●BIKERS STATION 2001年5月号(No.164)

　「スズキ油冷エンジンの17年」という巻頭特集が載っています。

　恐らくスズキのコレクションホールから借り出したのであろう、スーパーミントコンディションな初期型のR750大解剖と、スズキの歴代油冷エンジン搭載車、そして、新作エンジン搭載のGSX1400の特集です。

　いやぁ、こうやってみると初期型のRの造型も捨てがたいものがありますな。シャクレの入ってないアンダーカウルも精悍だし。タンク上から見下ろしたエンジン/フレーム周りの景色がとてもイイ感じ。私のRもそうなのですが、跨がって膝頭あたりにシリンダヘッドが鎮座している景色に慣れてしまうと、最近のスーパースポーツのツインスパーはなんか物足りなくなっちゃうんですね。（笑）　もっとも、運動性能的にはNGなんでしょうけど。

　けどやっぱ、「油冷特集」となると焦点が広がりすぎるのか、若干散漫な印象も受けた特集でした。GSX-R特集となると水冷も入っちゃうし（嫌いではないです＞水冷R）、「油冷GSX-R特集」、それも全モデル変更点詳細なんてコアな特集をしてくれると嬉しいんだけどなぁ…（きっと無理）