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●シート表革の交換


張り替え完了後のシート。

 かねてからの懸案事項だった.....って訳ではないのですが、思うところがあってシート表革を張り替えました。(フロントのみ)

 実は私は今現在Rのフロントシートを2つ持っています。昨年の春頃に譲って頂いたシートをこのところずっと愛用していたのですが、もともとRについていたシート(結構痛んでいた)をただ単にストックしておくのも勿体無い気がして、シート屋さんに加工に出そうか出すまいかずっと悩んでいたんですね。というのも、どうもこのR750に標準のシート、着座位置がうまく納まらないのと、表面の処理が(経年変化もあるのでしょうが)ツルツルして、革パンツならまだしも、普通のジーンズで乗っていると加減速で結構滑るんです。いつものごとく様々なサイトを検索してみるとますます張り替えたくなってしまうのが人情ってものなのですが、2つもシートを持っているんだから失敗して元々、いつものごとくDIYにチャレンジする事にしたのが去年の暮れ。で、ストックしていたオリジナルのシートの革をいそいそと剥ぎ、アンコを乾燥させ、「こんな感じに削ればいいのかなぁ....?」などと100番のサンドペーパーで地道にアンコを削る事5ヶ月弱。(笑) ようやく「こんなものかも」ってな具合に削れた(と思った)ので適当なシート地を買って来て表革を張り、一応の完成を見ました。(この間、作業写真無しです)

 が! やっぱりウレタンの表面仕上げってとても難しくて、特に今回のように一旦痛んでしまったウレタンはどうしてもうまく削れないんですね。選んだシート地が標準品よりも薄い事もあるんでしょうが(その方がシワなく張れる)ところどころに出来たエクボがうまく隠れません。(泣)ま、着座位置はかなり狙った線に落ち着いたのですが.....。

 シートが縮んだりシワになった訳ではなく、ベースのウレタンの表面が荒れているのがエクボの原因。

 もう少し厚手のシート地ならエクボも出なかったような気がします。

 反対側のエクボのアップ。

 ここのエッジを落とすと着座位置の自由度が結構上がります。あとは全体的に前下がりになっていたのをかなり削って補正しました。

 ま、今更悔いても仕方がないので試走に出かけますと、これが思った以上に好印象。着座位置の変更効果はさて置き、シート地の変更により、尻でのグリップがかなり向上し、加減速での姿勢変化への踏ん張りがかなり楽になって驚きました。

 ....となると、「ひょとしてわざわざアンコを削らなくても表革の張り替えだけでそこそこいい感じになるんじゃないの?」ってな発想に行き着きますよね。←普通は逆か?(笑) 幸いシート地はまだ1つ張れるだけ残ってましたので、今回はその作業を写真付きでレポートします。(相変わらず長い前ふりですねぇ)

 まずはシートの状況。頂き物なので加工するのは少し気が引けたのですが....。表革にはエッジにほんの少し破れがある程度でコンディションは年式を考えるととても良好なシートです。

 が、本文中にも書いたように、経年変化なのか元からなのか、表面がやたらとテカテカして滑り易いです。

 表面のUP。

 写真じゃあんまりニュアンスは伝わりませんね。

 ひっくり返すとこんな具合。

 表革は一枚もので、引っ張ってエッジをタッカーで止めているだけです。このタッカーの針を抜き、シートをばらしてゆきます。

 表革を剥ぐとこんな感じです。

 黄色いウレタンは表面にひび割れもなく、ポロポロ崩れる事もなく、かなりいいコンディションだと思います。

 今回はこのウレタンを一旦シートベースから剥がし、天火干しで完全乾燥させます。

 シートベースはこんな感じです。

 ウレタンとシートベースは黄色い接着剤でくっついている筈....なのですが、ぽろりと取れてしまいました。ベースに残っていた接着剤もペリペリ剥がれてしまいましたし、接着強度はそれほど強くないようです。

 Seat Joyさんによると、しっかり接着すればかなりコシが出るらしいので、今回は張り替えに合わせてその加工も実施します。

 ウレタンの裏側はこんな感じです。

 一応ベースの溝に合わせて凸部が形成されているのでグラグラとずれる事はなさそうなのですが.....。どうなんでしょうね?

 

 これが今回使うシート地です。表面はウレタン、裏面はポリだったかな? 東急ハンズで幅980mm、メーター単価は1880円也。選んだ色は無難に黒。他に赤や黄色や灰色や緑等、結構な色数がありました。

 本当はバイクのシートを張り替えている加工屋さんで生地を分けてもらうのが一番だと思いますが、職人さん相手にDIYの話をするのもちょいと気が引けますし....。あ、980mm×500mmでこのシート2つ分は楽に取れます。左の写真は前回の余りなので490mm×500mm。

 かなり収縮性があり、素人でもしわを出す事なく綺麗に張れますが、元来屋内用のような気もするので、耐候性/耐水性が少し心配です。ま、この値段なら毎年張り替えても1000円程度ですしね。(ハンズは10cm単位で売ってくれます)

 

 張り替え完了のシート裏面。

 すみません。張っている最中の写真は忙しくて撮れませんでした。(笑) なにせ、生地を引っぱりながらタッカーを打ち、しわを伸ばし.....って作業なので。

 で、こちらが座面です。結構綺麗に張れました。

 新しい表革のUP。

 古いのとくらべるとテカテカ具合の違いが......

 やっぱり写真じゃ伝わらないですね。(笑) 雰囲気としては、こちらで一度仮組したR1100Mの新品シート表革の雰囲気です。こういうところ(滑り処理)もマイナーチェンジされているんでしょうね、きっと。

 今回大活躍したタッカー(ホッチキスの強力版のようなもの)です。

 コーナンというホームセンターで398円なんて値段で売っているものですが、この程度の作業なら十分実用になります。ただ、業務用の電動タッカーとくらべると構造的に打てる位置が限定されるのが欠点かな。今回もベースがフレームに乗るゴム足の横はタッカーが入らず打てませんでしたし。

 シートベースに対して垂直に、しっかりと押し付けながら打つのがコツといえばコツです。

 っとまぁ、こんな感じで張り替えはつつがなく終了です。が、今回張り替えたシートは暫くお蔵入り。(笑)ライディングフォーム矯正の為、ちょいと格好悪いですがエクボの入ったオリジナルのアンコ削りシートを暫く使う予定です。耐候/耐水性は追ってこのスペースに追記しますが、シートは結構なGがかかるので、シート地の耐久性も気になりますね。破れたりしたら嫌だなぁ.....。

 参考サイト:

 fumiさん( http://plaza.harmonix.ne.jp/~fumimasa/ )
 Hosさん( http://www.asahi-net.or.jp/~gx5h-hskw/ )
 その他、Googleで検索した沢山のサイトの皆様

 ほんとは俺もしっかりした滑り止めの生地を使いたかった.....。








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