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〜'04.06.30までのSilly Talk

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【04.06.26】

 踏み台

 お客さんとは正直なもので、更新頻度と日次の来客数はかなり密接にリンクする事をこの数カ月の間に実感してみたりするのですが、このサイトはアクセス数には全くと言ってイイほどこだわりがないので(笑)、暫くはこのままの半放置状態が続きそうな予感がします。(というか、どなたか更新ネタを提供して下さい…)

 とはいえ、諸々の都合でサーバーのアクセスログは週次程度でざっとチェックしているのですが、この1週間でなんというか、このサイトのサーバーを踏み台にしてJUNKメール等を送りつける為の下準備?的アクセスがかなり頻繁に発生している様子。具体的にどのディレクトリにアタックをされているかは敢えて書きませんし、1アタック毎にプロクシを変える自動プログラムっぽいようなので相手方の特定には至っておらず、アクセス制限等の具体的な処置が取れずにいるのが何とも歯がゆい所です。ウィルス添付メールは相変わらず10通/日のペースで届きますし、常時接続が一般的になったこの2〜3年でサイト運営者の負担も随分と増えてきたような気がします。まぁ、自宅サーバーではないので、セキュリティー的な部分についてはある程度サーバー屋さんにおんぶにだっことならざるを得ませんし、そこまでの自衛策(っつか、踏み台に出来るようなcgiは置いていないので)をとってまでサイトを運営するモチベーションも持ち合わせては居ないんですけどね。

 けどまぁ、mail@tatsuwo.orgに届くメールの9割が英語圏からのJUNK/ウイルスメールだとさすがに気分は萎えそうになります。(泣

 そうそう、話は全然変わりますが、先日SRX400とBandit1200Sに試乗させて頂く機会がありました。SRXの感想は、なんといっても軽さ。これに尽きます。ビッグシングルということで極低速域のスロットルワークに若干気を遣いますけど、3000rpmも回ってればあの軽さはかなり楽しいですね。対してBanditはといいますと、私のRと同じ油冷エンジンとはとても思えないジェントルなフィーリングで、極低速でもエンストの気配無し。嫌な振動も殆どなく、どこかホンダ的な乗り味でした。

 お二方、どうもありがとうございました。


【04.06.20】

 高齢化

 なんだか辛気くさい(笑)話題が続きます。

 昨日は今年前半の締めくくりの猪名川サーキットライディングスクールが開催されました。2開催連続で台風の影響を心配しないといけないってのもこの季節にしては異例ですが、蓋を開けてみれば日中は天候も崩れる事なく、風も殆どない、汗だくとなるような1日でした。(ミーティングが長引き、帰り道で土砂降りに会いましたが…) GSX-R絡みのネタが無いのでこんな場所しか更新出来ないのですが(笑)、スクールでのいつもの喫煙所での一齣など。

 私が煙草を吸い始めた25年前には「喫煙エリア」なんて概念は全くなく、逆に、「禁煙エリア」を特別に設けますってのが社会のデフォルトでしたが、いつのまにやら時代は流れ、ファミレスでさえ「禁煙席」ではなく「喫煙席」との表示が一般的になって来ました。スクールの会場はサーキットですので、ピットでの喫煙はガソリンを取り扱う可能性が全くなくても原則禁止(猪名川ではOKだった…なんて間違った認識を防ぐのが目的です)で、専用の喫煙エリアが用意されているのですが、全くの露天ですので日陰がありません。(笑) しかしそこはニコチン中毒者の悲しさ、汗を滴らせながらも灰皿に群がるのですが、ふと見回せば、そこに集まっているのは自分が担当している班の人が殆どです。 「この中では佐藤さんが一番若いんじゃないですか?」なんて突っ込みが入ったので、「私はもう39歳ですよ」なんて澄まし顔で返事をしたら、実際に私が一番若くて改めてびっくりしたりして。(笑)

 バイクの高齢化というか、若年層のバイク離れについては過去に何度もこのスペースに書いて来ましたが、去年までの担当班ではそれなりに若いお姉さん(笑)の姿もチラホラ見る事が出来たので、心境は複雑(今年はまだ3人しか担当していない)というか、乗り続ける事の難しさのようなものを何となく感じました。昨今の世相がお手軽に結果を求めがちなのに加え、女性の場合は結婚や出産などもあって、スキルアップするまでの十分な時間の確保が難しいのかも知れませんね。

 そうそう、今回は珍しく街で良く見かけるカストマイズドTWで参加してくれた若いお兄ちゃんがいました。年初のミーティングで、「デカスクやバイカーが来たらどうしよう?」なんてスタッフで話していたのですが、前半の3開催で2件ともコンプしてしまいました。今回は自分の担当じゃなかったので遠目にしかライディングは見ていなかったのですが、半キャップでコースを走るTWってのも不思議な光景ではあります。バイクはともかく、半キャップという装備面での参加の可否には担当イントラもかなり悩んだようですが、お兄ちゃんの走っている時の顔を見る限り、楽しくってしかたがない雰囲気がありありと伝わって来たので、こういう層を(装備の重要性を含めて)いかに導いていくのかってのが「長く乗り続けてもらう」って意味でのバイク人口減少への歯止めとなるような気がしますし、我々スクールスタッフの力量が問われるんでしょうね。その先の人口増はライディングの楽しみを覚えた彼等が自然とバイクの世界へ友人を引き込んでくれたりするでしょうし。

 ほんの10年前までは自分のライディングにしか興味がなかった私がこんな事を考えてるってのも随分不思議な気がしますけどね。

 告白:

 実は今回の誕生日を機に禁煙を決意したのですが、わずか6時間でその決意は破れました。←一晩寝ただけともいう。(笑) 


【04.06.14】

 老い

 今年も無事になんとか誕生日を迎える事が出来ました。この歳にもなると別に誕生日だからといってめでたくも何ともないですが(笑)、やっぱお祝いの言葉を貰うと嬉しいものです、ハイ。どうもありがとね★

 いよいよあと一年で40の大台に突入する訳で、20歳の頃には想像すら出来なかった年齢に差し掛かりつつあるのが少し怖かったりします。(笑) 「牡」としてのピークは確実に過ぎつつある今日この頃ですが、歳がいっても現役を続けられるスポーツ選手との差なんかに思いを巡らしたりします。過去に書いたような気もしますが、一口にスポーツといっても色んな種類がありますが、純粋な身体能力を競う競技でない場合、早々に引退する人がいるかと思えばかなりの高齢でも第一線で現役を続けられる人が居たりして、「一体どうなっておるのだ?」なんて少し不思議な気分にもなります。勿論、日頃のトレーニングで肉体の衰えを最小限に留めているのでしょうが、そんなのはプロの競技選手なのであれば誰でも条件は同じはず。怪我の有無等、様々な条件もあるのでしょうが、ここに来てある種の条件がかつてよりはっきりと見えて来たような気がしています。

 まぁ、そんなに大げさな事ではないのですが、「イメージと現実のズレをいかに修正するか」の能力に長けている人ほど、長く現役を続けられる気がするのです。

 スクール絡みの話になりますが、例えば制動の練習。教習所の検定等でお馴染みの、一定速度からブレーキを掛け、制動距離を測る、いわゆる「地点制動」ではなく、任意の地点から制動を開始し、目標地点でピタリと止まる「目標制動」というカリキュラムがあります。目標を行き過ぎる人、目標からかなり手前で止まる人等、結果は実に様々なのですが、「ここでブレーキをかければぴったり止まれる」という自分の持っているイメージと、「行き過ぎた/手前過ぎた」という現実のズレ。このズレを短期間で修正出来る能力の有無が長く乗り続ける為の秘訣だとでもいうか…

 上手く書けませんが、そういったギャップを埋める為には2つのアプローチがあります。最初の一つは、練習を繰り返し、技術を向上させる事で自分の持つイメージに現実を近づけるというアプローチです。普通の人がイメージする「練習」ってのはそういったアプローチですし、実際、そういったアプローチをある程度行わない限り、技術の修得は難しかったりします。こういった技術の修得は若い時ほど修得ペースは早く、また、伸びも著しいですから、若い頃は「難しい事は考えず、ただひたすらに走り込め!」って事になるのかも知れません。(笑)

 もう一つのアプローチは、自分の持っているイメージを修正する事で現実とのズレを最小限に抑えるというものです。こちらは私のようにある程度の年齢がいった人達に有効なアプローチです。歳がいくと練習を繰り返しても若い時ほど技術は伸びませんので、過去の経験のフィードバックからある程度の予測を立て、それがずれている場合はイメージを修正する事で破綻を防ごうという、ある種姑息なアプローチでもあります。(笑) 雨の日のブレーキング等では、誰でも無意識のうちに行っているアプローチの筈なのですが、コンディションが良いとついつい「自分のもつ理想的なイメージ」や、「若かった頃の絶好調の自分のイメージ」に引きづられ、結果、いつまで経っても現実とのギャップが埋まらない… 子供の運動会で転んでしまうお父さんなんかがその代表例ですね。(笑) この傾向が強い人ほど、早く引退せざるを得ないように思うのです。

 さらりと書いてますが、必要以上に自分自身を過小評価するのではなく、「等身大のリアルな自分自身」をしっかりと把握しなければイメージの修正など不可能ですので、後者のアプローチは結構難しいですね。歳がいけば誰だって体力は落ちて来ますし、視力だって落ちて来ます。昨日の私と今日の私は同じではない。そういった自分自身の「老い」を把握し、現実に合致するように自分の持つイメージをきちんと修正する。この才能に長けている人ほど、長く現役で居られるのでしょう。

 昨日のMotoGPの決勝レースでの世界最高峰の2人のバトル内容なんかを見ていると、決勝レース中に刻々と変化してゆく路面状況やタイヤの消耗具合という現実に自分のライディングイメージを合わせる才能が抜群なんだなぁ… なんて思いました。

 結論:

 歳を取るのは避けられないので、どうせなら上手く年齢を重ねたいものです。←自戒 


【04.06.09】

 オーバーラップ

 4サイクルエンジンの出力性能の要となるカムシャフト。先日放送されたプロジェクトXでもPopや森脇氏がヤスリでゴリゴリと削っていましたが、ここ数日の暑苦しい夜のお供となっている「図説バイクのメカニズム(和歌山利宏著)」を眺めつつ、油冷GSX-Rのデータを調べてみてみました。

 

インテークバルブ径

エキゾーストバルブ径

インテークカム作用角

エキゾーストカム作用角

オーバーラップ

出力(フルパワーモデル)

キャブ口径

油冷前期R750

26mm

24mm

Open 38 BTDC
Close 66 ABDC
284°

Open 63 BBDC
Close 37 ATDC
280°

75°

100ps

29mm

88−89R750

28.5mm

25mm

Open 32 BTDC
Close 54 ABDC
266°

Open 59 BBDC
Close 29 ATDC
268°

61°

112ps

36mm

89R750R−91R750

27mm

24mm

Open 32 BTDC
Close 54 ABDC
266°

Open 59 BBDC
Close 29 ATDC
268°

61°

116ps

38-40mm

 油冷前期R750のカムの「75° 」ってオーバーラップは公道向けの市販車としては異例なほど大きな数値ですね。(但し、カムの作用角はメーカーによっては1mmリフト時の数値である場合があるので比較する時には注意が必要)

 それぞれの数字だけを追いかけてもあまり意味はないのですが、最高出力は、結局、いかに多くの混合気を送り込むかで決まって来ますので、狙った出力を得る為に、

って感じだったのではないかと想像します。まぁ、それにしたって乗用車のエンジンと比べるとかなりのオーバーラップですけれど。(笑) で、RK以降のR750は油冷前期のR750とボアが同じ数値に戻ったにも関わらずショートストロークエンジンのカムタイミングをそのまま使っており、しかも、出力自体は向上しているという結構不思議な結果になっています。バルブ径が小さくなった分、キャブの口径が更に大きくなっていますのでその辺りで相殺された結果なのかも知れません。

 一般的な4サイクルエンジンだとバルブタイミングは回転数に関わらず一定ですので、75°もオーバーラップがある初期型の燃費がイマイチ伸びないってのも何となくうなずける話ではあります。…アイドリングだと吹き抜けで目がショボショボしそうですね。(笑)

 結論:

 これだけ豊富に互換パーツがあると色々組み合わせて遊びたくなります。 


【04.06.08】

 And Your Bird Can Sing

You tell me that you've got everything you want
And your bird can sing
But you don't get me, You don't get me

You say you've seen seven wonders
And your bird is green
But you can't see me, You can't see me

When your prized possessions
Start to weigh you down
Look in my direction
I'll be round, I'll be round

When your bird is broken
Will it bring you down
You may be awoken
I'll be round, I'll be round

You tell me that you heard every sound there is
And your bird can swing
But you can't hear me, You can't hear me

欲しいものならもう手に入れたと君は言う
君の小鳥は歌えるんだとも
だけど僕を手に入れる事は出来ない、そう、出来やしない

七つの不思議ならもう見たよと君は言う
君の小鳥はまだ元気だとも
だけど僕を見る事は出来ない、そう、出来やしない

君が築き上げてきたものが
重荷となってきたならば
僕が指さすところを見ればいい
傍にいるよ、ずっといるのに

君の小鳥が壊れれば
落ち込んでしまうかもしれないが
目が醒めるきっかけになるのかも
傍にいるよ、ずっといるのに

この世の全ての音はもう聴いたんだと君は言う
君の小鳥は羽ばたけるとも
だけど僕の声は聞こえない、そう、届きやしないんだ

"And Your Bird Can Sing" from "Revolver" -Lennon and MaCartney

 

 The Beatles(John)の1曲ですが、初めて耳にしてからずっと心の中に残っている不思議な曲です。歌詞なんて日本語でさえかなり抽象的な表現が多いものですが、Johnの唄う"bird"って… 一体なんなんでしょうね。 夢? プライド? 情熱? 自信? 強がり? 虚栄心?

 つたない対訳は、久々に更新された某サイトへの素直な感情であります。 …どうかお大事に。 


【04.06.06】

 疲れたなぁ…

 定例の猪名川サーキットライディングスクールのコメント発送処理がようやく終わりました。(疲) 今回は定員を大幅に上回る53名もの人達が参加して下さったので、事務処理もその分大変でした。実は今回から担当の班が変わり、以前自分が教えた経験のある人達のライディングを久しぶりに見る事になったのですが、いやはや、やっぱ継続は力なりとでもいいますか、皆さんとてもスムーズでちょっとびっくりしました。ライディングってのは不思議なもので、右肩上がりの綺麗な直線で伸びる事は希で、水平線状態の「潜伏期(ある意味、伸び悩み時期)」が暫く続いたあと、ポン!っと飛躍的に上昇するような、まさに「ステップアップ」という表現がふさわしい、階段状の上達をするようです。特に若い人はその傾向が顕著ですね。そういった飛躍の一助となるワンポイントをきちんとアドバイス出来ればイイんですが、これがやっぱなかなか難しくもあり、悩ましい所です。色んな意味で私も精進しないとなぁ…

 そうそう、随分とやれてきたスポンサーさんのステッカーを遅ればせながら新バージョンに張り替えました。今回はきちんと霧吹きで石鹸水を吹いて水張りしましたのでそれなりにバランスは… 取れてないかも。(笑)

 このスペースを広告スペースに使うようになって随分経ちます。得たものと失ったものの個人的なバランスは相変わらず微妙な所ですが、金銭的には随分助かっているのは事実なので、ありがたい話ではあります。

 というか、この長く続く平成不況の下、こんな地味なスクール活動をサポートして下さる心意気には感謝しております。

 


【04.05.28】

 睫毛

 このところこれといって更新するような出来事も無く、このサイトも若干放置気味なのですが(汗)、管理を任されている他のサイトのメンテナンスやなんかでぼちぼちとネットには繋がっております。

 ところで、ここ数日、左目の下側奥の方にどうも抜けた睫毛(まつげ)が入り込んでしまったようで、腫れてはいないんですが、瞬きする度に違和感というか、目がシバシバします。蛇口をひねって目を洗ってもいっこうに取れる気配がないのが困った所。う〜む。

 そういや最近はバイクで走ったあとに、カウルやスクリーン、シールド周りに小さな虫が沢山くっつく季節にになりました。眼鏡を掛けていない人はシールドを上げて走るときはどうかお気をつけて。


【04.05.23】

 いきなり最強伝説

 昨日は猪名川サーキットのライディングスクールがありまして、毎度の事ですが、本日は首が痛いです。(笑) 私は眼鏡君でして、顎を引いて前を見るとレンズの範囲から視線が外れてしまうので、どうしても顔面を真正面に向けた姿勢で乗らないとNGなんですが、この姿勢は速度が乗れば乗るほど加減速のGがモロに首に掛かるので結構大変です。実は去年に眼鏡を作り替えたんですが、今風のフレームはレンズが横長なので余計に伏せ姿勢が取れませんので、本来であればライディング専用の眼鏡なんかが欲しい所です。スポーツサングラスみたいな、横までカバーするような眼鏡があれば結構理想的なんですけどね。(サーキット用フルフェイスは内装をかなりタイトなものに変更しているので、鼻当ての位置に関係なく、好きな角度に眼鏡をホールド出来るんですが…)

 猪名川のスクールを手伝うようになってかなりの年数が経ちました。その間、数え切れないほどのライダーと話したり、また、実際にライディングを見たりしてきました。継続的に参加して下さるようになる人もいれば、1度限りのご縁となる人も残念ながら沢山います。まぁ、スクールとして提供出来るものには限りがありますし、雰囲気などを含めて合う/合わないってのもありますので一概には言えないのですが、1度限りとなってしまう方の傾向として、「いきなり最強」を求めてしまいがちな気がします。まぁ、これはバイクだけに限らず、漫画の世界なんかでも、昔のスポコン漫画のように、「努力を重ねて上手くなる」ストーリーが廃れ、ある日突然覚醒し、「いきなり最強の存在」としてデビューするようなストーリーが受けるようなので、世の中の流れがそういう方向に進んでいるのかも知れません。

 最強最速のオートバイを所有する。最高スペックのPCを所有する。確かにそれは楽しい事ですし、ある種の夢が叶ったとも言えるのでしょう。ですが、そういった、「ハードウェア」絡みの夢は、叶えるのは比較的簡単です。でも、その最強最速のオートバイで8の字が出来ない。思うように課題をこなせない。そんな現実に直面した時、それに目をつぶってそのような環境に近づくのをやめてしまうのか、何とか克服しようとするのか。…結局、生き方そのもののような気さえします。大げさですけどね。

 ライディングとは、極論すれば「オートバイという道具を使うスポーツ」ですので、ある種基本となる普遍の技術があります。今をときめく様々なアスリートやスポーツ選手のプレイやライディングを見ると、まさに人それぞれ、個性に溢れています。そんな姿を見て我々は感激したりするのですが、それは基本となる技術の上で成り立つ個性やフォームなのであって、決して「我流」ではありません。スランプ時のイチローや松坂、清原なんかのドキュメントが時々放送されますが、素振り/投げ込み/走り込みのような「基本」をただ黙々とこなしています。超一流の人でさえそうなのですから、いきなり最強なんて望んだって意味がないと思いますし、我々凡人こそ、もっと基本を大事にしないといけないなぁ…なんて思います。やった事がない事は出来なくて当たり前なんですから、「出来なかった」事を恥じる事なんて何もないのになぁ…

 応援:

 去年から毎回来てくれる生徒さんが珍しく落ち込んでいたようなので話を聞いてみると、調子が出てきた頃にリアブレーキが沸騰して思うように走れなかったとの事。「今までこんな事はなかったのに…」なんて愛機の裏切り?を嘆いていましたが、それは君が上手くなり、今まで以上にリアブレーキを使いこなせるようになった証拠じゃないか。(笑) 良く使う部品は良く痛む。そんなのバイクでもPCのキーボードでもマウスでも同じ。不具合が出てきた所を少しづつ改良していけばさらに気持ちよく走れるようになると思うよ。ゴールがある訳でなし、ゆっくり、ながぁ〜く楽しんで下さいな>オートバイ いきなりコンプリートフルカスタムで最強最速なんてきっと面白くないよ。(笑)

【04.06.14】追記 …チェックが入ったようです。 勝手にネタにしちゃってごめんなさい(笑) メール、ありがとね★


【04.05.15】

 運転免許

 昨日の午前中、門真の免許試験場まで運転免許の更新に行ってきました。3年なんて過ぎてしまえばあっという間な気もしますね。で、ここしばらく違反とは無縁なのですが、残念な事に最後の違反の記録が残っていて今回もゴールド免許を手にする事が出来ませんでした。(泣

 ですが、いつの間にか法改正があったようで、今回の免許証の有効期限は5年と1ヶ月、2009年の7月12日までとなってました。よほど「うっかり失効」が多かったのか、こないだまでの「〜年の誕生日まで有効」って表記から誕生日の1月後の日にちが明記された免許証には結構違和感があります。(笑) まぁ、昔の大判サイズから今のカードサイズの免許証に切り替わった時も思いっきり違和感を感じましたので、これもそのうち慣れちゃうんでしょうね。

 講習はいつも通りの1時間講習だったのですが、ここ数年の間に法改正も多く、危険運転致傷罪の新設、酒気帯び運転の基準引き下げ&罰金(反則金ではない)強化、駐車違反の所有者責任へ向けた法整備などなど。それなりに聞き応えのある講習でした。…二輪の高速道路二人乗りについては全く触れられていませんでしたけどね。(困)

 で、今回の更新費用は更新手数料が一律2250円、一般運転者講習手数料が1050円の合計3300円でした。有効期間が5年に伸びましたので実質値下げではあるのですが、やっぱ日本は役人天国とでも言いますか、この手の許認可事業はボロ儲けですね。確かに昔に比べて交付までのスピードも上がりましたし、写真撮影や視力検査の設備も充実してはおりますが、こんな紙切れ1枚刷るのに2250円はどう考えても儲け過ぎですし、さまざまな法改正を経て差別化(多様化)してきた免許区分(ゴールド、一般、初回更新、70歳以上など)に応じて費用が変わる講習手数料も胡散臭さ満開です。一生使う事がないような教本や関西道路地図を今回も沢山頂きましたが、当然これらの費用もこういった手数料から賄われているわけで、それを納入している業者もまた交通行政ファミリーなんでしょうから、なんだか馬鹿馬鹿しくなります。

 年金問題、道路公団問題など、様々な世の中の歪みが露呈してきた21世紀の日本ですが、長い間蓋をして見てみぬ振り/先送りを続けてきた結果、そういった歪みを前提に生活基盤を築いてしまった人達が余りにも多く、これらを本気で是正しようとするとかなりの困難が予想されますが、比率にすればそういった歪みで馬鹿を見ている人達の方が遙かに多いのも事実ですので、いつまでも彼等の生活を支え続けるのも腹が立って仕方がないです。

 今年の参院選が一つのヤマだと去年の秋までは思っておりましたが、このままじゃあと何十年も同じ事が繰り返されそうです。

 余談:

 ちょうど講習開始直前に原付免許の学科試験の結果発表があり、相変わらず悲喜こもごもな叫び声が建物の中にこだましておりました。時代が変わってもこの辺は同じですね。なんだか16歳だった頃を思い出してしまった。(笑) 楽しいバイクライフを送って下さい>合格された皆さん 


【04.05.06】

 30分の1の確率

 GWも終わってしまいましたが、皆さまはいかがお過ごしでしたか? 私はというと特に遠出もせず、4日に大学時代の友人達と久々にスタジオに入り、ドラムス&ボーカル三昧だったぐらいが特記事項です。(寂) 喉が痛い…

 で、連休明けの本日夜、前回の猪名川サーキットライディングスクールにご参加頂いた皆さまに個別コメント&写真を郵送する為、Nイントラの事務所に集合。今回は合計30通の封筒詰めだったので比較的楽だったのですが、写真を仕分け、タイム計測結果とコメントを切り抜き、台紙に貼り付け、パンフレットと参加記念シールと今年からの新企画の南海部品割引券を1通づつ封筒に詰めるなんて事務作業は、なんというか、非常に肩が凝ります。(笑)

 全ての封筒詰めが終わり、「やっと終わったぁ…」なぁんてFイントラと談笑しているとテーブルの上に1枚だけ割引券が残ってます。FイントラがNイントラに「この残った割引券、貰っちゃってもイイですかぁ?」なんて何気なく尋ねたのですが、「え?? 30枚きっちり切り取ったから、余りなんて出ないよ!」っとの返事… マジっすか?(汗)

 仕方がないのでテーブルの上の30通の封筒を二人で順番に開封し、「アタリ」の1通を探したのですが… 結局最後にテーブルの上には2通の封筒が残りました。(笑) つまり、結局全部開封したんですね。(泣

 僅か30分の1の確率、それも開封する度に分母が減ってゆくクジ引きを延々と外し続ける二人。 宝くじは買わないほうがイイという事を確信したひとときでしたとさ。なんてクジ運がない二人なのだ!(笑) (二人ともバリ伝世代ですので、きっとグンならラジオの乾電池不良を見つけた時みたいに、こんなの一発ツモだよねぇ〜♪ なんて盛り上がってしまいました)

 お詫び:

 今回の個別コメントの封筒が一度開封した形跡があるのは「仕様」ですのでご心配なさらないで下さい。(謝)>参加者の皆さま 


【04.05.02】

 GSX-Rの謎

 MotoGPの放送が始まるまでの合間に、こちらも。っつか、本編向きっぽいんだけど、どこに書くべきか自分でも判断がつかなかったので(笑)久々に写真入りでこちらに。

 昨日今日の軽い整備を通して、以前から何となく気になりながらも確証が持てなかった部分の再確認をしました。GSX-R750は、レーサーレプリカというよりレーサーベース車と位置づける方が適切だ!なんて事は日本だけでなく世界中のGSX-R750ファン(笑)には周知の事実ですが、TT-F1からWSBに時代が移行する(日本は少し遅れたけど)時期に登場した後期油冷GSX-R750以降はより一層その傾向が強くなり、その片鱗を随所に見る事が出来ます。以下はその例。

 左側サブフレームの途中に設けられたブランクのネジ穴。ノーマルでは締結する部品は何もないので、レーサー制作時、リアサスのリザーバタンクのマウントステーを増設する時にでもご自由にお使い下さいって事なのでしょう。(笑)

 っつか、この加工でどれだけ製造コストが上がるのかは知りませんが、メーカー出荷段階でわざわざフレームに穴をあけ、ブラインドナットまでカシメてくれているのがなんとも素敵です。

 F1参戦のコストを好きこのんで被るフェラーリ車オーナーの超小規模版って感じですね。(笑)


 続いて。

 上段はシートレール右側に位置するリアブレーキのリザーバタンクのマウント及び、ヘルメットホルダ(ゴムカバーを紛失中)の締結部分。こっちだけ見ると別にどうってことないショットなのですが、下段の写真の通り、左側シートレールにも何故か使われていないネジ穴がある事に気づきます。

 な、なぜだぁ〜!! なんでそんな所に金も手間もかけるのだ?

 っと、これまた長い間疑問だったんですが、レーサーには不要なヘルメットホルダを取り外し、リザーバタンクを他の場所に移設すれば、シートレール上の極近い場所に合計4個のネジ穴が使える事に気づきます。そう、この位置はちょうどシートの真下で、レーサー化した際、FRPシングルシート座面を支える為の土台となるステーをこの4つのネジ穴を利用して容易にフレームにマウント出来るようになっているのです。

 なんだか幸せな気分になりませんか?←俺だけ?(笑)

 

 エアクリーナエレメントの交換の度にその整備性を嘆く事になる油冷後期のGSX-R750ですが、このバイクはレーサーになる事を前提として造られているので、そんなのは当たり前なんだなぁ… っと痛感した次第。っつか、保安部品やエアクリーナボックスなどを外すだけで恐ろしく整備性がいいレーサーが出来上がるってだけでも凄いのに、更にはこんな地味な配慮までメーカー自らが行っているとは… ヨシムラさんなどの大手なら関係ないでしょうが、サンデーレーサーだってGSX-R750の立派なターゲットでしたし、そんな個人ベースのプライベーターはアルミの溶接設備なんて持ってる可能性の方が低い(このバイクは1990年製です)でしょうからね。

 昨日遭遇したRC30のように、保安部品を外せば即レーサーってな潔さも当時は驚きましたが、レーサー「ベース車」と街乗り市販車の狭間をこういった地味な部分/工夫できっちり詰めていくスズキに惚れ直しました。(笑)

 で、タイトルの「GSX-Rの謎」なんですが、未だに解けない謎の部分が…

 89RK以降で大幅に強化されたフレームのネック部分にある謎(笑)の出っ張り。 鋳型から抜く都合でどうしても必要ってな雰囲気でもないですし…

 当初はここにネジ穴を切って、ステアリングダンパーのマウントにでもするのか、あるいはゴムの円筒でも締結してハンドルストッパーにするのか、なんて思っていたのですが…

 左側にも同様の出っ張りがあります。写真はハンドルを一杯に切った状態ですが、この位置だとステダンのマントには使えそうにないですし(首が振れない)、ハンドルストッパーにするには角度が不適切です。う〜〜〜む。(悩)

 そうそう、クラッチやブレーキは、赤の矢印のようにホルダー側とハンドルバー側両方に位置合わせ用のポンチを打っておけば整備や万が一の転倒の際にもポジションの復元が容易です。ご参考までに。

 お願い:

 詳細をご存じの方は是非BBSかメールで答えを教えて下さい。(マジです) このままじゃ夜も眠れそうにない…←これは大袈裟(笑)


【04.05.01】

 RC30

 すがすがしい天候になった大阪でした。こんな日はどこか遠くまでツーリングに出かけたくなりますが、何故か午前中からGSX-Rの整備をしておりました。(笑) って別に故障とかそんなのではなく、今後の維持/改造を見据えた基礎データ集め兼整備って感じで、リアマスターのマウント穴のピッチ(40mm)を調べたり、電装品のハーネスの取り回し変更、擦り切れかけていたハーネス保護テープの補修、リアサスのリザーバホースの取り回し変更&ガイド設置、リアキャリパのパッドピンのサビ落とし、エアクリボックスから伸びるブローバイホースの点検(水抜き)などなど。とても更新ネタになるような内容ではなかったのですが、時間だけは午前中たっぷりとかかりました。(笑)←その時間を洗車にまわせ!ってなご批判は甘受します。(泣

 そんなこんなで午後からは所用でホームセンターに出かけたのですが、買い物が終わってRの元に戻ると、お隣になんとトリコのRC30が! 街で750のレプリカを見る事もめったに無くなりましたが、まさかこんな所でサンマルに出会うとは思ってもいなかったので、オーナーさん不在でしたが3分ほどジックリと拝見させて頂きました。(っつか、私が停めた時は居なかったので、絶対狙って停めたんだと思う(笑)) ベースは国内仕様っぽいですが、メーターはフルスケールの300km/hメーターに換装(オドは7000km弱だった)されており、エキゾーストは羅夢。リアのホイールが17インチ化されて180/55のパイロットパワー(?)が装着されていました。プロアームを貫通する独特のリアのトルクロッドの取り回しも健在。やっぱRC30は格好イイですね、ホント。潔いというか、凛とした雰囲気が漂ってます。

 ほぼ真上から日が射す駐輪場に2台並んだ750レーサーレプリカ。なんか上手く書けませんが、サイドスタンドで傾いだ2台を斜め後ろから見てるとなんだかちょっと幸せな気分になりました。←単純だなぁ… いやほんと、なんつ〜か、年式相応にヤレてる(笑)2台なのですが、必要な部分にはきちんと手が掛かってるってのがなんか心打たれるんですよ。Rockっぽいっとでもいうか…ね。

 天候の影響もありますが、帰り道はいつもより余計にスロットルを捻ってしまった春の午後でありましたとさ。 


【04.04.26】

 放置気味

 なんだか泣き言めいた事を書く事が多くなってきた気もしますが… BBSだけがそれなりに動いて本コンテンツは放置というのはなるべく避けたい運営方法なのですが、このサイトもこのところそういった黄金の放置スパイラルに入りかけている気がします。

 週末、SBSさんにお邪魔した際に、真剣に04モデルのR750の購入を検討している某氏と久々に色々と話をしましたが、私の場合、心の底から欲しいと思うようなバイクが他になく、また、自分のR750が距離の割にはすこぶる快調でもありますので、修理ネタも今のところ無い現状を喜ぶべきなのかも知れません。(笑)

 ってことで、毎日覗いて下さっている方々には申し訳ないのですが、これといった更新はしばらくは出来そうもありませんのでご容赦のほどを。


【04.04.21】

 潜在需要

 猪名川のスクールの翌日、スクールの8の字デモランをおさめたCD-ROMの受け渡しの為に、ホンダさんのライドオンフェスタが開催されている舞州に行ってきた。急に思い立っての受け渡しだった為、お昼の12時30分頃到着と非常に中途半端な時間になってしまったのだけれど、特設の駐輪場には溢れんばかりの二輪車の大群がいてかなりびっくりした。まぁ、暖かくなって絶好のライディング日和&無料でホンダさんの新型バイクに乗れるとあってかなり賑わっていたのだろうが、正直、近畿圏にこれだけの数のライダーが居るという現実には少し圧倒された。普段町中ではあまり出会わないんだけどなぁ…

 試乗会とスクール、どれだけの人数が客層としてオーバーラップするのかはかなり微妙なんだけど、ライダーの減少傾向にも少しは歯止めが掛かりつつあるのかも…なんて感じで試乗会の様子を眺めても、サーキット同様、若い世代の姿をそれほど見る事がなかった。(泣 けどまぁ、デカスクにタンデムで試乗会に来ている若い人達はそれなりに居て、しかもスポーツバイクにも興味を持っているようだったので、こういった層をどうやって長く二輪界に引き留めておく事が出来るのか…が案外キーになるような気もしないでもない。

 そうそう、前回のスクールにはT-MAXで参加して下さった方が居て、インストラクションする私も最初はドキドキだったんですが(笑)、スムーズな走りで感心してしまいました。少なくとも私がT-MAXに乗るよりも上手いだろうな。(笑)

 感想:

 並ぶのが面倒だったので結局試乗はせず、CBR1000RRに跨っただけで終わりましたが、最近のスーパースポーツのライポジは… 楽ですね。(笑)


【04.04.18】

 装備

 快晴の空の下、今年1回目となる猪名川サーキットライディングスクールを昨日無事に開催する事が出来ました。昨年の最後の開催から約5ヶ月、その間、以前よりは頻度が多少落ちたとはいえ、普段の足としてGSX-Rに乗っていましたが、街乗りペースとは異なるスポーツライディングともなるとさすがにブランクは隠せず、加減速のGの影響で今日は思いっきり首が筋肉痛です。(笑) 普段は革パンなんて履かないのですが、やっぱきちんとした装備でバイクに乗ると安心感が違いますね。

 そうそう、急きょデモランでVFR750Kに15分ほど乗る事になったのですが、VFRから乗り換えた我がGSX-Rは癖が強いというかなんというか、「なんて乗りづらいバイクなんだ!」って感じがしました。(笑) けどまぁ、乗り易いバイクが面白いのかといえばそうでも無い所がバイクの楽しみでもあるのですけど、このところセッティングなんぞは全く無頓着になりつつあるので、見直すいい機会になりましたとさ。

 結論:

 いい装備でバイクに乗るとついついスピードを出してしまってかえって危ない… のは私の自制心不足でしょうね。(笑)  


【04.04.14】

 こだわり

 昨夜はNHKのプロジェクトXでヨシムラが取り上げられていた。スタジオに持ち込まれた伝統のゼッケン12番のレーサーの横にひっそりと佇む2型のGSX1100E。非常に違和感のあるショットだったんだけど、番組を見終わって資料を整理していて納得した次第。件のレーサーは1983年の8耐出場車両(ステッカーやらライトの処理が変更されていたのですぐには分からなかった)で、83年といえば1000ccレギュレーション最後の年。そして、この年のヨシムラはヨシムラエンジン+モリワキフレームでのエントリー(ちなみに予選はポール、決勝は13位でチェッカー)だったようだ。スタジオゲストが森脇夫妻だったこともあり、オヤジが組んだエンジンを義理の息子が造ったフレームに積んだマシンを選んでスタジオに持ち込んだのだろう。そして、そこに積まれていたエンジンは4バルブ化されたGSX系エンジンなので、恐らくGSX1000Sのエンジン(Eも同系列のエンジンだが1000ccモデルは市販されていない)をチューンしたってことを表現していたのだと想像する。そういった事情が一切説明されない番組ってのもどうかと思うが(笑)、用意出来る範囲でそういった背景を裏付けるバイクをさりげなく用意するこだわりにはちょっと唸ってしまった。流石ですね>よ氏

 つまんない余談ですが、GSX1000S KATANAは4バルブの癖に北米ではGS1000S KATANAの呼称で販売され、HBカラーで有名なGS1000R-XR41-(83年の8耐優勝車)はこの年のヨシムラと同じくカタナのTSCCエンジンをベースにしたTT-F1車両(フレームは本社製)だったはずです。←なぁんて知ったかぶりをすると鋭い突っ込みが入るのは世の常で(笑)、この年もスズキフランスは信頼性を優先して2バルブエンジンを使い続けたそうです。ちなみに耐久のワールドチャンプも取りました。そういやドライブスプロケットで駆動するという凄まじい方法で発電機を回してましたね。(笑) 耐久レースなのに、チェーンが切れたらどうするんだろ?

 しかしまぁ、POPの人生というか、二輪レース界に及ぼした影響をたった45分で放送しようとするのはかなり無理があるというか、少々ピントがボケてしまった印象があるのが残念だった。スクールでも、限られた時間の中で「あれもこれも伝えなきゃ!」っとインストラクターが頑張ってしまうと結局なんにも伝わらない結果になる事が多いのだが、次回があるスクールと1回しか放送がないテレビ番組とではどちらを優先するのかはかなり微妙な問題だと思うし、ある意味仕方がないのかも知れない。

 まぁ、なんにせよ、こういった番組がNHKのゴールデンタイムで放送されたという事実を素直に歓迎したいと思うし、普段何気なく目にしている他のドキュメント番組なんかでも同様のこだわりをもった人たちが製作に関わっていたらイイなぁ…なんて思ったりもする。 …火事の場面で初期型GSX-R750のタンクを抱えてたのには笑ってしまったが(笑)

 結論:

 第1回鈴鹿8耐にはモリワキもエントリー(Z1)していて3位表彰台だった事実が…(汗) けどほんと、森脇夫妻には忘れられない大会だったんだろうね。 


【04.04.12】

 息切れ

 予想されていたこととはいえ、4月に入ってから急速に更新のモチベーションダウン。(笑) というか、正確には毎度の更新ネタ切れであります。

 猪名川サーキットライディングスクールの開幕まで1週間という事で、先の土曜日に定例のインストラクターミーティングが行われたのですが、その席でUイントラから「よくもまぁ、あんなけホームページのネタがあるな」なんて言葉を掛けられましたが、分かってないなぁ…(笑) ホームページなんて、続けていればいつの間にか大きくなってしまうだけで、実はネタ探しは結構深刻なんですよ。

 とはいっても、改造系も徐々に落ち着き、本気で欲しい機能はいわゆる「シフトポイントインジケーター」辺りを残すのみになりつつあります。スピードメーターのデジタル化同様、この機能も何とか自作する事が出来ないものかと色々ネットを彷徨っているのですが、PICマイコンなんて扱った事がないし、色んなリスクを総合すると大森さんのタコメーターを買って付け替えるのが一番安くてスマート&確実というつまんないオチになってしまいそうです。(困)

 まぁ、なんというか、今のこの時期はPCの前にいるよりも走りたいって気持ちが強いということで、暫く更新は滞ってしまうかも知れませんがご容赦のほどを。 


【04.04.04】

 3連勝!

 宗教と野球の話は… なんて事を書くのも何回目になるのか分かりませんが(笑)、ここは個人サイトなのでお構いなく続けます。

 セントラルリーグも開幕し、阪神タイガースは東京ドームでジャイアンツとの3連戦。何で去年のセントラルリーグの優勝チームがアウェイで開幕なんだ!!なんて嘆きたくもなりますが、高校野球があるので仕方がないんでしょうね。日本一を逃し、また、監督も変わったので少しヒヤヒヤしていたのですが、連日連夜の快勝で、ジャイアンツファンには申し訳ないのですが、金の力にものをいわせて強力補強したチームが惨敗するのは、ほんと気分がイイです、ハイ。(笑) 堀内は監督の器じゃないだろ。

 モータースポーツも続々と開幕し、MotoGPだけがなんだか出遅れている感じでしたが、ここに来てSUZUKIがテストで急浮上するという春の珍事が… 路面状況があまり良くなかったようですが、それでもロバーツがトップのロッシに遅れる事コンマ1秒の2位だなんてにわかには信じられません。←かなり疑心暗鬼になってます。(笑)

 いずれにせよ、今シーズンも、野球もバイクも面白いシーズンになりそうです。

 結論:

 一強は面白くない。 


【04.04.02】

 April Fool

 昨年はすっかり忘れていた四月馬鹿企画を今年はなんとか復活させる事が出来ました。日付が変わった直後に突然思い出した関係で、事前準備も何もなく30分ぐらいででっち上げた粗雑な企画だったのですがお楽しみいただけましたでしょうか? しかしまぁ、たとえ四月馬鹿企画とはいえ、こうやってお金の絡む話を自分のサイトに書くことは、どことなく後ろめたいというか、後味のいい嘘とは言えない気もします。(汗)

 とはいえ、毎日とどく国内のジャンクメールの傾向を見ると、相変わらず現金が当たる懸賞系サイトはかなり賑わっているよう(ちなみに海外系では圧倒的にバイアグラのDM)ですから、そういったサイトに躊躇いなく個人情報を登録する人ってのは私が思っている以上に沢山いらっしゃるのかも知れません。PCが一般的でなかった頃は、個人情報の流出なんて紙ベースでしたのでそれほど心配する必要もありませんでしたが、一旦デジタル化されてしまうと流出した際に個人が取れるアクションなんて皆無に等しいですから、そこに登録するか否かの段階こそ最も慎重になるべきポイントだと私は思います。

 っつか、そもそも不労所得なんて目標として目指すものではなく、もしそれが実現するのであればあくまで結果でしかありえない事ぐらい、少し考えれば分かりそうなものですけどね。(笑) ちなみに先月のこのサイトの本当の広告収入は… 守秘義務の絡みで書けません。←309 クリックでジャスト$61.00でした。ありがとうございます。

 結論:

 偽の送信ボタンを押して下さった方のご信頼には感謝しますが、ネット上の私の人格なんて所詮バーチャルですので、くれぐれもご慎重に。美味しい話には裏があると思いますよ、きっと。


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