【08.04.29】
ってことで、記念すべき整備の一発目は… 実は洗車とチェーンへの給脂だったりするのですが(笑)、あまりに地味な作業故、更新ネタにするにはちょっと…(汗 じゃ、他に何かネタはないかなぁ…っと熟考の末、フルノーマルの状態で一度パワーチェックをしておきたいなぁという、かねてからの計画を実行することにしました。
ガソリン高騰の折り、ストップアンドゴーを繰り返しつつ遠出するのもなんだか気が進みませんので、Webで検索して見つかった、尼崎にあるガレージ・ガロニッシュさんにお世話になりました。
お昼過ぎに電話でパワーチェックの状況をお伺いした所、結構計測予約が入ってるとのことでしたが、午後2時位なら大丈夫とのことだったので、30分もあれば着くだろうとタカをくくりつつ、地図をプリントアウトして1時半頃出発。結構すいてる2号線を西に向かいます。多分この辺を右に曲がればイイんだろうなぁってな交差点(昭和通り8)を右折、市役所を超え、JRの踏切を超え、名神の下をくぐった先の信号を左折。で、案の定迷います(泣 周辺は思いっきり住宅地なので、「こんな所にホンマにあるんかいな?」っと一抹の不安を抱きつつガソリンスタンドの角から覗くと赤黒のCBR600F4iが目に入ります。ひょっとして…っとそちらに向かうとガロニッシュさんがありました。よかった、よかった。一応、地図はこちらです。
お店の前にバイクを停めると、中からママさんが出てきてくれて、店に入ると既にパワーチェックの問診票がテーブルの上に置いてありました(汗 時計を見るとジャスト2時で一安心。そうこうしている間にマスターが出てきてくれて、てきぱきとパワーチェックの準備に入って下さいました。
油冷機のことなら殆どのことを知っている自負はあるんですけど、96以降の水冷Rについては殆ど無知で、洗車の際にタンクを持ち上げ、DIだとどこからシャシダイ用の回転数信号をとるのかなぁ…なぁんて途方に暮れていたのですが、そこは全くの杞憂に終わり、シートを外すだけで無事に取れたみたいです。(どこからとったのかは私に聞かないで下さい(笑))
私のR750K4はどうやらモトマップ(当時はカキウチか?)経由のいわゆる正規逆輸入車両みたいで、当時のスズキの広報資料によると、
最高出力:148ps/12800rpm
最大トルク:8.80kgm/10800rpm
ってなスペックらしいです。ちなみに触媒なしのいわゆるフルパワーモデルは155HP/12800rpm 86.3Nm (8.80kgm)/10800rpmだそうな。
納車されてからかれこれ1月弱が経過してるんですけど、半年ほどバイクに乗ってなかったという事情を差し引いても、なんというか底が見えないバイクでして、あまりにスムーズなエンジン特性(なんというか、薄くて柔らかい膜が、私とバイクの間にあるような感じ)故、油冷エンジンのパワーフィールとの違いに戸惑っているというか、「結構パワーがありそう」という感想以外湧いてこないってのが情けないんですが、ま、パワーチェックすればグラフをもとに感性の方を補正出来るかな…ってな淡い期待を抱きつつ店内のモニターで計測を見守ります。
結局3回ほど測ってくれたみたいで、最終的に3回目の計測のグラフをアウトプットしていただきました。肝心の結果は、
最高出力:120.53ps(大体12800rpm位)
最大トルク:7.54kgm(大体10800rpm位)
っと、ほぼカタログの2割落ちって数値だったみたいです。空燃比もほぼ横一直線ですし、インジェクションってのは優秀なんですねぇ…
あ、ノーマルのタコメーターでは14000rpmでリミッタが掛かるんですが、実回転では13800rpm程度みたいです。逆に言うと、油冷機時代のノーマルのタコメーターよりもかなり精度がいいメーターが付いてるみたいですね。
そうそう、住宅地にあるので、計測中はシャッターを下ろしてしまうんですけど、お店の中では計測シーン&ダイノの表示をテレビでモニター出来ますし、さらにその動画をDVDにコピーまでしていただけてちょっとびっくり。気になる計測料金は、馬力&トルク&空燃比の同時計測で4200円とこちらが申し訳なくなってしまうプライスでした。お近くの方は是非に。
おまけ:
3回の計測全てをDVDで頂いたのですが、そのうち、グラフになった3回目をお裾分け。相変わらずFLVを作るのは面倒くさい(泣
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