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●バルブクリアランスの調整

【04.07.11】


ようやく重い腰をあげたらしい…

 個人的に梅雨は明けたと判断した日曜日。前日までの蒸し暑さが少しマシだったので、重い腰をあげてバルブクリアランスの調整を行いました。タペットクリアランスといったりバルブクリアランスといったりとイマイチ表現に一貫性が無いのはご容赦。(笑)

 前回の調整が2001年10月末ですので、かれこれ2年と半年、距離にして約21000kmが経過しております。前回の調整時には殆ど数値が変わってなかったので今回もあまり変わらないだろうなぁ…なんて思いながらの作業だったのですが、In/Outともクリアランスが結構詰まってました。圧縮計測の結果は良好でしたが、そろそろシートの当たり面が広がりつつあるのかも知れませんね。今回は排気側1番気筒から計測を始めたのですが、いきなり0.2mmのゲージが入らなかったので、個別メモを取るのはやめて全気筒再調整する事にしました。数値はいつも通り、EX=0.2mm、In=0.12mmです。

 実は今回のメインメニューはバルブクリアランスの調整ではなく、ヘッドカバーガスケットの交換だったりして。(笑) キャブ側のカムトンネル付近からじんわりとオイルが滲んでいたんですね。

 丸い化粧ボルトを10本、10mmのボルトを4本、ヘッド冷却用のオイルラインのボルト4本を外せばヘッドカバーはフリーになります。

 北米向けでは二次エア供給装置がマウントされているらしいカバー前方のステー(ブランクのネジ穴あり)付近をプラハンで下から優しく叩けば「パカッ!」っとカバーは外れます。

 各気筒の圧縮上死点を出すにはこのボルトに19mmのレンチを掛け、時計回りにクランクを回します。今回はズボラをしてプラグは装着したまま回しました。(汗) 排気バルブが開く度に「シュコッ」ってな音がします。

←1番排気側カム

2番排気側カム→

←3番排気側カム

4番排気側カム→

 カジリの状況は相変わらずですが、特に酷くなっている様子はないので一安心。なんだかんだで結構手間な作業なので、二度手間を避ける為に入念に調整を繰り返し、ヘッド側、カバー側とも合わせ面を脱脂。あとは逆手順で組付けです。カバーを付け、カウル類を装着して一服していると夕立っぽい雨が降り出し、ギリギリセーフ(汗) 露天整備は大変です、ハイ。

 夕刻、投票を済ませてからSBSさんまで乗りましたが、苦労の割にはエンジンフィールには殆ど変化無し。(泣 ま、いつもの事ですので、懸案だったヘッドカバーガスケットが交換出来ただけでも良しって感じですかね。








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