…どうでもいいけど長いタイトルだな。(困)
さて、スポンサーステッカーエリアとしてスクールシーズンの間だけ付けているシングルシートカウルなんですが、欧米人向け設定なのか、はたまた私が意識して前乗りをしているからなのか良く分かりませんが、私が乗るとストッパーのクッションラバーに腰が当たる事が殆どありません。何の雑誌だか忘れましたが、ワークスレーサーのシートカウルはその年のエースライダーの体格に合わせて作られるそうで、言われてみれば今年のロッシやケニーのシートカウルには大袈裟なクッションラバーは付けられていない事に気がつきます。反対に8耐の時の大ちゃんはライダー交代の度に馬鹿でかいラバーに付け替えてましたね。
このラバー、コーナリングの時はあまり関係ないのですが、立ち上がりの時のワイドオープン等での加速Gを腰で受ける事により、ハンドルにしがみついたり、踵や太ももで車体を挟み付けてグリップする労力を軽減する為のものらしいので、せっかく付いているのに使えないのは何だか勿体無い話。が、使う為にわざわざ腰を引くのも本末転倒だと思いますのでセコセコと加工する事にしました。…私はスズキのエースじゃないので(笑)当然ですな。
クッションラバーのスペアは持っていないのであまり大袈裟な加工はしたくなかったのであれこれ悩みましたが、25mm厚のスポンジゴムを切り出し、もとから付いているラバーに両面テープで張りつけ、段差を埋めるのと表面防水の為にシリコンコーキング材を利用しました。簡単には外れませんが、嫌になったらそれなりの手間で簡単に元に戻せる事を優先しての選択です。
計画性なく現物合わせで作ったので作業中の写真は無しです。
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スポンジゴムもこれだけ厚みがあると切り出すのが大変なので、出来るだけカッターを入れる回数を減らせるサイズを選ぶと1枚ものではなく2ピース構造になってしまいました。 まぁ、ベースクッションも真ん中に僅かに溝が彫ってあるので良しとして下さい。 |
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上から見るとこんな感じです。左右で不揃いなのは気にしないで下さい。(笑) スポンジゴムは水を吸いますし、ベースのクッションとの段差をうめる必要もありましたのでバスコーク(黒)でシーリング/コーキングしました。スポンジゴム表面を塗り伸ばしたのは「指先」ですので(笑)あまり仕上がりは綺麗ではありません。 ま、実利さえあればいいのさ。 |
肝心の効果ですが、ノーマルのシートのままでは… 腰は殆ど当たりませんでした。俺はちびっ子か??(泣) で、削った新作シートを装着すると急加速時に結構しっかりと腰でGを受け止められるようになりました。ストレートをベタ伏せするとさらにいい感じです。
けどまぁ、その分ハンドルが遠くなる訳でして、走るステージに合わせて着座位置の前後移動が忙しくなりそうではあります。 意味あったのかなぁ…(困)
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