●予備タンデムステップを利用したショートステップ化

右がオリジナル、左がタンデムステップを移植したショートステップ

　購入時からなんとなく「俺のRってステップが長いよなぁ......」などと思っていました。で、自分のRをしげしげと見ていた時にふとタンデムステップに目が行きます。「このステップってどっかで見た事があるような......」そうです。R400やRGV-γのステップと殆ど同形状（というか、鋳型は共通でバンクセンサー部分のタップや折り畳み用の切り欠き加工などの後処理が違うだけだと思う）なんですね。

　実はずいぶん前に一度試しに移植した事があったんですが、角度なども全く問題なさそうです。けど、そのために新品部品を取り寄せるのも馬鹿らしいのでそのままほったらかしにしていたのですが、ご厚意でノブさんよりRの予備パーツを大量に頂き、その中にタンデムステップが入っていた事を思い出しました。

　

	こちらは裏側からのショットです。実質的には1cmぐらいしか短くなってないですね。（笑）
	これはオリジナル。
	で、こっちが交換後。

　改造からは少し離れますが、こうやってタンデムステップをフロントに移植できるって事は結構メーカーも考えてるというか、転倒時のリペアパーツを予め車載してるのと同じですよね。＞やるな、スズキ！（笑）

　あ、この年代のスズキのステップ裏面は通常「割ピン」で固定されています。けどこれってせっかくリペアに使えるのに工具がない為に外せないってオチに繋がりますので、βピンへの交換をお勧めします。（盗難の可能性はグンと上がってしまいますが、誰も盗まんでしょ、こんなの（笑））

　で、肝心のショートステップの効果は…　コースを走ってないので今のところ不明です。（笑）