【06.10.16】
ってことで、オートバイは雨の中も走ることを前提で作られていますから、防水や防塵などを目的として、至る所にゴムのブーツやカバーやシールが使われています。目的が目的ですので、劣化や破損などが起きると、水やホコリや泥が侵入してしまい、色々と不都合が起きて来ます。
長年の使用で破損してしまったリアマスターのゴムブーツ。かかとで車体をホールドするといつの間にか擦り切れてしまうみたいですね… | |
で、本来シールされている部分に穴が開くとそこから水が入ってしまうのですが、殆どの場合、入った穴からすぐに抜けていくようにはなっていませんから、長期間にわたって水が溜まってしまい、このように各部にサビを呼んでしまいます。 内部のスナップリングを抜くとピストンが出て来るので、今回は組んだまま、CRCにて洗浄を実施。 | |
ブーツの内部にもかなりサビが沈殿してますね(汗 こういうのを見ると、早めの対処が以下に大切かがよく分かります。 | |
面倒くさかったので今回は車体に組んだまま交換しました。 | |
構成部品はこんな感じです。 左下のβピンは、ノーマルでは普通の割ピンですので、初めて作業するならステッププレートを外す必要があるかも知れません。 |
あとはサビを落とし、摺動部&新しいゴムブーツにグリスを塗って逆手順で組み込み。交換後はこれといってなんの変化も無いですが(笑)、あのままサビが進行するといずれマスターのO/Hが必要になりますので、僅か160円やそこらで少しでも延命出来た方が財布には優しいですし。←相変わらずTOTOに当らないらしい(泣
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