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●R600/R750のノーマルマフラーの違い

【10.03.22】


違いなんてあるのか?(笑)

 って事で、転倒傷をせっせとリペアしたR750K4カナダ仕様のノーマルマフラーですが、やはりメーカーさんの純正品ってのは乗ってても疲れないと言うか、非常に好印象でして、このまま乗り続ける事になりそうな雰囲気だったのですが、Yahoo!さんのオークションを覗いていると、先日まで3000円近くの値段で出品されていたR600K4/K5のノーマルマフラーが、なんと1000円にまで大幅値下げされており、ものは試しに1000円で入札してみたところ、そのまま落札となってしまい…(汗)

 1000円の商品の送料が1300円ほど掛かったのがバカバカしいのですが、見た目殆ど同じマフラーが二本に(汗)

 これの他に、R1000K3のノーマルマフラーまでベッドの下に転がってたりするわけで… どうするんだ、ほんと?(笑)

 R750K4カナダ仕様の純正マフラーの刻印は30G1でして、パーツリスト上の品番は14310-30G10-H01になってます。

 スズキさんの場合、アルファベット後の数字2桁は仕向地コードの場合が多い(勿論、部品の統廃合などで、仕向地関係なく数字が振られる場合も多いです)ですから、開発のベースとなったであろう欧州一般仕様のノーマルマフラーの品番は、おそらく 14310-30G00 であろうと想像ができます(笑)

 で、こっちが今回手に入れたGSX-R600K4/K5用のノーマルマフラーの刻印。29G0って記号の他、Euro4適合の刻印があります。

 商品出品者の説明には年式などは一切記載されてなかったので詳細は不明でしたが、こうやって実物を見ると、正規輸入品のR600ではなく、並行輸入品のR600欧州仕様車の純正マフラーみたいですね。(上の例で言うと、北米仕様のR600の品番は14310-29G10だと思われます)

 カナダとEU、どっちの方が厳しい規制なんだろうなぁ…

 ってなわけで、両者の違いをざっくりと見てみますと、

 こっちがカナダ仕様のR750K4の触媒。

 パンチングメッシュ風のパネルが付いてます。

 で、こっちが欧州仕様のR600K4/K5の触媒。ハニカム構造になってますね。


 わざわざ触媒を使い分ける理由が、排気量の違いによるものなのか、はたまた仕向地の規制値の違いによるものなのかは残念ながら不明です。


 ちなみに、エキパイとの勘合部のサイズは全く同じです。

 で、こっちがR750の排気口。 斜めにカットされているので、正確な内径を計れませんでしたが、このようにスケールを当てると約46mmって感じです。

 これがR600になると、同じ測り方で約44mmになります。

 見た目では全然違いなんて分らないんですが、品番が違う=作りが違う訳で、メーカーさんも大変だなぁ…なぁんて思います。

 って感じで、ものは試しってことで、R600用のマフラーを装着して2週間ほど乗ってみたんですが、街中を走る程度だとR750純正マフラーとの違いは何も感じることが出来ませんでした…(汗 ←鈍感ですので。シャシダイにでも乗せればきっと違いも出てくるんでしょうが、とりあえずこの春は車検があるってことで、ガス検で落ちると馬鹿丸出しですから、結局再度R750純正マフラーに取り替えましたとさ。

余談:

 R750/600K4発表当時の報道写真では、カラーリングの違い(R600の青白モデルのフロントカウルにはR750のような白い眉毛が無い)以外に、サイレンサーの長さが違う写真が使われていた(R600の方が短い)ように記憶していたのですが、今回手に入れたマフラーは前述の通り、全長は変わらず排気口の直径が多少絞られている&触媒の構造が多少違う程度しか差異が発見出来ませんでした。で、改めてMotoMapさんのサイトの資料写真を見ると、カナダ仕様もR750/600でマフラーの長さに違いは無いような感じ… う〜ん、いったい何種類あるんでしょうね>純正マフラー(笑)







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