80年代後期からスズキ系のオートバイに純正採用されたミクニのBSTキャブレター。「スリングショット」というペットネームが与えられた通り、それまでの円柱ピストンから板+班円柱にピストン形状が変更された事により、負圧変化に大してのレスポンスが飛躍的に向上した……らしい。(笑)
4st/2st問わず採用された事に加え、YAMAHA車にも類似キャブが納入された関係で、内部パーツが流用できるようであれば、負圧キャブのセッティングにもかなり幅を持たす事ができるのでは?っと思い立ち、地道にデータを集める事にしました。
基礎的なBSTキャブのデータは以下の通りです。
基本的にBSTキャブのMJは「丸大」と呼ばれる形状で共通。
MODEL |
シリンダ排気量 |
キャブモデル |
MJ |
PJ |
針 |
筒 |
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GSX-R750L 国内 |
187 |
BST38SS |
100 |
35 |
6ZE11-3 |
P-0 |
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GSX-R750L 欧州一般 |
187 |
BST38SS |
117.5 |
37.5 |
6ZD7-3 |
O-8 |
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KATANA250 |
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5DF5-3 |
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