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●90年R750国内仕様と欧州一般仕様の違い

 なんてひっそりとした場所にあるコンテンツなんでしょ。(笑)きっと誰も読んでないだろうな。

 あまり大々的には書いていませんが、私のRはいわゆる逆輸入車です。とはいっても、逆輸入モデルを指名買いした訳でもなく、単に巡り会ったRが逆輸入車だっただけなのですが。

 しかし、この国内馬力の自主規制ってのも変な話ですね。かなり無理がある規制だと思います。わざわざデチューンするコストを国がメーカーに押し付けている訳で、それは最終的には我々「ユーザー」が被る事になるんですから。どんな利権があるのかは知りませんが、お役所という所は自らの権限を縮小するのに、ほんと、抵抗するようですね。

 .......話がそれました。今でこそ逆輸入という手法が一般的になっているバイク業界ですが、80年代はまだそれほどでもなかったそうです。Rに関していえば、1100はそのデビューから逆輸入でしか手に入らなかった=事実上、メーカーが一枚噛んでいたらしいのですが、750は「国内では国内モデルを売ってくれ!」との強いお達しが販売店に当初から流れていたそうです。ですので、750の逆輸入車は96以降を除き、殆ど国内には走っていません。それは私の乗っている90モデルも同じで、パーツリストを取り寄せるのにもかなりすったもんだがありました。(マジ)

 スズキ曰く、「日本に走っている訳がない」んだそうです。(笑)なんじゃそりゃ? けどまぁ、なんとか取り寄せる事が出来ました。(確か2000円ぐらいだったと思います)で、同時に国内モデルのパーツリストも取り寄せ、仔細に眺めると結構色んな事が分かって楽しいですね。特にこのパーツリストは2冊ともJ〜Lまで3代に渡って掲載されていますので、マイナーチェンジの履歴もはっきり分かって余計に面白いです。(ちなみにGSX-R750AKとは速度警告灯装着車の事です。この年に認可基準が変更になったのか、標準モデルには警告灯なし、OTで付けられた(確か+10000円)筈です。今もかな?ただ、わざわざ数の出ない警告灯装着車にまで型式を与えている所がメーカーの試行錯誤というか、運輸省とのしがらみが見て取れますね。「売るつもりがある」って意志を見せないといけなかったんだろうなぁ)

 前置きが長くなりましたが、かいつまんで国内Lと欧州一般Lの違いを書いておくと、

国内L

欧州一般L

最高出力

77ps/9500rpm

116ps/11000rpm

最大トルク

6.8kgm/7000rpm

7.97kgm/9500rpm

IN/EXカムシャフト

リフト量が少ない

リフト量が大きい

エアクリーナエレメント

開口部が小さい
品番:13780-17C10

R1100と同じ
品番:13780-17C00

メインジェット

#100

#117.5

ジェットニードル

6ZE11-3

6ZD7-3

ニードルジェット

P-0

O-8

パイロットジェット

#35.0

#37.5

パイロットジェット戻し量

1 1/2回転戻し

1 1/2回転戻し

マフラー

エキパイ〜テールエンドまで共通部分なし

国内L

欧州一般L

変速比

国内K型と同じ

国内J型と同じ

1

2.769 36/13

2.769 36/13

2

2.062 33/16

2.062 33/16

3

1.588 27/17

1.647 28/17

4

1.315 25/19

1.400 28/20

5

1.181 26/22

1.227 27/22

6

1.095 23/21

1.095 23/21

1次減速比

1.744 75/43

1.744 75/43

2次減速比

2.866 F15 R43

2.866 F15 R43

国内L

欧州一般L

イグナイタ

品番が違う

品番が違う

ウィンカー

小さい

馬鹿でかい

国内L

欧州一般L

フロントサスペンション

アッセンブリーで同じ

リアサスペンション

品番が違う

品番が違う

カウリング

多分同じだと思う

輸出専用色はこのモデルには無いはず

....ざっとこんな感じですかね。それにしてもこれだけ作りわけるのもメーカーも大変でしょうな。知りたい部品番号などがあればご遠慮なくメール下さい。車検証のコピーはお渡しできませんけど、品番で発注をかければ届くケースも多いそうです。


【01.01.21】

 ちょっとしたきっかけで、国内外のL型のカムのリフト量(正確にはカム山の高さ)を調べましたので、一応書いておきます。

GR7AA (欧州L)

GR7AC (国内L)

GR79C (国内RK)

インテークカム

33.878-33.918 mm

33.586-33.644mm

33.876-33.936mm

エキゾーストカム

33.533-33.573mm

32.872-32.932mm

33.589-33.649mm

 カムタイミングは全て同じで、

ってな感じになっています。ベ-ス円の大きさ及び、山の立ち上がり位置は同じで高さだけがそれぞれ違うって感じですね。数字をパッと見ると、なんだぁ、僅かコンマ幾つの違いなんだねって感じますけど、この時代のRはロッカーアームでバルブを駆動しますから、「ロッカ-比」も考慮しないと実際のバルブリフト量は比較出来ません。国内外のLのそれぞれの公差が一番大きくなるケースを、ロッカー比を1.2程度で計算してみると、インテーク側で、0.4mm弱、エキゾースト側で0.8mm強、バルブリフト量に差が出る事になりますね。排気側は結構違います。また、前述のとおりジェットもかなり絞ってます。

 ただ、相対的に見るとカムの違いによる馬力規制よりも、ジェッティング/マフラーによる馬力規制の方が影響が大きいんじゃないのかな...っと個人的には思います。輸出モデルのマフラーは単に音量を規制しているだけですが、国内モデルは加えて馬力も規制する部品ですので、リプレイスマフラー+ジェット+エアクリの交換でかなりのパワーは戻ると思います。ストロ-クなどは全然違いますが、J型などはそれだけで後輪90ps程度は出るそうです。改造などの参考になれば。


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