************
意見:

今回の改正には反対です。

改正は、平成13年騒音規制の近接排気騒音の街頭での特別街頭検査の強化及び、平成14年道路運送車輛法の整備命令制度の徹底活用を行なった上での再提案を望みます。

再提案にあたっては、少なくとも、

 騒音が大きな社会問題となっているとの判断の根拠となった具体的な数値データ
 二輪車に対する過去の整備命令及び使用停止命令の発令実績件数

の提出を求めます。比較検討するデータの提出が無い以上、即効性に乏しい今回の改正には賛成する事は出来ません。

また、使用過程車に対する適用も引き続き検討する旨付記されておりますが、国民の財産権の侵害となりませぬよう、慎重なご判断をお願い致します。

 結論:

 どんな結末になるのでしょうかねぇ…

【07.01.20】初練習


見た目程痛くはないんですけれど…

 ってなわけで、今日は今年初めてのスタジオだったんですけど、流石にインターバルが1ヶ月も開いちゃうと随分と下手に… って心配は杞憂に終わって何よりってな感じでした。やっぱ音を出すのは気持ちイイなぁ(嬉

 今日は新しく入ったリズムギターさんとも初めて音を合わせたんですけど、ギターが二本になると、スタジオ内の音量もそれなりに上がりますので、ボリュームつまみのついていないドラムって楽器は、周りの音量に合わせる為に人知れず苦労している訳でして、久しぶりにでっかいマメが中指に出来てしまいました。私はドラムの演奏で指にマメを作る事は殆ど無いんですけれど、出来る時は決まって左手の中指なんだよなぁ…

 自分の演奏のビデオを見ても、そんなに変なスティックの握り方をしている訳じゃ無さそうなんですけど、やっぱ、音圧を上げようとするとインパクトの瞬間に握り込んじゃうのかもなぁ… 練習しないと(汗

 抱負:

 今年は一度位はライブが出来るとイイなぁ

【07.01.17】YouTube

  っつ〜ことで、今更YouTubeネタで雑文を書くのかよ!ってな声もあると思いますが…(汗

 「くどい文章」を書かせれば右に出る者がいないと陰口を叩かれる程(笑)、私自身は根っからの活字信奉者でありまして、映像や画像方面にはあんまり興味や才能が無い事はよく分かっているが故、そっち方面に長けた人達がとっても羨ましかったりしますし、音楽と映像が絶妙にマッチしたPVやら映画を見ると、素直に感動しちゃったりする事も多いですから、案外騙され易い人間なのかもなぁ… などと思ってみたり。けどまぁ、ストーリーが破綻している映画やドラマは素直には楽しめないんですけどね(汗

 その昔、敬愛するJohn Lennonの追悼映画である「Imagine」を見たとき、「どれをカットするかに一番苦労した」っと監督が宣う程のプライベート映像が残っている事に驚愕したのをよく覚えています。個人の人生が104分に収まるとはとても思えませんが、この映画の凄いところは『映画用に撮影された「彼自身」の映像は全く無い』ってところでして、「人生の映像記録」としては間違いなく最長の部類に入るんでしょう。なんたって1960年代の話だもんなぁ…

 で、時はいつの間にか21世紀に入り、携帯電話でさえ動画を撮影/記録出来る時代となった訳で、私自身もバイクの走行動画やらバンドの練習風景やらを撮り溜めてたりします。まぁ、特に編集する事もなく、ただ単にストックしてるだけの状態なんですが、私のように才能が無い奴は、「こういうシーンを撮ろう!」っと思っても撮れる可能性は非常に低い訳でして(泣、ダラダラとカメラを回して、あとから使える映像をチョイスする他手段が無い訳で、こりゃもうしょうがないっと諦めているんですけど、記録メディアの容量もどんどん大きくなって来てますので、今生まれた子供なら、全人生を映像として残すのも決して不可能じゃない気もしますね。…なんだか凄い話だなぁ。

 同じような事はネットにも言えて、一昔前は動画配信なんて夢のまた夢だったような気がするのですが、回線の高速化やサーバーが高性能化した事、また、比較的軽い動画配信フォーマーットの誕生などにより、YouTubeさんを筆頭に、各種動画投稿サイトが非常に賑わってる様子。あれだけのアクセスをハンドル出来るって事にも驚きますが、それが無料サービスってんだから、ほんと、凄い話だなぁっと思います。…っつっても、私自身はもっぱら閲覧専門で、投稿機能は、動画を圧縮するエンコーダーとしてしか使ってないんですけどね(笑)

 結論:

 「公開作品」として何か作ろうと思うと、著作権を気にしないといけないから面倒くさいっすね←お前が言うのか!ってな突っ込みは甘受しますです、ハイ(汗

 おまけ

GSX-R750 Transition 1985 - 2007
22年かぁ… なんだか凄いですねぇ

【07.01.09】…追記(汗

 >>油冷後期GSX-Rの場合、アース線側にスイッチがついているのは、ニュートラルランプの回路と、油圧警告灯の回路だけです。

 すんません、回路を追ってみるとホーンはマイナス側にスイッチがついてるみたいですね(汗 

 負荷(ここではホーン)よりもプラス側にスイッチなどの接点があると、若干ではありますが電気を喰われてしまいますので、バッテリーが弱った時にも出来るだけ大きな音を出そうというメーカー側の配慮なのかも知れません。ホーンは結構大きな電流が流れますので…

 同様の理由で、ヘッドライトのリレー回路を自作する場合は、マイナス側にリレーを噛ませれば更なる光量アップが期待出来る…んですが、ヘッドライトはHi/Low2系統の入力に対してマイナスは共用されているので、バルブの規格が決まっている以上、マイナス側でOn/Offをコントロールするのは残念ながら無理です。

 ついでなので、自作で回路を作ったり、配線をいじったりする場合の大切なポイントを説明しておきます。

 今動いている殆どのオートバイは、ボディーとバッテリーのマイナス端子が接続された、いわゆる「ボディーアース」になってます。スズキ車はわりときちんと各回路のアース線を引いているのですが、電線だって何千台もバイクを作ればコストもそれなりに掛かりますし、ハーネスも太くなってしまうので、メーカーによってはウィンカーなどは電線が1本(プラス側)しか出てなくて、マイナス側はボデーにネジ止めする事でアース線と看做す設計になっているバイクも結構あります。

 ですので、無用な短絡を防ぐ為にも、電気をいじる場合は、

という原則をしっかり守ってください。

 あと、ギボシ端子や平型端子などを使って配線の脱着を容易にする改造は比較的良く行なわれますが、その場合も、オス/メスの端子をどちら側に使うかはよく考えて作業してください。

 手持ちの平型端子。

 どっち向きに繋ごうが電気は問題なく流れますが、脱着出来る=走行中に不意に外れる可能性が常にある事を頭に入れて配線を考える必要があります。

 前述のように、バイクはボディーアースになってますので、青色の矢印に電気が流れるように端子を接続すると、配線が外れた場合、剥き出しのオス側がボディーと接触し、一発でショートしてしまいます。通常、メス側は端子全体が被覆でカバーされる筈ですので、赤色の矢印方向に電気が流れるように取り付けておけば、万が一の際にもショートする事は防げます。

 私のように、なんども痛い目を見る羽目になれば、自然とこの辺の使い方も身に付いてくるのですが…(泣

 いわゆるコネクタの類いは、外れた場合もオス側が剥き出しになる事はあまりありませんので、予算や配線スペースに余裕があるのであれば、積極的に利用するのがイイと個人的には思います。

 感想:

 ん〜、なんだかこのスペースらしくない内容が続くので、暫くこのシリーズは中止だ。

【07.01.08】バイクいじりの基礎知識(その2)

 ってなわけで、重たい話題ばかり書くのも気が滅入りますので、今回は電気について少し。

 バイクいじりというと、ネジを緩めたり締めたり、油を注したりといったイメージがありますが、そういったメカ絡みの整備の他に、避けて通れない項目としてこの電気があります。

 ネジなどとは違って、電気ってのは目には見えませんので、かなり取っつきにくいんですけど、バイクに使われている電気の回路なんてそう大した物ではありませんし、また、DIYでいじる可能性のある部分は、回路というよりも「配線」のニュアンスがかなり強いですから、基本さえ押さえておけば故障原因の特定〜応急修理程度は簡単に出来るようになります。

 一番簡単な電気回路を挙げるとこんな感じです。

 小学校の理科の実験でお馴染み…なのかな?

 電池と電球を電線でこのように繋ぐと電球が点灯します。

 色分けするのであれば、電池の+側から電球までを赤い線、電球から電池のマイナスまでを黒い線で描くのが一般的だと思います。

 オートバイで使われている電池には、充電が出来る「蓄電池(二次電池)」が使われているのが一般的です。

  このままでは電球が点灯しっぱなしですから、必要に応じてON/OFFする為のスイッチをつけた方が便利ですよね?

 その場合、電池のプラスから電球までの赤い線にスイッチを取り付けるのが一般的です。

 黒い線(アース線)側にスイッチをつけても回路のON/OFFは出来ますが、アース線は様々な回路で共用される事が多いため、必要な回路だけをON/OFFさせる事が難しくなって来ます。

 油冷後期GSX-Rの場合、アース線側にスイッチがついているのは、ニュートラルランプの回路と、油圧警告灯の回路だけです。

 これがオートバイで使われている一番単純な電気回路(ブレーキランプなんかはほぼこの図のまま動作しています)なのですが、電気回路はショート(負荷(ここでは電球)を通らず、+とーが直接繋がる事、短絡ともいう)してしまうと一気に発熱してしまい、電池は破裂しますし、電線は熱をもって、外側に被せてある被覆が燃える事もあります。オートバイはガソリンで動きますのでこれは大変危険ですから、なんらかの形で安全性を確保しなくてはいけません。そこで使われるのがヒューズと呼ばれる部品です。

 上手く描けませんが(汗、赤い波形の部品がヒューズです。

 ヒューズは、異常な電流が流れると自らの発熱で溶け落ち、物理的に電気回路を遮断する事で、ヒューズから先の回路全体を守ります。

 ですので、電池の+からスイッチまでに設置するのが普通です。

 ヒューズの他に、ブレーカーと呼ばれる部品を使う場合もあります。

 っとまぁ、ここに挙げた程度の知識があれば、うちでレポートしている電気系のメンテナンスや改造はほぼ全て実践出来るのですが、こうしたいわゆる「概念図」を、実際の配線に置き換えるのは、慣れるまでは少し大変かも知れません。1例を挙げると、

 左のような回路図(ここではメーターの照明球)から、右の具体的な部品を思い浮かべたり、また、その逆を行なうのも結構慣れが必要かも知れません。

 また、電線の太さの選定を間違えてしまうと、ショートしていないにもかかわらず、発熱によって電線が自己発火する恐れもありますので、回路を自作するとなるともう少ししっかりとした電気知識があったほうが安心かも知れません。

 けどまぁ、市販の各種キットや電装品を取り付けたりする位なら、ここに挙げた基礎知識を応用するだけで十分だと思いますよ。

 お勧め:

 バイクの電気について更に詳しく知りたい時は、Kartzさんのサイトが便利です。私? 私は上に書いた知識だけで十分です(汗

 やっぱ、電気は苦手だ… 

【07.01.07】個人サイトでのコミュニケーションとサイトの閉鎖

 なぁんていきなり重たい話題ですが(汗、この手の事は暫く書いてない気がするので徒然に。

 お陰様でこのサイトも開設以来丸7年が経過しました。随分昔にも書いたように思うのですが、一般公開にあたり、最後まで設置するか否かを迷っていたコンテンツが掲示板でした。開設以来一度も荒れる事無く運営させて頂いておりますので、結果的には設置して良かったなぁっというのが今の私の素直な気持ちなのですが、自分の掲示板にこれだけ沢山の書き込みを頂いている割に、実は私自身は書き込みしてくださった方の掲示板やBlogのコメント欄に書き込む事が殆どありません。なんというか、純粋なQ&Aは別にして、公開の場での私信のやりとりに昔から違和感を感じているのです。

 特にアナウンスなぞしなくても、私のそうした姿勢は来てくださる方になんとなく伝わっているって証拠が、このサイトの掲示板の今の姿だと思うのですが、こうしたスタイルの掲示板運営は実はかなり稀なケースで、書き込みが少なくなれば私もきっと寂しい思いをするのでしょうし、予想外に盛り上がれば(複雑な心境だと思いますが)少なくとも悪い気はしないように思います。ただ、そんな書き込みの多寡だけではなく、荒れた事が無い=耐性が無いのと同義でもありますので、いわゆる炎上現場に自分の掲示板がなってしまった時の事を考えると、実は今でも結構気が重たかったりします。どんな人が来てるのか私には分かりませんしね。

 個人サイトってのは、そのジャンルがなんであれ、どうやったって作り手である本人の価値観が色濃く出ますので、閲覧者との価値観の相違ってのは少なからず出てくると思いますし、「見ない」という選択肢を相手方が取ってくれるとは限りませんから、攻撃的な意志を持って掲示板に乗り込んでこられてしまうと、運営側に取れる手段は結局「閉鎖」しか残されていない…ってのが現実なんですよ。サイト内の明らかな誤記や誤情報の指摘ならどんな口調で非難されても受入れる覚悟は私にもあるんですが、価値観の違いともなると永遠に平行線なのは目に見えてますからね。

 っとまぁ、そんな思いを抱きつつも、画像が投稿出来る掲示板まで昨年増設したのは、そうしたリスクと天秤にかけて尚、得られるメリットが私や閲覧者にとって多いであろうという判断な訳でして、そういう意味でも、来てくださっている皆さんには本当に感謝しています。

 これも昔に書いたと思うんですけど、このRide on GSX-R!ってサイトは、出来るだけGSX-R系の情報に特化したサイトとして運営することを心がけていますので、「あそこを覗けば楽しくなる」ようなエンターテインメント系ではありませんし、先日書いたようなバイクいじりの基礎知識や、8の字の練習方法なんかは、本来同居させない方が、私にとっても、また、検索で辿り着く人達にとっても使い勝手がイイ筈で、そういう意味もあって、昨年のひっそりしたリニューアルでは開設当初から無意味に同居していたMac系コンテンツを外に追い出したりもしてます。…本当はこのSilly Talkってコンテンツこそ、このサイトに同居させる必然性が(私以外には)全く無いと思うんですけどね。

 けどまぁ、初めて作った自分のサイトはそれこそ自分の興味がある事を何でも書いていた「個人総合サイト」でしたし、そうした過去の運営と反省に立って辿り着いたのが、今の単一ジャンルの情報のみを専門的に扱うってサイト運営スタイルなのですが、それだって「今の私にとってこのスタイルが一番運営がし易い」だけで、サイトに対する愛着度で言えば、一番最初に作った「個人総合サイト」の方が100倍は上だったりします。

 正直なところ、このRide on GSX-R!は、DIYによるエンジンオーバーホール系コンテンツを追加してしまえばほぼ書く事がなくなる=自分の中では終わりが見えてるサイトなんですよね… 逆説的に言えば、オーバーホール時期を延ばせば、それだけサイトの寿命も延びるって事なんですけどね(笑) ま、資料的な意味はそれなりにあると思うので、書く事がなくなる=閉鎖はしないと思いますし、また、そうしなくて済むように最初から考えて作ってたりもします。終わり方を考えて始めるってのも変な話ですけどね。

 …なんか話が自分が当初思っていたのと随分違う方向に進んでいるので、強引に戻します(汗

 先に書いた通り、私は滅多にBBSやらBlogには書き込まないんですが、とあるBlogに初めて投稿しようとした所、

エラーが発生しました。

っと真っ赤な文字で言われてしまいまして(汗、かといってメールでお伝えする程の内容でもないような気がしたので、このスペースに再掲しようかと。←これだけが目的だったのに長い前ふりだ(汗

ってことで、以下、投稿出来なかった雑文

お久しぶりです&あけましておめでとうございます。

このところBlogを拝読していると随分お疲れのご様子。
私は普段あんまり掲示板やBlogに書き込む事は少ないというか、
コミュニケーションツールとして公開の場に文章を書く事を避けているんですが、
**さんを筆頭に、自分ところのBBSに書き込んでくださる方々には
感謝してたりしますんで、なんというか、気持ちは複雑です。

正直、このコメントもうまく気持ちを伝える事が出来ない気がして、
書き込みボタンを押すかどうか定かでない気持ちで書いているのですが、
キーボードに向かって文字を打つ時間ってのは、私にとって、
そして恐らく**さんにとっても大変貴重な、自分自身と向き合う為の
時間なんじゃないかなぁ…なぁんて思います。
オートバイに乗ってる時間もそうですけど、そういう手段を知っている事、
そしてまた、それに費やす時間が少しでも取れるって事は、
そういう手段を知らない人、取れない人からすれば、それだけで
とっても幸せな事なんじゃないかなぁ…

おっしゃる通り、いい事ばかりある訳じゃないですけど、同じMacユーザーが
落ち込んでる姿はなんとなくほっとけない気分になりますので、
どうか元気出してくださいよ。

今年が素晴らしい1年となります事を。

…なんだかまとまらない文章ですが、せっかくなので投稿しますね。

ここまで。

 告白:

 実はこのRide on GSX-R!ってサイトを続ける一番のモチベーションはこのSilly Talkなのです。

【07.01.02】バイクいじりの基礎知識(その1)

 っつ〜わけで、無事に年越しも済み、関連サイトのお年賀更新も滞り無く完了出来たようで一安心な今日この頃。私はもう全くテレビを見なくなってしまったので、一人の時間は読書(柄じゃねぇな…)かネット三昧が常なのですが、お正月はどこのサイトも開店休業状態でちと寂しかったりして。仕方が無いので自分のサイトの過去ログをずっと読んでたんですが、昔は精力的に更新してたんだなぁ…っと自分でもちょっと驚いてしまいました。(笑)

 で、訪問者数も順調に少なくなって来ている事ですし、年明け早々、なんぞ更新でもしようかなぁ…なぁんて思い立ったのですが、生憎本日2日の大阪は雨模様だったので屋外作業はあっさりと放棄し、普段あまり取り上げない「バイクいじりの基礎知識」なんぞを書いてみようかと。「その1」なぁんてサブタイトルが付いていることからもご想像がついていると思いますが、今年1年程掛けて更新ネタが切れた頃にシリーズとして少しづつ追加し、年末に独立したコンテンツとして1つにまとめる予定という、非常に気の長い企画ですので、案外フェードアウトしてしまうかも知れません(笑)

 で、第1回目は、ネジ(ボルト)を緩める(締める)順番についてです。

 オートバイは実に様々な部品が組み合わさって出来上がっていますが、殆どの場合、各部品を締結するのにネジ(ボルト)が使われています。部品の締結の場合、1本のネジで固定される事は殆どありません(その場合は、部品自体に突起や切れ込みなどの回り止め加工がされている筈です)し、順番もありませんので、怪我に気をつけて緩めればOKです。

 ネジ1本で締結される特殊な例。

 この場合、位置決めの為に、なんらかの回り止め加工がされるのが普通です。

 この部品(フロントブレーキのリザーバタンクステー)の場合は、先端がL字型に曲げられ(黄色矢印)、トップブリッジと干渉する事で回り止めになってます。


 次いで、ネジ2本での締結が回り止めを使わない一番オーソドックスな固定方法になりますが、この場合もどちらを先に緩めるかについてそれほど気を使う必要はありません。但し、先に片方を完全に抜きとるような極端な緩め方は避け、2本を少しづつ均等に緩める癖を普段からつけておくと、将来、応用問題を解く必要が出て来た時にも正解に辿り着く確率がグンと上がると思います。

 ネジ2本で締結される代表例。ブレーキキャリパなどもこんな感じですね。

 ネジ穴のクリアランスを無視すればほぼ確実に部品の位置を決められますので、最も良く使われている締結方法です。

 ここまでは誰が作業してもそれほど差が出ませんが、3本以上のネジで締結されている部品を緩める場合、ちゃんと順番を考えて作業をしないと、無用なトラブルを引き起こす事があります。キーポイントは、「部品の歪み(ひずみ)」です。

 先の例のように、ネジは最低2本あればほぼ確実に位置を決めて部品を締結出来るのですが、部品のサイズは様々ですので、3本以上で固定する事も普通に行なわれます。その場合、部品サイズが大きい=接触面積も広くなりますので、順番を間違えてしまうと部品が歪んでしまいます。ですので、「緩める時は外側から、締める時は内側から」という原則をしっかりと意識する必要が出て来ます。

 ネジ3本で締結されている例。

 この場合、黄色の外側2本(この順番はどちらでも構わない)をまず緩め、最後に真ん中の青1本を緩めるのがセオリーです。

 カウルはプラスチックですのである程度の歪みは吸収してくれますが、金属部品の場合は順番を間違えると完全に歪んでしまいます。

 同様に、シリンダーヘッドカバーなど、3本以上のネジで締結されている部品を緩める時も、外側から内側に向かって緩めてください。また、太いボルトと細いボルトが混在している場合、細いボルトから緩め、太いボルトから締めるのがセオリーです。

 次いで、部品の縁に沿って複数のネジで締め付けてあるケースです。

 上のカウルの例の応用例って感じですね。

 解放端側(黄色)側から中央に向かって左右均等に緩めてゆきます。

 順番を間違えると最悪、スクリーンは割れます。

 あとバイクでよく見るケースには以下のような物があります。

 5本のネジで締結されているリアブレーキディスク。

 全体的に☆型を書くように、均等に緩めていきます。

 6本のネジで締結されているリアスプリケット。

 三角形を二つ書くように均等に緩めていくといいでしょう。ここでは円盤形状の部品を2例あげましたが、クランクケースのカバーやオイルパンなども同様の手順でOKです。


 以下、7本の場合は三角形+四角形、8本の場合は四角形を2つなど、部品の形や大きさに応じて組み合わせを適宜換えていけば、何本のネジで止まっていても緩める順番に迷う事はなくなると思います。

 結論:

 やっぱ、この種の啓蒙記事は柄にあわんな(汗

【07.01.01】Year of the Boar.

 ということで、新年あけましておめでとうございます。…なぁんて書いている時点がまだ2006年の末ってのはいつもの事なのですが(笑)、私は年賀状を全く書かないので、この更新作業を始めると、「あぁ、もう年末なんだなぁ…」ってな思いが毎年募ります。

 で、2007年はどうやら亥年らしいっすね。この干支ってのも最近はあんまり気にする機会がなくなって来たような気がするのですが、年に一度この時期に、そういった風習に思いを馳せる事が出来るってのもイイものだなぁ…なぁんて思ってみたり。

 まぁ、中華街ってのはどこの国にもあるらしいですから、その近辺に住んでいれば欧米でも嫌でも接する事になるんでしょうけどね(笑) 中華の旧正月は派手だからなぁ…(汗

 なぁんて馬鹿話はともかく、ほんと、いつもご訪問頂いております皆様方には大変感謝しておりますし、また、リンクさせて頂いております皆様方のサイトを拝見するのはとても刺激になっております。過去何度も書いておりますが、ともすればプレッシャーに押し潰されそうな程のアクセスを頂いており、昨今の更新頻度は非常に心苦しかったりするのですが、ま、相変わらずボチボチとしたペースでの運営を続けていく予定ですので、今後ともどうか宜しくお願い致します。

 …ってだけじゃ、年頭のWhat's Newとほとんど変わりませんので(笑)、バイク絡みの話題を久しぶりに。

 2006年の夏辺りからちらほら耳にするようになった、リプレイスマフラーに対する新たな規制の概要がこの年末に正式に発表され、昨今の法律案同様、パブリックコメント募集の形で広く意見を募っているようです。

 過去の例を振り返るまでもなく、こういったパブリックコメントは行政側が「国民の意見を募る機会はちゃんと設けました」ってな免罪符としての側面が強く、仮に規制反対の意見が多数を占めても、「意見・情報提供及びこれに対する行政機関の考え方」ってな簡単な報告書に、中途半端な行政側の意見が載るだけで、ほぼ原案通り成立してしまいますので、コメントなんざ出すだけ無駄って気がしないでもないのですが、行政の内部資料としてはきちんと残りますので、このお正月休みがお暇な方は是非ご自身の意見をメールしてみてください。

 サイトに上がっているPDFをざっと読んだのですが、一番の懸案であった「遡及法か否か」については、とりあえず、過去には遡及しない旨記載がありましたので一安心ってのが本音なのですが、今後の課題とその方向性として、

(3)今般の措置の使用過程車に対する適用については、その実施方法等に検討すべき課題が多いことから、今般改正においては見送ることとし、引き続きの検討事項とします。

っとの付記がありますので、PSE法やディーゼル車に対するNOx/PM規制などを考えると、あまり安心出来無いというか、今回のパブリックコメントの段階で遡及法の可能性に対してきちんと反対の声を届けておかないと、認定検査試験を行なう新たな天下り団体が出来上がった段階でこっそりと再改正されちゃう気がします。特に、私の乗ってるGSX -Rは逆輸入車=国内の型式認定を取ってませんので、遡及法になってしまうと今のノーマルマフラーのままでも思いっきり規制対象になってしまう故、無関心ではいられなかったり。

 財産権という基本的人権と、それに対する公共の福祉の名の下の規制は、非常に難しい問題ですので書き出すときりがないのですが、なんだか最近はこういった私人の財産権を侵害する規制が目立ちますねぇ… 嫌な時代だ。

 結論:

 けどまぁ、車検の時だけノーマルに戻したりバッフルを詰めるような姑息な手段は、Rockっぽくなくて私自身はあまり好きではありません。油冷GSX-Rの時代の車輛なら、規制値内のマフラーでも相当イイ音がすると思いますので、公道を走るのであれば規制値を遵守するのは権利を主張する側の義務だと私は思います。そうした姑息な手段が常態化した結果、こうして遡及法の可能性が出て来た側面は否めませんしね。なんだか残念な話ではあります。

 っつか、年明け早々、暗い話で申し訳ないっす(汗


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