![]() 少し前のスズキロードスポーツのブレーキレバー(4段階調整)
ま、そんなご大層なコンテンツでもないんですけど、先日ブレーキレバーのガタが妙に気になり始め、思いきってノッカー部分からレバーを交換しました。このRに乗り始めてかれこれ3年弱。私が走った距離もまもなく30000kmを迎えようとしています。この間にブレーキレバーを交換したのは2回ほどあったはずなんですが、そのどれも交換したのは分割部分から先の部分だけで、レバーの根本側のノッカー部分は未交換だったんですね。効果はかなり「劇的」で、微妙なコントロールがとてもやりやすくなりました。 可動部分には適度な隙間、すなわち「クリアランス」が必要なんですけど、その隙間が大きくなり過ぎると一転して「ガタ」として感じられるのが難しいところです。特にブレーキレバーなんて物は四六時中操作する部分ですから、1回の操作で消耗が少なくても、年月を重ねるとそれなりにガタは大きくなってくるようです。
で、さらに考察をすすめると、現行のスズキのブレーキレバーがかなり理にかなった造りになっている事に気付くと思います。よくRC30のブレーキレバー&マスターシリンダが純正流用での定番として取り上げられますが、実はスズキのマスターもおなじNissin製でして、マスターのシリンダ径も同じ5/8インチ。さらにいえば内部パーツも完全互換があります。じゃ、どこで「タッチ」の差が出てくるのかというと、(レバー形状の違いによるレバー比を無視すれば)「関節」の数なんです。昔のスズキのレバー(カワサキも同じ)は上図のようにレバー距離調節の為にマスターとの締結部分以外にもう1ケ所ボルトで締結されています。ここも同じく稼動部なのでクリアランスが必要になります。つまり、それだけ「ガタ」が発生する箇所が多くなるんです。 対してRC30タイプに代表されるレバーは、マスターとの締結部分にレバー距離調整機構を組み込んだ造りになってますので、関節は必要最小限の1ケ所で済んでます。これが好フィーリングをもたらしているんですな。新しいスズキのレバーも(見た目は違いますが)構造はほぼ同じになりました。パテント絡みもあるのかもしれませんが、レバーの距離を調節したいという要求を一番理にかなった形で実現することを決断したスズキは偉い! .....っつ〜か、80年代から採用しているホンダがやっぱ一番偉い。(笑) 余談ですがスズキ/カワサキ系のマスターにホンダ系のレバーを装着する時はブレーキスイッチ部分に若干の加工が必要になります。装着自体には何の問題もありませんので、緊急時には十分に流用可能です。ホンダユーザーは多いですからね。(笑) 【02.02.21】追記
まだ手許に届いてないので詳細な写真が撮れませんが、現行スズキのロードスポーツ車のブレーキレバーはこんな感じです。マスターごと換装するか、レバー部分のみの換装にするかは現在未定。 ....っつか、換装の必要はあるのか?(笑) 【02.03.03】追記 ![]() 新旧レバーの比較写真。全長、レバー比などは同じ。 痛恨のSRM(泣)の前日にブレーキレバーを交換しておりました。上の写真でも分かりますが、レバー比などは新旧レバーとも全く同じでノッカー部分のボルトのサイズも同じ。心配していたブレーキスイッチの位置も全く同じでしたので、面倒なマスター交換では無く、レバーのみの交換としました。 ほぼ新品ノッカーの旧レバーとの比較ですが、これまた劇的にタッチが向上。レバーの距離の調整範囲も4段階から6段階に増えますので、転倒時のコストアップ(1本2900円@SBS)と、ノッカーが分離できない事による車載時のスペース圧迫にさえ目をつむれば、ほんと、お勧めの姑息チューニングです。(笑)一部のヤマハ車とも互換性がある事が判明しましたので、騙されたと思って是非。
【02.03.10】追記 さらにどうでもイイ追記ですけど、最新型のスズキ系レバーには、ブレンボなどと同じように、転倒時に破損を必要最小限にとどめる為の「切れ込み」が予め入っています。今回の転倒でもここから綺麗に折れたお陰で自走不能となる事はありませんでした。(ま、予備レバーは積んでたのでその場で付け替えたんですけどね) 根元から折れて予備レバーがないと出先ではかなり辛いですから、理にかなった機能だといえると思います。
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