【08.05.19】
ってなわけで、実は今年の春は東京モーターサイクルショーに仕事で詰めてたんですが、自分所のブースをせっせと設営していると、お隣のブースに1台の青いDUCATIがドカドカドカ!っと音を立てて到着。これがまた900SLという、何ともマニア心を揺さぶるバイクだったので、手をとめて色々とお話をさせて頂いてたりしたんですが、そのDUCATIのオーナーさんが出店していたブースが今回装着することになったBAGSTERのタンクカバーだったのでした。
開催中は何かと忙しくて商品をじっくり見る時間もありませんでしたし、何より当時はまだR750K4が手元に届いてなかったので、これほど外装のコンディションがいい個体だとは思ってもいませんでしたし、それになにより、商品の単価が非常に高価(たつを基準)なこともあって、自分には縁がない商品だと思っていたのですが…
ところが、納車されたR750K4は4年前のバイクとはとても思えない程奇麗で、私にしては珍しく、「この外装をなんとか維持したいなぁ…」なぁんて気持ちが芽生えてしまい(笑、「俺が洗車かよ!」などとつぶやきつつ、暇をみてはフクピカでフキフキする毎日だったりして…(笑
で、ライディングスクールではハンドメガホンを肩からぶら下げてバイクに乗る事が多いんですけど、これが揺れてタンクにガンガンと音を立てて当たるんですね(泣 R750Lの時も結構気になってたんですけど、R750K4に至っては気になって仕方がない!ってことで、清水の舞台から飛び降りるつもりで、タンクカバー&タンクバッグをオンライン注文してしまいました。
メモを読み返すと、4月の7日にオーダーしたみたいですが、生憎私のモデルに適合する商品が国内に在庫がなく、本国へオーダー→予定納期4月末〜5月上旬→届いたのが5月半ば→昨日ようやく装着(汗 ってな流れだったようです。
商品には保証書とともに簡単な説明書が添付されていましたが、車種別専用の説明書ではありませんでしたので、何かの参考にでもなればと思い、一応装着の流れをレポしておきます。…結局、着くようにしか着かないと思いますけども(汗
開梱するとこんな感じ。とても丁寧に梱包して下さってます。 上にはタンクカバーと保証書類、その下にはタンクバッグが入ってます。 |
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ビニール袋から取り出すとこんな感じです。 バイクの部品は車載状態だとそれほど大きく感じませんけど、単品にすると結構大きいなぁ〜って思いますね。 GSX-Rの文字はプリントではなく刺繍、ストライプもプリントではなく、色違いの革を重ね縫いしてます。 |
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裏地はこんな感じ。 手触りもとてもよく、タンクに傷がつく事はなさそうですが、雨が降ると結構水を吸いそうですので、私のような露天駐輪場だと、年に何度か洗濯して虫干しした方がイイかもしれません。 |
ってことで、さっそく装着に取りかかった訳ですが、撮影の段取りが悪くて、流れをちゃんと押さえてなかったり…(汗
大まかな流れを書くと、
って感じです。タンクサイドの黒い樹脂製のカバーは取り外した方が装着は楽な気がしましたが、スタビドライバが見つからなくって、今回はそのまま作業しました。
これは左右にあるフック部分。タンクエッジにこのフックを引っ掛け、ストラップを締め付けて位置を合わせていきます。 あ、このフックは金属ですので、本気で傷などを気にする人はフックが当たる部分をカッティングシートなどで養生するのが宜しいかと。 【08.05.22】訂正 すみません、フックの素材は硬質プラスチックでした(汗 |
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こっちはタンク後端部。ヒンジを避ける切れ込みなどがあった方が更にフィット感が増すような気もしますが、このままでもシートは問題なく装着出来ます。 こちらはフックではなく、ストラップをバックルに通し、締め付けて装着。 |
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タンク内側から覗くとこんな感じ。 この取り回しだとヒンジの動作には何の影響もありませんので、前方のストラップを外せば、今まで同様、タンクを持ち上げる事が出来ます。 |
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で、最後は前側のストラップをフレームのネックに通します。 ハーネス類が通ってますので、その下側をくぐらす事と、フレーム側のハンドルストッパーに近い位置なので、噛み込まないように注意します。 |
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こっちは逆側ですね。右から通したストラップを左のバックルに通し、グイっと締め付けます。 こちらもハーネス&スロットルケーブルが通ってますので、ガイドの金具を一旦外し、下側にストラップを通します。 …黄色い駐輪場ステッカーが完全にストラプの陰に…(汗 |
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締め付けが終わったら、忘れないようにガイド金具を戻します。 | |
ついでに他の作業も実施したので、時間がかかって光源が移動しておりますが(汗、装着前後の雰囲気はこんな感じです。タンクのストライプが微妙に違うなぁ…(笑) 時間に余裕があれば、タンクは単体で下ろし、サイドの黒い樹脂カバーも外して、横と後を先に位置決め→タンクを戻して前を位置決めって流れがいいのかも。 けどまぁ、丁寧に作業すれば車載状態でも特に作業に支障は出ないと思います。 それと、余ったストラップは切れ!っと説明書にはありますが、私は適当に束ねて折り込む事で対処してます。 |
っとまぁ、作業自体は2時間もあれば余裕で終わると思います。やっぱ、タンクが持ち上がるってのは整備性が抜群にイイですね。
タンクの保護って意味での効果はまだスクールで利用してないので何とも言えませんが、ざっと乗ってみた所、下半身でのホールドが異常にやりやすくなります。ジーンズでもしっかりとブレーキ時に踏ん張れるし、ニーグリップ部のワンポイントクッションのおかげで、外足でタンクを倒し込む操作が非常にやりやすくなりました。
車種専用設計ってことで、フィッティングは完璧!っと言いたい所ですが、微妙にカバーの長さが足りない位置があったり、給油口のくり抜きがど真ん中にこなかったりと、それなりにアバタもありますけど、相対的にはいい買い物だったんじゃないかなぁ…っと思っております。
掛かった費用:
おまけ:
革のカバーがタンクにかぶさる事で、マグネット式のタンクバッグが使えなくなります。もうかれこれ10年近く使っているタンクバッグは老朽化が著しかったので、カバーとセットで購入しました。
バグスターさんのタンクバッグも沢山種類がありますが、12L〜21Lで容量可変のMINEAってモデルをチョイス。一応ちゃんと機能を比較して選んでますが、オーダーの際の決めては頭の中で鳴り響いたジプシーダンス@DQ4だったことは内緒です(笑 ディパックのような肩ひもがバッグ裏面についてますんで、ツーリング時の持ち運びにも便利 …だと思ってこれにしたんですけど、最近ツーリングしてないしなぁ(汗 スクールではベンチにおきっ放しだし… |
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別角度から。 単品だとイイ値段がしますが、これといって特徴がある訳ではない、極普通のタンクバッグです。最上部のマップケースがベルクロでしかアクセス出来ないので、ちょっと使い辛いかも。 前方2点をカバー付属のワンタッチループに通し、後部2点をワンタッチバックルでカバーに留めます。 |
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後部2点のバックルを外し、前方に倒して給油出来るらしいんですけど、中に荷物が入ってるとどうなんだろうなぁ…(汗 この辺はまたおいおい追記しようかなぁと思ってます。 |
【08.05.22】追補
春から夏に向けて少しづつ気温が上がってきましたが、直射日光があたると革に結構柔軟性が出て少し伸びてくるようで、少しづつ増し締めをする余裕も出てきたみたいです。施行の際は、気温の下がる夜間よりも、日中に施行するのが上手くタンクに被せるコツかもしれません。
【08.07.03】追記
全景が写っている写真を載せるのを忘れていたので、直近のものを。
クリックで拡大
この外装にK6のマフラーって組み合わせが実現出来れば最高何だけどなぁ…
【11.06.19】追記
タンクを上げるたびにストラップを外さないといけないのがだんだん面倒臭くなてきたので、タンクを止めるボルトのステーを抱き込む形で、フロント側のストラップを締めて見ることに。 カバーの前側が多少たるんでしまうのですが、ボルト2本外すだけでタンクを上げられるようになったので、当面はこれで使ってみます。厚物が縫えるミシンがあればなぁ… |
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