リアブレーキのOHをしてもらった時に、「ハブダンパ、かなりスポスポになってたよ!」っとSBS店長に言われていたのですが、スプロケを持って揺すってみてもたいしてガタは出てなかったので聞かなかった振りを続けていました。(笑)が、1月程前から、加速時に「ガクッ!」っとショックが伝わる事が多くなってきました。最初はスロットルワイヤの伸びかなぁ...なんて思っていたんですが、きちんと遊びはゼロ(厳密には極少の遊びはとってます)になってる。チェーンの遊びもほぼ適正。う〜〜〜む、ひょっとして....なんてスプロケを揺すってみると見事にガタが!!!
どうもヘタる時は一気に症状が進行するようですね。TIの走行予定も入っていたので急いでダンパを発注し、走行前日夜にバタバタと取り替えました。夜の露天作業はあんまりやりたくないんだけど、ま、仕方がない。というわけで作業中の写真は無しです。
リアキャリパを外し、リアフェンダーを外し、アクスルを抜き、ホイールを外し、スプロケットハブを引き抜きます。取りあえず逆さまにしても落ちてはこなかったので完全に「終わり」って感じではありませんでしたが、新品と比べるとかなりハブのはまる隙間が広がっていました。毎度の事ながら新品のダンパーにハブを差し込むのには苦労します。(笑)写真中央の隙間に薄くシリコングリスを塗り、グイッと体重をかけて組み付け完了。あとは逆に組んでゆくだけなのですが、一人でアクスルを通すのはしんどいです。毎回泣きが入るな、ほんと。>タイヤが重くてねぇ。
ま、なんとか1時間程度で交換/組み付け終了。本来であれば試走と行きたいところなんですが、翌日がTIということもあり、就寝のため断念。念のため、各部の締め付けは3回ぐらい確認しました。
で、明けて早朝5時出発。暖気終了して走り出した最初の感想は、「リニア」の一言。スロットル操作がダイレクトに後輪に反映されるのはほんと、気持ちイイです。で、ついついオーバーペースになると。(笑)やっぱ、早朝の高速道路は気持ちイイですね。少し寒いけど。(笑)
ゆっくりと発進する時に「カクン」という感じのショックを感じるようになってきたので、シーズンインへの前整備ってことで約2年ぶりにハブダンパーを交換しました。前回の交換時のオドメーターが38900km、今回作業時のオドメーターが60800kmですので、約22000km走った計算になります。写真の通り、古いダンパーも見た目はそれほどヘタった感じはしないのですが、アクスルを締め付けた状態でスプロケットを回転方向に揺すると若干ガタが出てました。交換作業の写真はバタバタしていたので今回も割愛ですが、普通にリアホイールを外してスプロケットハブを引き抜き、ダンパーを入れ替えるだけです。
で、交換後の印象は… 芸がないですが、やっぱりリニアの一言ですね。(笑) まぁ、元々がそれほどヘタってない事もあって、すぐに慣れちゃうのですが、発進時の嫌なショックも無くなり、ノークラッチシフトでのシフトショックも少なくなりました。K型以前のR750のハブダンパーは5個(スプロケット固定ボルトも5本)なのですが、RK以降は6個に容量が増大されていますので、ヘタリはそれほど早くないのかも知れませんが、単価が490円/個と結構安いので、車検の周期で交換するのもイイのかも知れません。
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