【06.06.12】
また随分と長いタイトルですが…整備中にバイクを倒しケースカバーを割るという、かなり情けない事態に陥ってしまった訳ですが、Yahoo!さんのオークションで安く落札した、GSF1200系の物と思われる転倒傷のあるカバーをアルミ系のパテでさくっと補修、換装するついでにGSX-R系のカバーとの違いをメモしておこう… ってな企画だったのですが、あっさり頓挫。 …ダメじゃん(泣
けどまぁ、せっかくですので、一応レポートしておきます。
割れたカバーを応急補修したR750のケースカバー。 新品がもう少し安ければこんなにバタバタしなくても済むんですけどね… 貧乏は嫌だ(泣 |
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カバーを剥ぐって新しいカバーをあてがってみたところ。こうして見ると銀色のカバーも悪くないなぁ…って気がしますね。 で、ガスケットを脱脂して、本格的に装着の準備に取りかかろうとしたところ… |
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…あれれ?? ダメじゃん(号泣 |
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予想外の事態に慌ててガスケットをあわせてみると、9本のネジ穴のうち、セルモータ部分(写真だと一番左)の形状が合いません(泣 | |
その部分の拡大図。 穴位置で実寸5mm位でしょうか、750系のカバーから外側に広がってます… とほほ(泣 |
仕方が無いので、緊急補修済みのR750のケースカバーをもう一度しっかりと補修して当面の間しのぐ事にしました。
クラック部分だけでなく、斜めにカットされたカバーの全面にパテを盛って強度を確保。 | |
裏側も、リブの窪み全面にパテを盛ってあります。 |
再補修前のR750用スタータカバーの裏側。ちなみに、R750RKのカバーは一般のR750系エンジンには装着出来ない筈です。(穴位置は合いますが、スタータのワンウェイクラッチのサイズが異なるため、裏側で干渉してしまい、締結が出来ません。 | |
同じく、GSF1200系用と思われるスタータカバーの裏側。リブも何も無い、完全なプレーン形状です。 けど、エンジンがむき出しなネイキッドにこそ、リブが必要なようにも思いますが… 中央部には48Bの刻印がありますので、ガスケットの品番からすると1100/1200系で間違いなさそうです。 |
形状から察するに、たった5mmを「動かさざるを得なかった」のは、セルからの駆動をクランクに伝えるアイドラーギアの大きさや歯数(750は12/52、1100は12/53)が原因っぽいですね。ケースカバーは一応セット出来る=アイドラーの中心位置は同じですし。セルモーターの品番も違いますので、750のモーター&アイドラーギアの減速比のままだと1100系のクランクを回せなかったんだろうなぁ…なんて想像しております。開発の順番が逆なら、きっと同じ部品だったろう…なぁんて思ったりもしますが(笑)、その真面目な開発姿勢には少し感心してしまいました。
結論:
…この余ったスタータカバー、誰か要りませんか?(笑)
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