90年型GSX-R750Lにはメーカー標準でステアリングダンパーが実装されています。750では86年のRR以来で、しかも見た目はかなり格好イイものです。(タンク左下フレームに沿って実装)
が、納車整備の段階でこのステダンは撤去してもらいました。(勿論、パーツは手許に残っています)
撤去した動機は、パイロン系の低速コースではステアリングの初期動作が非常に重要なので、それを押さえ込むパーツは目的から外れる物だったからです。最初は付けたママで、必要だったら外そうかとも考えたんですが、どうせ取るなら最初からの方が変なクセも付かずに宜しいかと。
外したダンパーをストロークしてみると、オイルが抜けてエアが混入しているのか、グ〜〜〜〜、スカッ!、グゥ〜〜ってな動作をしておりました。(笑)実装状態だとかなり恐いかも。減衰も固定だしね。ノーメンテの方は一度チェックをお勧めします。2万キロでオイル抜けって.....。OHできるならまだしもねぇ。
外した状態でしか乗っていないのですが、切れ込んで恐いとか、直進安定性が落ちるとか、そういった症状は一切ありません。これがスズカやTIでも走れば欲しくなるんでしょうけど、これについてはもう少し先の話になりそうです。あ、勿論ギャップ越えではあった方が安心です>ステダン。けどまぁ、公道では収拾がつかなくなるような走りはしませんから。(制限速度を破らないという意味ではありません(笑))
ちなみにステー等一式の撤去で約950gの軽量化になります。(実測値)
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