結構有名な話ですが、倒立フォークが採用されはじめの頃のGSX-Rのフロントフェンダーの裏側には、かなりしっかりとした鉄製のブレースが嵌め込まれています。かなり昔、フロントのブレーキホースをメッシュに交換した際に、ノーマルのブレーキホースをクランプする部分をサンダーで切り落としていたのですが、昨年春頃、何かの作業のついでにブレースを丸ごと取り外したことを思い出し、急遽ご報告ってことで。(笑)
もうかなり昔の話なので、外したことによって走行フィーリングがどう変わったのかはすっかり忘れてしまっておりますが、外す前に危惧していたような剛性不足などは特に感じることはありません。っつか、何も変わらなかったような気もします。(笑)位置的に、正立フォークでいうところのスタビライザーを兼ねている部品だと思うのですが、それほど操安に影響する部品ではないのかもしれませんね。
ちなみに、写真に写っているブレースの重量が約500gです。で、矢印部分には樹脂フェンダーを固定するためのナットが溶接されていますので、別途M10のナットを用意する必要があります。手元にあったステンのナットが10g/個でしたので、差し引き480g程度の軽量化となります。
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