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●リアディスクローターの交換

【11.07.24】


やっぱちょっと派手ですね(汗)

 ってなわけで、実は先の3連休に、岡山で開催された某練習会に参加してきました。スクールのイントラをやり始めてからかれこれ10年以上が経過しているわけですが、顔が割れる=他の練習会やスクールには参加しづらいのは確かでして、自分がどんどん下手になってることを自覚しつつも、その手当をするのが非常に困難という負のスパイラルを打破すべく、久々に真面目に走りこみました。ま、遅いんだけどさ(泣

 で、コーススラロームを走りこんだんですが、10本目を超えた辺りでリアブレーキが沸騰し、いわゆるベーパーロック状態に....

 一応、事前にフルードだけはざっくりと入れ替えていたんですが、このR750K4に乗換えてから、結構な頻度でリアが沸いているので、リアを多用する私の走りではもう少し放熱性が高いほうが良いのでは?って事で、かねてから計画していた、スリットタイプのロータへの換装に着手しました。

 今回手配したのはいわゆる20周年限定車の純正スリットロータで、この他の選択肢としてはサンスターさんのプレミアリアディスク(スリット)ってのがあったんですが、価格もあんまり変わらないって事で、純正をチョイス。

 ロータはこんな感じで、5本の長いスリットと外周部に5本の短いスリット&長円形のホールがあいてます。品番は69211-29G00で、今回の価格は15461円でした。

 サンスターさんのスリットローターは定価が14700円の5本スリットなんですが、量販店とかで買うともう少し安いんでしょうね。

 裏から見るとこんな感じ。

 昨今のスズキのロータの裏面は面一なので、指でなぞっての磨耗の判定はやりやすいのかもしれません。

 単体重量は796gだったみたいです。

 過去の計測記録によると、R750K4の純正リアローターは812gっぽいので、16gの軽量化になります(笑

 新品のローターには新品のパッドでしょって事で用意したデイトナさんのハイパーシンタードパッド。

 このところ愛用しているProjectμさんのエコスポーツは店頭から綺麗サッパリ消え失せてました....(泣 利幅、少ないんだろうなぁ(汗)

 ってことで、真夏の日差しを受けながら、さっさと換装してしまうことに。

 補足作業もあるのですが、やった作業の大まかな流れを書くと、

  1. リアキャリパをマウントから外し、リアブレーキパッドを入れ替える
  2. アクスルナットを緩め(34mmのソケットが必要)、アクスルを抜きタイヤを外す
  3. 古いディスクロータを取り外す
  4. 傷んでいるローター側のオイルシールを入れ替える
  5. 新しいロータを取り付ける
  6. リアタイヤを装着し、チェーンラインを合わす
  7. リアキャリパをマウントし、ブレーキフルードを入れ替える

って感じです。

 今回ついでに入れ替えるオイルシール。左がリアタイヤのディスク側、右がステム下のダストカバーです。

 交換前のオリジナルディスク。比較的一般的なホールタイプのローターで、ハブ側の肉抜きデザインもかなりいい感じだと思います。写真で見るより実車のローターはかなり段付き磨耗をしています。

 リップが一部傷ついてしまっていたオイルシール。こっち側からアクスルを刺すのですが、キャリパマウントとのクリアランスが結構タイトで、ここが痛む→シールに嵌るカラーがポロリと落ちるを繰り返し、タイヤをはめる度にかなりイライラするので、この機会にサクっと交換です。あ、シールはKOYO製でした。

 交換後のオイルシール。抜くのはマイナスドライバでこじればOKなんですが、嵌めこむのはちょっと難儀しました...(汗 一度はまるとあとは楽なんですけどねぇ。最終的に、ソケットを当ててプラハンで打ち込みです。

 で、これが交換完了し、ざっとその辺りを流したあとの図。新品ディスク&新品パッドの組み合わせなのに外周部が強く当たっているのがなんとも不思議ですが...(泣 チェーンラインが出てなくて、タイヤが斜めになっているのかも…(汗 こういったことも含めて慣らしなんでしょうね。

 こっちは裏側から見た図。長円形のホールは表側から見たときよりもかなり大胆に開いているように見えますね。なんつ〜か、80年代のヤマハ車っぽい感じというか。

 っとまぁ、交換自体は比較的簡単に終わって一安心といった感じです。あとは肝心の放熱効果がどれほどのものなのかを確かめないといけないのですが、これはまた、スクールを通じて確かめていく予定です。

感想:


【11.07.31】追記:

 ってなわけで、まる1日スクールで走りまわった感想なぞ。

 ローター&パッドが新品ということで、全面にアタリが出るまで少々時間がかかりましたが、アタリが出たあとは非常にコントローラブルで、なんというか、足で操作してるはずなのに指で操作するフロントブレーキっぽい感じ…っとまで言うのは言いすぎか(笑) アタリを出すためにかなり長時間リアブレーキを引きずって走ったんですが、ロータに熱が入るとかなり焦げ臭い香り(脱脂しているので、多分ローターのインナーや外周に塗ってある塗料が焦げるんだと思います)辺り一面に漂うのは毎度のことながらヒヤヒヤしますが、それが落ち着けばとても好印象なフィーリングとなりました。

結局一度もフルードが沸くことは無かったのですが、これはローター&パッド交換の効果というより、フルードの全交換の結果かも(笑) アタリが出るまでかなり酷使したので、もう一度フルードを交換したほうがイイんだろうなぁ…


焼けたローターを格好イイと思う感性が哀しい…(笑)

 







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